カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

薬師寺 東塔の水煙 白鳳時代と平成時代

2019年03月18日 | 季節の花

 

 

2019・03・05 撮影 (3月10日)まで公開されていました。 

 

駐車場に入りますと、正面に覆い屋の建物が見えます。

この中では、白鳳時代に建立された国宝の東塔が、解体修理されている現場が見られました。

実は3月5日に行ってきたのですが、その後お雛様や梅の花など出かける所が多くて、薬師寺の記事が今頃になってしまいました。

どうしても、ここに残しておきたかったのは、相輪の頂上に取り付けられている、水煙の画像でした。

 

 

西塔の水煙です。

西塔は兵火で焼失し、昭和56年4月に453年ぶりに、創建当初の白鳳様式を持って復興されたのが、この西塔で

頂上に取り付けられた水煙は4枚からなり、その中に24体の飛天が、透かし彫りされています。

この水煙は、昭和の水煙です。

これから見に行くのは、国宝東塔の水煙の新旧です。  

 

『新しいの水煙は、 銅合金鋳物の産地として知られる富山県高岡市で3Dデータを基に忠実に作られた。

水煙は頂部の飾りの一部で4枚あり、いずれも青銅製。

雲の中で笛を吹き、しなやかに舞う飛天が表現されている。』公開当時の新聞からお借りしました。

  

 

白鳳時代と平成時代の水煙を、並べて撮りたかったのですが、かなり多くの人が撮影していましたので、

それは諦めて、とにかく塔の上に取り付けられたら、観ることのできない、飛天の透かし彫りを

懸命に撮りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新旧を最初は意識しながら、きちんと撮っていたのですが、帰ってカメラから出しますと、

どれが白鳳時代で、どれが平成の新しい水煙か区別がつかなくなってしまいました。

以下に、白鳳時代の水煙を、現代に蘇らせることに精根をつぎ込まれたのかが、よく分かりました。

東塔が完成した時に、もし見に行くことができるならば、是非行って、塔の頂上に舞う笛吹童子を

広い境内から、眺めて見たいと思っています。

 

 

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またや・戻りの冬

2019年03月17日 | 我が町

 

 

2019・03・16

 土曜日のことでした。

いつもの時刻に起床して、雨戸を開けてびっくりしました。

この町の西吉野町の山の斜面に、所々積雪があるのです。

もう雪の季節は終わったと、春の訪れを喜んでいましたのに、

自然はなかなか期待どうりにはならないものです。

 

お昼過ぎに、5万人の森へ、お彼岸さんのお墓参りの花を予約しに行きました。

お彼岸の入りに買い物に行くと、近くの産直場では、車を置くのにも苦労するほどの、買い物の人で一杯になりますので、

ここでの墓参の花の予約を受けてくれるので、ありがたいことと、昨年からそれを利用しています。

駐車場の気温が6°cの表示に、周りの山が白くなっていた朝のことは、納得できました。

 

寒い中でも、隣の文化博物館前の敷地に、春の花木の華やぎが見られましたので、予約を済ませてから、

「頑張ってるね」と声がけし乍ら花を写しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅梅、白梅、枝垂れ梅、トサミズキ、サンシュユ

植栽されているのは、種類も木の数も少ないのですが、どれも精一杯寒さの中で

花を咲かせているのが、もうすぐ訪れる本当の春を、頑張って、っ待ちわびているようで、

「戻りの寒さに負けないでね。」とカメラを向けていました。

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明日香 甘樫丘の麓

2019年03月16日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

 2019・03・15 撮影

明日香村での移動を歩いてすれば、かなりの歩数で、目指している足の筋肉づくりができるのですが、

そこまでの勇気がなくて、甘樫丘の麓までは車での移動でした。

駐車場に車を置いて、来る時に目に入った、菜の花畑へ向かいました。

 

ここには毎年菜の花を植えてくれています。

段差のある畑なので、離れて見ていると、畝が立体的な感じで面白いです。

明日香では、このように計画的に四季の花を、同じ場所に植えるよう配慮してくれていますので、

今頃だと、もう咲いているかしらと、楽しみにドライブ添ています。 

 

 

向こうの方の積み藁のように見えるのは、大きなススキのかたまりで、穂先を飛ばした後、また次の

季節まで、このような状態で置かれたままです。

 

 

道路を隔てた田圃では、そろそろ田おこしの準備が始まることでしょう。

 

 

 

 

 

 

かさかさと落ち葉を踏みながら、林の中を歩くと、足の裏に舗装された道路のようなか感じでなく、

地球の温もりのようなものが伝わってきます。

 

 

この辺りには黄色いタンポポよりも、白いタンポポが目立ちます。

イヌノフグリの青い小さな花がちらほら見えています。 

道路の向こうには、まだ梅の花が咲き残っています。

黄色い菜の花と、薄いピンクの季節のタッチのような、これもコラボと言うのでしょうか。 

 

 

甘樫丘の展望台への道です。

こんな平らなところばかりなら、膝には応えないのですが、頂上までは何度か登って経験済みなので、今の私の膝には

無理だと、諦めて麓ばかりの散策でした。 

 

 

上り小口に、石仏と塔婆、六地蔵さんがありました。

どなたかをお祀りしているのでしょう。

手を合わせてから降りてきました。 

 

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明日香 散策

2019年03月15日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

「春に3日の晴れ無し」

そう言われているように、いいお天気の日がなかなか続きません。

たった1日のそれも、温かい陽の降り注ぐ日、午前中明日香に車を走らせました。

石舞台を越して暫く行くと、菜の花畑がありました。

黄色い花は元気の出る花です。

 

広場に車を置いて、運動のつもりで、その辺りを歩くことにしました。

 

 

足元に咲くタンポポが愛しいこの頃です。

 

飛鳥周遊歩道を、気ままに歩くのは久しぶりに、いい気分です。

 

近くに行かないので、何の木の花か分かりません。

梢から咲き始めた紅の花が、林の向こうに綺麗に見えます。

白いタンポポを見ながら少し登り、振り返りますと、 

石舞台がすぐ後ろに見えています。

夜はライトアップをしているような設備がありました。

でも私は夜には出かけられません。

石舞台前の花畑に、なの花が咲いていました。

 

ピンボケになってしまいましたが、紫色の菜の花のような花でした。

 

明日香の集落が、この小高い丘の上から、見えています。

瓦屋根の他の建物がないのが、流石明日香です。

 

岡から降りて石舞台古墳の前に出ました。

 

枝を広げた桜の木が、もうすぐ来る開花の季節を待っています。

青い空に芽ぶく前の木の勢いが、希望の光景のようで好きです。

石舞台前の広場の、たった1本の彩が、春の魁の象徴のようです。

 

広場の芝生が春色になって来ています。

草木が萌えはじめる前の、穏やかで、静かな石舞台の歴史公園です。

 

 

 

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もう一つの 楽しみ

2019年03月12日 | ★食の楽しみ

 

町家の雛巡りの途中毎年の楽しみがあります。

 

 

期間限定のお煎餅です。

ユルキャラのひいなちゃんの焼き印があります。

人には好き好きがあるでしょうが、私はこのお煎餅の懐かしいような美味しさが大好きです。

メイン会場で天段の雛を見た後に、会場から出る時、必ず買って帰ります。

販売の場所が変わる年もありましたが、尋ねて必ず買ってきます。

今回は食べ物尽くしです。

こんな少年が御店番をしています。

「どうぞ」って声を掛けてくれそうです。

 

吉野山からの出店です。

いろんな佃煮がありますが、一番好きなのは、「ちりめん山椒」です。

温かいご飯にこれをかけて頂くと、他におかずが無くてもいいほど好きな食感です。

 

もう1度行く予定がありますので、今度も好物を買ってこようと思っています。

 

丁度お昼頃に帰りましたので、食べ物ついでに、大淀町の道の駅で食した、天ぷら蕎麦です。

トレイには、こんなメッセージが載っていました。

 

フキノトウの天ぷらが入っています。

ほろ苦い季節の味が、「春を食べる」ことの歓びになって、この日のいい締めとなりました。

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