
信州 安曇野を象徴する道祖神に先ず感激。
道祖神は村の守り神として、五穀豊穣・無病息災・子孫繁栄を祈願し、村の中心や辻、三叉路に立っているのが本来の姿だが、観光地としての道祖神なのだろうか・・・そんなことはどちらでもよいこの山と里と清い流れの川には、道祖神は実お似合いだ。

デジブックとブログのご縁での、富士山撮影旅行の同窓会第2回目である。
リーダーのhirateさんご夫妻のご案内で信濃路の旅の始まりは安曇野から。
北アルプスは、低く垂れ込めた雲の中だったが、安曇富士といわれる有明山が、形のよい姿を見せていた。

ここは、前回のNHK朝ドラ「おひさま」の撮影地だ。
撮影の時に使われたセットの一部がつい最近まで、残っていたそうだが、今はそのドラマの背景となった、冬の山と里と川が自然のままに迎えてくれる。

北アルプスからの豊かな水を集めて、わさび田に注ぐ美しい川が岸の枯れ草と、裸木を流れに浮かべて揺れる。

川の畔で、コットンコットンと水車が回っている。
苔の生えた藁葺き屋根と水車以外現在的なもののない、この風景はドラマの中でも御馴染みの物だった様な気がする。
回っている水車には氷がつきツララがぶら下がっている。
夕方になってかなり気温も下がってきているが、冬の安曇野は長閑だが厳しい寒さの里である。