五條市西吉野町川岸の友達から、嬉しい春の便りです。
昨日電話で「今朝起きて下を見たら、ピンクも黄色も綺麗になっていたので、今年も今が1番いい時
なので、見に来てくださいね。」
早速昨日行きたかったのですが、午後からの行事が入っていたので、今朝、9時過ぎに太陽が出るのを
確かめて行って来ました。
黄色い花は、サンシュユです。
淡いピンクは、啓翁桜です。
このところの温かさで、例年よりも早く開花したようです。
手前のソメイヨシノは、蕾をまだ固く閉ざしています。
向こうの吊橋を渡ることが、膝の不安で、今年もパスしましたが、何人かのカメラマンさんが
花の下で楽しそうに、花と向き合あっていました。
私は、国道を川に沿って歩きながら、ここも好き、あそこもいい、と思うままに切り撮って行きました。
花木農家の人のお家が、高台にぽつんぽつんと建っています。
春色に包まれて、厳しい冬を過ごした後の春の歓びの色のようです。
こちらは、川の向こうの啓翁桜、サンシュユ、花桃、紅梅も黄色とピンクに色を添えています。
一人のカメラマンさんが、吊橋を渡って、対岸の花の中へいい場所を求めて行かれるようです。
啓翁桜が国道端に、背伸びをするように咲いています。
花は、染井吉野より小さいです。
だから余計春の訪れを待って、開花した可憐さがあるような気がします。
この朧な色合いが好きです。
もう何年か前に、初めてここで花たちと出会った時、「桃源郷」と名付けてブログアップしました。
それは、この朧な風景への憧憬だったように思います。
少し高台から見ますと、川を挟んで春の花比べをしているようです。
そして青い空と相まって大好きな風景です。
芸術的と言うよりも自然そのものの伸びやかな美しさに惹かれます。
これも青空を入れたくて、向こう側の花木の里山をすっかり入れ込みました。
こんな空の日に出会えることは少ないようです。
行ったり来たり、思いっきり花木の里山を楽しみました。
Ⅿさん ありがとう。