昨日の雨の時傍を通りますと、全体に薄いピンクが朧に見えていました。
今朝家から桜のある方を見ましたら、建物の間に朝日に照らされて開花した枝垂桜が見えたので、早速カメラを持って能面道路を渡って行ってみました。
金剛山を背景にして、母屋をすっぽりと覆うように咲いているのが近づくにつれいい姿をみせてくれます。
屋根にも椿にも庭にも、やさしい枝からピンクの春が降り注ぐようです。 だいたい7分咲きぐらいでしょう。もう3日もすると花の1番いいときに出会えそうです。通りかかった人も、携帯で枝垂れの美しさをいただいていきます。
屋根に触るのでいくらか枝を伐りましたと、昨年見せてもらいに行った時、この家の人が言っておられましたが、詰みすぎる枝がなくなった分、太陽にもよく当たるし風通しもいいのか、今年もとても華やかに咲いています。
南側の枝の方が、田んぼに伸び伸びとして見えます。向こうは関西電力の配電所です。
花簪が空から下がってきているようで風が吹くとかすかに揺れるのが優雅です。
庭に入らせてもらって、真下から見上げますと空に代わってピンクのヴェールの下に立っているような気がします。太い幹がどっしりと長い年月見る人を楽しませてくれた証でしょう。
枝垂れの下に咲く花たちです。椿・白い水仙・黄色い水仙・雪柳。どの花も大切に育てられているのがわかります。
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