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   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

平城遷都1300年奉祝:春日大社万灯籠

2010年04月26日 | 旅(奈良)
奈良では、平城遷都1300年祭が始まりました。

●私は、4月22日午前10時から飛火野で行われる予定の”世界平和祈願祭”を見るのをずっと楽しみにしていたのです。

”「太平楽」は奈良時代に中国大陸から伝来した舞楽で、名前の通り、太平の世を寿ぐ舞で、宮中では大嘗祭や天皇陛下のご即位に関わる慶事に、春日大社では20年に一度の式年造替などにしか舞われない格式の高い曲”とのこと。
今回、是非見たいと思っていました。

しかしながら22日は生憎の雨で、雨天中止。
”太平楽”の奉納が見られず、ガッカリ‥。



●4月24日は、遷都1300年を奉祝する春日大社の万灯籠。
春日大社では、毎年2月と8月に万灯籠に灯が入るが、こんな時期に万灯籠の明りを見ることなどできません。

昼、萬葉植物園に行くために参道を歩いていくと、”せんとくん”のイラスト入りの紙をのりで石灯籠に貼る作業をしている人をあちらこちらで見かけました。

        

夜、18時から境内の3000基の釣灯籠・石灯籠に火が灯されました。
私は、19時頃、参道の両端に点々と置かれた小さな灯りが揺れる中、春日大社本殿へ向かっいました。

         

社殿の普段通れない回廊にある釣灯籠を見ると”寛永”や”正保”の文字が読めます。
時代を超えて続く人々の祈りの気持ちを感じました。

       

      

                       

         

ロウソクの仄かな明りに、社殿が朱色に光り、幻想的な世界に包まれていました。


●春日大社では、22年度毎日午前9時から30分程度、”癒しのひととき・朝のお参り”が催されています。だれでも参加できるとのこと。

私も近いうちに、厳粛な朝拝に参加したいと思っています。











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