カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

信州の 旅つづり 「おひさま」の撮影地 安曇野

2012年01月19日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

信州 安曇野を象徴する道祖神に先ず感激。
道祖神は村の守り神として、五穀豊穣・無病息災・子孫繁栄を祈願し、村の中心や辻、三叉路に立っているのが本来の姿だが、観光地としての道祖神なのだろうか・・・そんなことはどちらでもよいこの山と里と清い流れの川には、道祖神は実お似合いだ。



デジブックとブログのご縁での、富士山撮影旅行の同窓会第2回目である。
リーダーのhirateさんご夫妻のご案内で信濃路の旅の始まりは安曇野から。
北アルプスは、低く垂れ込めた雲の中だったが、安曇富士といわれる有明山が、形のよい姿を見せていた。



ここは、前回のNHK朝ドラ「おひさま」の撮影地だ。
撮影の時に使われたセットの一部がつい最近まで、残っていたそうだが、今はそのドラマの背景となった、冬の山と里と川が自然のままに迎えてくれる。



北アルプスからの豊かな水を集めて、わさび田に注ぐ美しい川が岸の枯れ草と、裸木を流れに浮かべて揺れる。




      

川の畔で、コットンコットンと水車が回っている。
苔の生えた藁葺き屋根と水車以外現在的なもののない、この風景はドラマの中でも御馴染みの物だった様な気がする。
回っている水車には氷がつきツララがぶら下がっている。
夕方になってかなり気温も下がってきているが、冬の安曇野は長閑だが厳しい寒さの里である。
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厳しい冷え込みが続いた後

2012年01月12日 | ☆ ふるさと・大和


厳しい冷え込みと、綺麗に澄んだ大気が、久しぶりに奥吉野の台高山脈の冠雪の山々が、家からよく見える1日だった。



夕日が落ちて焼けた空がお隣の屋根の向こうの茜色に染まっている。



西の空の夕焼けを諸に受けて、台高山脈がピンク色に染まった夕方。
これ以上ズームできない雪山を引っ張った。


 暫くお休みします。コメント欄は閉じておきます。 
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屯鶴峯(どんづるぼう)

2012年01月11日 | ☆ ふるさと・大和

屯鶴峯は、奈良県香芝市にある奇岩群、奇勝。二上山の火山活動により火山岩屑が沈積し、その後の隆起によって凝灰岩が露出し、1500万年間の風化・浸食を経て奇岩群となった標高約150mの岩山。県天然記念物であり、金剛生駒紀泉国定公園の見所の一つである。(wikipediaより)


1台も駐車していない国道傍の駐車場に車を止めた。


駐車場の反対側の歩道を、大阪側に向かって暫く歩くと、「どんづる峯」の標識が見えた。


高田の小学校に在職していた友人は、ここは遠足の定番だといっていたが、私にとっては初めての場所だった。
勿論場所は通過点としてはよく通る道の傍である。


葛城山のツツジ園で見かける標識の起点はここなのだ。
山歩きをしない私には、ダイヤモンドトレールなんて、全く無縁の山歩きである。


落ち葉の積もった登りやすい幅の広い石段をさくさくと調子よく登った。


広い石段が途切れ、松林の坂道に入る。


松林が途切れた所で突然目の前に、雪山が現れた。と思ったのは雪ではなく白いごつごつした岩山だった。

        

ストックをつきながら何とか登っていったが、岩の間というか隙間を、足のかかる場所を見つけながら登るので滑りそうで、転んで骨折でもしたら笑いものになるだろうと、慎重にゆっくり登った。
最近平衡感覚が鈍くなってきているので、もうこんな優しい所も先ず恐怖が先にたつ。
加齢とは哀しいかなである。

それでも先はどうなっているのか、上のどの辺りまでこの白い岩山が続くのか、好奇心と一緒にはじめて来たどんづるぼうが面白かった。
途中で気がついたのだが、降りるほうが難しくて怖い思いをするだろうと言うことだった。
登山に慣れている人にとっては、子供の遊び場のような白い岩山だろうが、平坦な道歩きの私には、怖くて、面白くて、感動の白い岩山だった。






コメント (11)
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法隆寺 静寂の新春

2012年01月09日 | ☆ ふるさと・大和

飛鳥時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築の法隆寺を、松の内が過ぎてから訪ねた。
初詣の人もまばらになった境内には、新春の光と静寂が共存していた。

デジブック 『法 隆 寺 新春』
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田舎のスカイツリー

2012年01月08日 | ★ 日々の呟き

「冬至十日経てば○○でも分かる」
日の入りが次第に遅くなっていく季節の巡りを、昔からこのような言葉で表現している。
私も言っているし、「ひぃ なごなったなぁ~~」と友達と話す時に何気ない話題の中でそんなことが口をついて出る。

お正月までは、夕暮れの忙しい時間に日の入りを、裏の田圃道に出て眺める余裕すらなかったが、
日没が遅くなった分、障子の外に夕焼けの気配がすると、カメラを持ち出して「今日の日よ さようなら ♪」
無事に過ぎた1日への感謝のような気持ちで、西の空を撮る。



夕焼け空を足元にして田舎のスカイツリーは、背景を毎日着替えるだけ。

東京スカイツリーが完成し、ネットでも沢山の画像を見ながら楽しんでいる。
その高さは、武蔵(634m)、これは覚えやすい。
この世界1高い自立式電波塔の建築技術に、「五重塔の心柱制振など古来の技を日本の最新技術で再現しております」という記事を読んで、日本古来の技がいかに優れたものであったか大きな感動である。

田舎のスカイツリーは、今日も夕焼け空の下、この辺りのどの建物よりも高く、田んぼの中で頑張っている。
コメント (4)
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