♪ こぶし咲く
あの丘 北国の
ああ 北国の春 ♪
・昔の人は、この花の開花時期から
農作業のタイミングを判断したり、
花の向きから
豊作になるか否かを占ったりした。
(種まき桜と呼ぶ地方もある)
・つぼみが開く直前の形が
子供のにぎりこぶしに
似ているところから
この名前になったらしい。
また、辛夷の実は
ゴツゴツしており、
その実の具合から
「こぶし」と命名されたのでは、
との説もある。
・白い花で、花びらの幅は狭い。
全開する。
白木蓮より小さい。
葉に先立って開花。
・花の下に小さい葉を一枚つける。
・細長い花びらが10数枚あって
垂れ下がるさまが、
神前に供える玉串の
「四手」に似ている、
「四手辛夷(しでこぶし)」や、
ピンク色の
「紅辛夷(べにこぶし)」
もある。
・花のつぼみを摘み取り
乾燥させたものを、
同じ漢字で
「辛夷(しんい)」といい、
生薬(しょうやく)の一つに
数えられる。
風邪による頭痛や
鼻づまりなどに効く。
・別名
「田打桜(たうちざくら)」
昔は、コブシが咲くと
田植えを始めたことから。
・3月24日の誕生花(辛夷)
・花言葉は「信頼」(辛夷)
季節の花 300から「こぶし」についてコピーしました。
久しぶりで、自分の足で家から辛夷の花の咲くところまで歩きました。
平気だった坂道がかなり辛く思いました。でも「白い花」へ「白い花」へと1歩進めば必ずそこに近づくのだと自分に言い聞かせて・・・
暫くの体調不良でウォーキングをしなかったら、こんなにも歩くのがつらくなっている自分が情けなくて、いいお天気と強い風に励まされて、白い白い花をいっぱいにつけた、辛夷の木までを目当てにして歩きました。
白い花が優しく迎えてくれました。歩いてよかったと、少しづつ取り戻す体力を嬉しく思っています。