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奈良で最も好きな道は、東大寺裏から二月堂への裏参道である。
学生の頃のことである。休講で時間が空くと物研(物理研究室)を覗いてみる。
白衣を着た彼が出てくる。授業中ならここには居ない。研究中でなかったら、どちらからともなく、足が裏参道に向かう。いつ歩いても、この参道の何処かに、何人かの人が絵を描いていた。
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土壁の続く石畳の道が、二月堂へと登り坂になって続く。
土壁はそのままの色合いで、土を塗り積み上げる毎に、瓦が丁寧に塗り込められている。
その素朴なたたずまいが、古都を実感させてくれる。
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土のぬくもりと、素朴な瓦の並び具合が面白い。この風景が、40数年前と変わりなければ、ここを画題にと描く人達が居るのも昔のままである。
このように、昔も今も変わらず残っていることが古都の古都たる所以であろう。
物研の彼はその後、縁があって夫と呼ぶ人になった。
それにしても、きのうも真蘭さんと電話で話しをしていたのですが、anikobeさんの写真は、構図というか、いろいろなバランスが絶妙ですよね。だから、水琴窟からも、音が聞こえてきそう。
紅連さん、いい道でしょう、
奈良に来られる機会がありましたら、是非この道を散策なさってください。
季節を問わず趣があります。
二月堂のお水取りの頃もいいです。
東大寺・開山堂が近くにあるんですよね。
椿自体は塀越しでどれがどれだか、よくわかりませんでしたが・・・。
瓦を埋め込んだ壁土むき出しの塀が古都めいていて印象に残っています。
anikobeさんの青春の道、たそがれも今度は奥方といっしょに歩いてみたいと思っています。
きっと。奥様もお喜びになりますよ。
ここ歩いたことあります。
鹿もたくさんいました。
春日大社も歩きました。
古都「奈良」うーむ・・・行ってみたくなったぞ・・・
そういうところを誰でも持っているのですね。
私は、雪のいっぱい積もったところに行きたいなあと思います。
奈良には、沢山の思い出があります。
街中にあったティールームは、骨董屋さんになったり、変わらないには自然の多いところや、社寺仏閣ですね。