友人から電話があった。「アサリ食べない?息子がたくさん取ってきたのよ。」
「もちろんいただくわぁ。最近貝を食べてないわぁ。」
届いた貝は、潮干狩りで取ってきたとは思えないほど、大きいサイズのものだった。
昨夜「酒蒸し」でパクパクと美味しくいただいた。
10年ほど前までは、私も潮干狩りが大好きだった。
ただ黙々と貝を探す、あの単純な作業は私を夢中にさせた。
海でアサリを取るほかに、年に一度は川でシジミも取ったものだわと、しばし昔を懐かしく思い出した。
いろんなことに「おとましいなぁ。」と感じるようになってしまった私は、きっとこの先貝掘りに興じることはないだろうなぁ。