今週は予定がびっしりの忙しい週になっています。その中でポツンと空いたたった1日の今日、もうかなり前からぜひ行ってみたいと思っていた、串柿の里へ行ってきました。
この時期になりますと、TVで放映されます次wev上でも記事になったり、画像投稿があったりして、それらを見ていますとどうしても行って写真に撮りたい気持ちになって来ます。
念願叶って嬉しい日になりました。
はっとするような柿暖簾です。日あったりの良い傾斜地をうまく利用して、お正月用の縁起物の串柿作りの真っ最中です。
柔らかい初冬の日差しに茜色の柿が輝いています。
正面から見ますと、ほんとに柿暖簾という表現がぴったりです。
山深い土地の南斜面に吊るされて天日乾燥させていますので、谷の向こうの山が背伸びをしているように見えます。
道路に沿って吊るされているので、歩いても、歩いても、そのカーブの向こうにまだまだ続いているのは圧巻です。
時々顔を出す太陽の光が柿暖簾に透けてとても綺麗で、感動の声を揚げながらシャッターをきる幸せの瞬間です。
真下に頭を入れて背景の山と、手前に取り残された小さい柿を入れてみました。
この柿の根元から伐採しているのは串柿にあたる太陽を多く取り入れるためでしょうか。
それとも古くなった木の安全のためでしょうか。今私の視野に入った柿は天然の吊るし柿で,小鳥のために残して置いたものかしらなどと、勝手な想像をめぐらしています。
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「まあ!.見事な吊るし柿.」きれいですね..
良く揃っています.吊るし柿の..カーテン見たいです.
皮むきも大変でしょうが.数も凄いですね.
見て居ると.温かみを感じます.
素晴らしい吊るし柿見せてもらいました.
本当に釣るしがきの里ですね、
鳥が食べないのでしょうか?
見事でした。
見たいと思っていたことが果たせてもう満足でした。
作業小屋の中も見せてもらったのですが、柿を剥くのは、素早い機械の動きでした。1秒くらいで一つ剝けていくのには驚きました。
木には採らないままの柿が、鈴なりになっていましたので、そちらのほうに鳥は食を求めていくのかもしれませんね。
作業している方にたづねてみればよかったです。
この四郷の近くに紀州堀越癪觀音があったように思います。小さなお寺ですが、茅葺きの庫裏があって素敵だったように記憶しています。つるし柿を見に行ったら、紀州堀越癪觀音にも寄られるといいですよ。しかし、道は細いです。
渋抜きのためと思っていたのですが、色付けのためだったのですね。
四郷の後、耕心舎さんがこの間行ってらした、紀伊国一之宮 丹生都比売神社へ行ってきました。
堀越観音への道は狭いって聞いていますが、そうなんですね。
機械で柿を剥くとはいえ、串に差して吊るすという作業は、大変ですね。
地の利をうまく使った山里の暮らしに感激しました。
ありがとうございました。