近畿のマッターホルンともいわれる 、高見山(たかみさん、たかみやま)は、
奈良県吉野郡東吉野村と三重県松阪市(旧飯南郡飯高町)との境界にある山で標高は1,248.4m です。
形の良い三角錐の山容がきれいで、我が家から見える山として、特に冠雪した山を見るのがとても好きでした。
ところが、先日5万人の森の産直場に置いてあった、「五條市から見る大峯山脈の大パノラマ」という
写真を見て、私の思いこみだったと気が付きました。
そんなことから、雪解けの時期になったら、高見山には登れないけれど、できるだけ近いところから
三角錐の形の良い山をカメラに納めたいと、ずっと思っていました。
東吉野の山の中は、まだ春の初めの頃のように、あちこちで桜の花を見ることができました。
高見山の見える奈良県側のレジャー施設では、春の連休に備えてなのか、準備とか工事を進めているようでした。
これ以上トンネルを越えて三重県側に行くのは、疲れそうでしたので、この辺りの桜を愛でながら、
高見山の姿をしっかりと、カメラのも、心にも留めおきました。
引き返す途中紅白の枝垂れ桃が道端に咲いて、見送ってくれているようです。
山の春は遅いと咲く花を見て思いました。
二つの山はよく似ています。
私の家の濡れ縁から朝1番に雨戸を開けて見えるのは、大天井ケ岳 なのだと、はっきり認識しました。