カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

信州の旅つづり 車山スキー場 樹氷

2012年01月24日 | △ 旅 あれこれ ドライブ
今日の我が家とお隣さん

 

今朝から本格的な雪で一時は近くの山さえも見えないくらいだった。冬将軍の到来で、家篭りも余儀なくされていたが、午後になって小康状態になり2時には、やっと太陽が顔を覗かせるようになった。
積もった雪で裏の田圃が眩しい。
画像は降りしきっていた午前中と、庭の柘植の植え込みに積もった雪の綿帽子。
年に数度あるかなしかのわが町の雪景色にも、寒さを忘れて外に出てカメラを持ち出す。

そんな私の冬環境であるから、2000m近い高原の木々の樹氷の美しさに、すっかり魅せられた。



車山スキー場に近い小ピークで、スノーシューになれるための、山歩きをした。
ごく短い時間の足慣らしをした後、スノーシューを脱いで昼食までの間、樹氷の間をわくわく気分で撮影散歩をしたのが、下の画像である。










樹氷を楽しんで、これから向かうピラタス高原へのスノーシューに備えて、しっかりと昼食をとったのは、車山レストハウス。
野菜たっぷりのから揚げどんぶりをゲットした。
スキー場定番の豚汁も体を温かくしてくれた。
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信州の旅つづり リフトで登りつめると

2012年01月23日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

薄い雲をすかして早朝の太陽が、諏訪湖の湖面に光るのを時々車の中から見ながら、霧が峰に向かって登っていく。良いお天気になりそうなのが嬉しい朝だった。


この日の予定はスノーシューを履いての雪遊び。(山歩きとはいえない  
霧ケ峰は、車山を中心に広がるゆるやかな草原。中でもひときわ稜線が美しいのが霧ヶ峰高原。標高1600mの草原は、今何処までも続く雪原である。



霧ケ峰の名の通り霧のヴェールを通して朧な太陽は、もうすぐ晴れることを期待しながら、リフトで頂上に向かう。
そりを履いていない足の軽さは、気持ちの軽さと通じるようで、次第に雪の峰々が視界に入るのが嬉しい。



山岳眺望  (東)蓼科山[諏訪富士]に始まる八ヶ岳連峰、 富士山 
      (南)甲斐駒や仙丈などの南アルプス山塊、 木曽駒などの中央アルプス山塊、 御嶽山
      (西)槍・穂高から北方に連なる北アルプス連峰
      (北)美ヶ原の台地、 浅間山     車山山頂にあるドームは富士山気象レーダー観測             所の移転
このような山々が望めるとのことだが、悲しいかな、今目の中に入ってくる山の連なりの名前が、北、中央、南アルプスの位置は分かっても、山の名前ははっきりと認識していない。
しかしとにかく日本アルプスに囲まれた素敵な高原に立っていることに大感激である。




雪原を北東の方に向かって歩いていると、「あっ あれ富士山やっ!
二人のおばさんと一人のおねえさんは(少々あつかましいさばをよんで)もっと富士山のよく見える方へ、雪の深みに足をとられないようにしながら、どんどん進んだ。



この枯れ草の向こうは落ちたら登れない急斜面のようだ。
そこまで行って「あなたと出会えてよかった   」富士山に向かってシャッターを押していた。



雲海が手前の山に湧いてきて、富士山の裾野が次第に包まれていくのも美しい。
いつまでも、いつまでも無心に富士山を見つめていた。
至福の時間を与えられたことに感謝して、再びここに立つことはあるまいと思うとその幸せをじっくり味わった。


ふじのやま 文部省唱歌

あたまを雲の上に出し、
四方の山を見おろして、
かみなりさまを下にきく、
ふじは日本一の山。

青ぞら高くそびえたち、
からだに雪のきものきて、
かすみのすそをとおくひく、
ふじは日本一の山。

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信州の旅つづり 天空の世界 銀河イルミネーション

2012年01月22日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

国営アルプスあづみの公園では昨年12月から冬を楽しむいろんなイベントが行われていた。
イルミネーションのイベント会場は2箇所ありわたしたちが連れて行ってもらったのは、堀金・穂高地区の会場だった。15日が最終日とのことで、いい日に案内していただけたのもラッキーだった。



真っ黒な公園の駐車場から灯りのあるほうに歩むと、突然お伽の世界のように彩り美しい会場がぱあっと視界に飛び込んできた。



公園の自然の木々が、そのままの形で電飾しているので、面白いオブジェを見るようで、わくわくしてくる。




ギャラクシーワールドに繋がる、七色のイルミネーショントンネル


展望テラスから眼下に広がるイルミネーション


    

ダイヤモンドイルミ・ギャラクシーミュージカル・ハートフルコーナー・シャンパンツリー
それらを繋ぐ光の帯は音楽にあわせて色を変える、ミルキーウエーと名づけられた光の道を広い会場に、まるで天の川のように光っている。



斜面の雪に電飾が幻想的な模様を造る。
灯りと自然の造形美。



ハートフルコーナー
次々とツーショット撮影の若い人の撮影を待って、やーっとできた空間がなんだかむなしいよね。



深々と冷え込んでくる寒さも忘れて、雪の歩道を滑らないように足元を気にしながら園内を、堪能するまで灯りに胸をときめかせたひと時も過ぎ、再び光のトンネルをくぐり、駐車場へと足早に歩いた。

この会場の電飾は全て公園内で発電した電気を使っているそうです。


デジブック 『煌めきの安曇野』
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信州の旅つづり そば処 ごほーでん

2012年01月21日 | △ 旅 あれこれ ドライブ
今日は大寒 週間予報を見ていると、相当な冬将軍がやってきそうである。
しかし先週体験した信州の寒さを思って、凌げそう。


寒い時の食事は温かいものに限る。
北アルプスから吹き降ろす風の中を歩いた体には、眼鏡が湯気で曇るような熱々のおそばが何よりだ。
有明山に雲の鉢巻がかかったとき、その温かいそば処の広い駐車場に車が入った。



日の入りがいくらか遅くなったとはいえ、辺りには夕闇が迫りつつあった。
「宿泊 そば」の看板を1階の軒に掲げた、レンガと木材の古民家風の建物だ。



お蕎麦の前に出たわさびの茎漬けの美味しかったこと。ついお箸を持つ手が伸びる。
ロビーにおいていたパンフを見ると、お蕎麦については次のように書いてあった。
「北アルプスの天然水・石臼挽きそば粉・つなぎのみで打ったこだわりの自家製麺の信州そば(2:8)をご堪能ください。」
食べかけて「写真・写真」に慌ててカメラを出したが、実に美味しいそばだった。





建物が古民家風だったので、移築したのかと思って聴いてみたら、オーナーの拘りで、古民家風だが木材も全て建築の際の新しいものを使っているとのことだった。



どっしりとした重厚感のある古民家作りの農家民宿、「ごほーでん」の名前の由来を知りたくて検索してみると、
「当店の位置する場所は、御法田(ごほうでん)という地名からきております。分かりやすく、ひらがなにしました。」とのことで、この辺りの地名にも何か結わくありげだなぁと、初めてのところに行くと興味がどんどん広がっていく。
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信州の 旅つづり 大王わさび農場

2012年01月20日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

大王わさび農場では、巨大なわさびのモニュメントが迎えてくれる。
北アルプスからの湧き水を利用した安曇野わさび田湧水群の一角にある、日本最大規模のわさび園であり、年間約120万人が訪れる安曇野随一の観光スポットであると書かれている。



真冬の夕暮れ近い時刻だったが、広い農場のあちこちで観光客とであった。
春になるとどれだけ多くの人たちがここを訪ねるのだろうかと、かえって今の時期のほうが、ゆっくり見学できそうである。



わさび田に引かれる湧水は一日12万トンで、水温は年間通して12℃。収穫は年間通して行われるとのことで、わさび田をよく見ていると、数字の書いた木札が立ててある。
植えつけた日の記録ではないだろうかと話しながら、清らかな水に光る夕日を眺めながら散策した。



水の中に砂地か小砂利の畝が何処までも続いている。わさび作りにはこのような、透水性がよい土壌が大切なのだと縞模様のわさび田から、顔を出したばかりの芽の並びに小さな命を見たような気がする。



道祖神の後ろのわさび田には、ビニルシートと白い寒冷紗が被せられている。
わさびは直射日光に弱い為、4月から9月末まで黒い寒冷紗でわさび田を覆うと聴いていたが、1月という今の時期の寒冷紗の目的は、生育の時期的に寒さ対策をするのか、葉の部分を護るためなのか・・・


    

「大王わさび園」の「大王」は敷地内にある大王神社に由来し、この神社は民話に登場する八面大王の胴体が埋葬されているとされる。(左の祠)
真ん中の三画像は、すぐにでも収穫できそうな育ったわさびである。
右の建物は、コーヒータイムを取るつもりだったレストランだが、4時にはクローズになっていた。残念



お土産の店がクローズになっては大変である。
安曇野のわさび園に行くのだと、息子に言った時 「わさび!わさび!すりおろしのできるあの地下茎を、絶対忘れないように買ってきて!!。」と頼まれていたので、お店に入るとすぐその売り場に直行して購入した。
宅配できるので、生蕎麦と一緒に送り先ずほっとした。
コメント (4)
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