今日はお釈迦様のお誕生日「花会式」が県内のあちこちで開催されています。
私はいつの頃からか、飛鳥寺の飛鳥大仏様のお姿の前の、お釈迦様にお詣りをするようになりました。
「天上・天下を指さして、お立ちになっていらっしゃる…」幼い頃の絵本だったか、
その場面が、始めてお釈迦様のお話を知ったお話をいつもこの日に思い出されます。
温かい甘茶を頂いてから、本堂のご本尊様にお詣りしてから、お花で飾られた花御堂の中の、
お釈迦様に、甘茶を注ぎました。
次々にお詣りする人は、花御堂のお釈迦様に甘茶を注ぎます。
本堂の扉が全部開かれて、飛鳥大仏様を、終日境内から拝顔することのできる幸甚な日です。
午後からの法要と、講演の準備中です。
午後にお詣りした時には、感動的な講演を拝聴したこともあるのですが、今日は午前中のお詣りだったので
午後まではずいぶん時間があり、その上寒かったのでお詣りできたことに感謝して、帰宅することにしました。
蘇我入鹿の首塚と、甘樫丘が晴れ上がった空の下に、長閑ですが吹き抜ける風が冷たく、
思わず首をすくめてしまいました。
裏門から境内に戻りますと、本堂の前には、誰もお茶をあげる人がいなかったので、もう1枚
写しました。
季節外れの冷たい風が、会式の幟を大きくはためかせていました。
帰りに大淀の道の駅で、かき揚げ蕎麦のアツアツを食して帰りました。