カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

ジャンボなお雛様は地域の絆・高取町雛巡り

2014年03月04日 | イベント

 

  

今年新しく登場したジャンボなお雛様は、なかよし広場と呼ばれる場所にあった。この地区は観音寺地区とのこと。

こんなに大きなお雛様を作るには、地区の人たちの力をあわせた賜物であることがよく分かる。昨年まではジャンボなお雛様は、清水谷と上子島の老人パワーで作られた干支のお雛様と2つであったのが、今年はまた一つ増えた。

ますます高取町の結束が深まっていくようで、中心になって実行される天の川の世話人さんの働きも並大抵でないものと思う。

 

 

新人のお雛様は観音寺地区の方々の協力の証。お澄まししていてとても可愛い。 

 

綺麗な町並みを上へ上へとのぼり、ずいぶん離れた清水谷へと歩く。昨年行っているので、慣れた道である。 

      

お里澤市のお墓のある菩提所に立ち寄り、手を合わせてきた。途中屋外にも花で作った苔玉雛を今年も見ることができた。陽射しに恵まれていたのでネコちゃんが、のんびり道行く人を眺めていたりした。 

    

清水谷地区の絆広場のお雛様は、すわり雛でまろやか、ふくよかで可愛い。きっとこの地区の人たちも、何日もかけて寄り合いながら製作したのだろう。出来上がったお雛様を見ていると、それに関わった人たちの、賑やかな製作風景が目に浮かんでくるようだ。近くの氏神様の絵馬が今年もお雛様と一緒に威勢の良い馬の姿がきっと良い運気を呼び寄せてくれるだろう。 

 

最後に行ったジャンボ雛様は、今年の干支の馬雛様である。元気広場に来て、毎年元気をいっぱい頂いて帰ることができる。 

  

すっと首筋を伸ばしたち雛様である。遠くを見詰める目は、この町の一番高いところにあるジャンボさんだから、下に広がる田畑の豊作を見守っているに違いない。

ここで、お善哉を頂いて帰ろうと思っていたのだが、もう売り切れとのこと。商売繁盛もよかったねと独り言。 

この上子島から右手にいい道ができているので、壷阪寺の下まで一気に走りぬけることができる。

ジャンボ雛さんたちに貰った元気で我が家方面へと車を走らす。天候に恵まれた何よりの日だった。

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コメント
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