カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

甘い香りが降り注ぐ花園 金剛寺③

2018年04月23日 | 我が町

 

 

馥郁とした香りの主は、キモクレンです。

高木ですのでまるで頭の上から、天女が香りを振り撒いての、おもてなしのようです。

      

画面を大きくしてご覧ください。

この季節より1か月くらい早く、白木蓮や、シモクレンの木立をあちこちで見ましたが、

こんなに甘いいい香りのする花を咲かせてはいません。

 

 

 

 

牡丹園の高い空間をクリーム色の花が無数について、これからがこの黄木蓮の香りの季節でしょう。

 

       

オオヤマレンゲの蕾を大きくしてご覧ください。

この花の蕾の開花が始まる時、これもなんとも言えない甘い香りがこの上から漂ってきます。

標高の高いところで育つ木ですが、金剛寺さんでは、先代・先先代のご住職の時から大切に育てられ、現住職もそれを

とても大切になさっています。

 

今回は牡丹や、その他の沢山の花と共に、香りを楽しむことができました。

山門を入って、境内へのくぐり門の所に咲く、白藤がいい香りのお出迎えです。

蜜を求めて、蜂もぶんぶんです。

白藤にたかっても人には襲ってきません。

 

ボリュームのある白藤が香りと共に、いい日影を作ってくれています。

今年はこの日影は急に訪れた暑さを遮ってくれて、これもいいおもてなしです。

 

牡丹園の北西の隅に咲いている藤です。少し色が寂しいですね。

でもいい香りです。

 

 

 

カラタネオガタマは、まだみんな蕾ですが、牡丹園の入口の垣根にいっぱいついています。

別名バナナの木と呼ばれるように、それこそとってもいい甘い香りの花をつけます。

私が行った日は、このように硬い蕾でしたが、これから牡丹園を訪ねる人は、先ずこの花の香りのシャワーを、

ゆっくり立ち止まって浴びて行かれるといいでしょうね。

コメント (4)
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