10年くらい前に初めてここに来た時に、花木の里の花盛りの美しさに、「桃源郷」と記録し、毎年春にやってくることを楽しみにしています。
今年は、いろいろあったから行けるかどうか気にしていたが、少し前のお天気続きの日に体調ももよく、やっと今年もこの朧な景色を見ることができました。
今年は先程花木農家の友人から電話があって、しばらく家を留守にしていたら、サンシュユも啓翁桜も満開になっていたのよ、と知らせてくれました。
私が行ったのとあまり変わらないのに、急に気温が上がったので、啓翁桜は一斉に目覚めたのでしょう。
明日ぐらいはこの画像より一層ピンクの混じった、桃源郷そのもののような風景に出会えることでしょう。
右の手前は啓翁桜のつぼみです。吊橋の渡ったところの淡いピンクは、梅の花なので、明日明後日になると、梅と啓翁桜とサンシュユが3拍子揃って花木の里「川岸」は春爛漫の朧な里になるでしょう。
手前の仄かに赤いのは啓翁桜のつぼみです。これが今日満開だそうです。
堰堤に沿って啓翁桜が植えてあるのですが、まだ開花していないのでサンシュユの独り舞台のようでわずかに梅が左の方に色を添えています。
毎年この釣り橋をゆっさ・ゆっさと揺られながら、対岸のサンシュユの林に入っていくのだけれど、今年はこちら側からゆっくり楽しみました。