3月上旬の朝日新聞の記事で、auから高齢者の生活状況を家族に知らせる携帯端末「ミルック」が販売されていることを知りました。

「ミルック」の付属の卓上充電台にはセンサーがついていて、その前を何度通ったかという数字や歩数計の数字、持ち主の動きなどをメールで家族らに通知してくれるというものです。

今まで再三「携帯電話を持つ?」と尋ねても、母は「メールもできないだろうから、いらないわ。」と言っていました。が、これを卓上充電台に置いておくだけで、母の安否がわかります。

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KDDIが発表した京セラ製の見守り歩数計「MI-Look」(ミルック)は、70代から80代の高齢者が持つことを想定したWIN端末。実際に購入するのは離れて暮らす子や孫世代のユーザーで、高齢者でも簡単に使える“歩数計”というコンセプトを採用している。
auはこれまでにも、子どもを対象とした同じ京セラ製の「mamorino」「mamorino2」を発売しているが、MI-Lookはmamorinoシリーズをベースに高齢者向けに開発したという。
MI-Lookの歩数計がカウントした歩数は、あらかじめ設定された宛先に1日1回~4回送信でき、安否確認に役立てることができる。また、付属の卓上ホルダは赤外線を感知する人感センサーを内蔵しており、人が通過した回数をカウントして(MI-Look経由で)通知できる。卓上ホルダを居間や寝室など、対象者が必ず利用する空間に設置しておけば、端末を持ち歩かない場合でも安否確認が可能だ。通知先は最大9件まで登録できる。
(http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1107/21/news108.html)
MI-Lookには防犯ブザーも備わっており、動作した場合は端末の位置情報を登録先アドレスに自動でメール送信する。取得する位置情報はブザーが動作した1地点だけでなく、その後の移動経路も記録して通知できるなど、さまざまなケースに対応できるのも特徴的だ。こうした通知はauのEZwebメールを使って行われるが、端末にメールの作成・表示機能は用意されておらず、文章を送受信するようなコミュニケーションは行えない。
同様に通話機能も限定されており、発信先は任意の1件+緊急通報3件(110番、119番、118番)、着信も登録した20件の電話番号に限られる。登録された電話番号以外には発着信ができないのも、“見守り端末”としてのコンセプトだ。また、初期状態では4コール(8秒)で自動応答し、かつスピーカーフォンを使ったハンズフリー通話が行える。そのため対象ユーザーが着信動作をしなくても、呼びかけや会話ができるのもユニークな点だ。
端末の電源キーやボタン類は必要最小限の数に抑えられており、すべて物理式になっている。これは、ケータイの操作に不慣れなユーザーでも、家電のスイッチ感覚で使えるようにしたためだ。発着信を許可する電話番号の設定や、歩数計や人感センサーの動作・通知サイクルなどは初期設定時に行うか、普段は専用の書式に乗っ取ったメールを送信して行う。そのため、対象ユーザーがMI-Lookを誤操作して設定を変えてしまう心配も少ない。
気になる月々の料金だが、MI-Look専用のプランなどは用意されず、従来のau料金と割り引きを適用する。もっとも安く使う場合は、誰でも割に加入した場合の「プランEシンプル」月額780円とEZwebの315円(通知メールを送受信するのに必須)を合計した月額1095円になる。通話が30秒/21円の従量制になるが、家族割を組んだau回線を発信先にすれば、通話も無料でかけられる。
(http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1107/21/news108_2.html)
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このケータイは登録した20カ所からの電話を受けることができます。
が、このケータイからは、1カ所にしか電話を掛けることができません。
この点がちょっと残念かなぁと思うのですが、テーブルの上に置いてもらうだけで安心が得られるなら月額1095円は意味のある出費かなと思う私です。
先日、友人とのお喋りの中で、私が「実家の母にこれを買おうかと思っているの。」と言うと、「安否を確認したいのなら、毎日電話をかけたらいいことだと思うよ。」と言われてしまいました。
まさにその通り。
家族通話は無料です。このケータイを買い求めたら、もっと母とお喋りをしようと思います。

「ミルック」の付属の卓上充電台にはセンサーがついていて、その前を何度通ったかという数字や歩数計の数字、持ち主の動きなどをメールで家族らに通知してくれるというものです。

今まで再三「携帯電話を持つ?」と尋ねても、母は「メールもできないだろうから、いらないわ。」と言っていました。が、これを卓上充電台に置いておくだけで、母の安否がわかります。

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KDDIが発表した京セラ製の見守り歩数計「MI-Look」(ミルック)は、70代から80代の高齢者が持つことを想定したWIN端末。実際に購入するのは離れて暮らす子や孫世代のユーザーで、高齢者でも簡単に使える“歩数計”というコンセプトを採用している。
auはこれまでにも、子どもを対象とした同じ京セラ製の「mamorino」「mamorino2」を発売しているが、MI-Lookはmamorinoシリーズをベースに高齢者向けに開発したという。
MI-Lookの歩数計がカウントした歩数は、あらかじめ設定された宛先に1日1回~4回送信でき、安否確認に役立てることができる。また、付属の卓上ホルダは赤外線を感知する人感センサーを内蔵しており、人が通過した回数をカウントして(MI-Look経由で)通知できる。卓上ホルダを居間や寝室など、対象者が必ず利用する空間に設置しておけば、端末を持ち歩かない場合でも安否確認が可能だ。通知先は最大9件まで登録できる。
(http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1107/21/news108.html)
MI-Lookには防犯ブザーも備わっており、動作した場合は端末の位置情報を登録先アドレスに自動でメール送信する。取得する位置情報はブザーが動作した1地点だけでなく、その後の移動経路も記録して通知できるなど、さまざまなケースに対応できるのも特徴的だ。こうした通知はauのEZwebメールを使って行われるが、端末にメールの作成・表示機能は用意されておらず、文章を送受信するようなコミュニケーションは行えない。
同様に通話機能も限定されており、発信先は任意の1件+緊急通報3件(110番、119番、118番)、着信も登録した20件の電話番号に限られる。登録された電話番号以外には発着信ができないのも、“見守り端末”としてのコンセプトだ。また、初期状態では4コール(8秒)で自動応答し、かつスピーカーフォンを使ったハンズフリー通話が行える。そのため対象ユーザーが着信動作をしなくても、呼びかけや会話ができるのもユニークな点だ。
端末の電源キーやボタン類は必要最小限の数に抑えられており、すべて物理式になっている。これは、ケータイの操作に不慣れなユーザーでも、家電のスイッチ感覚で使えるようにしたためだ。発着信を許可する電話番号の設定や、歩数計や人感センサーの動作・通知サイクルなどは初期設定時に行うか、普段は専用の書式に乗っ取ったメールを送信して行う。そのため、対象ユーザーがMI-Lookを誤操作して設定を変えてしまう心配も少ない。
気になる月々の料金だが、MI-Look専用のプランなどは用意されず、従来のau料金と割り引きを適用する。もっとも安く使う場合は、誰でも割に加入した場合の「プランEシンプル」月額780円とEZwebの315円(通知メールを送受信するのに必須)を合計した月額1095円になる。通話が30秒/21円の従量制になるが、家族割を組んだau回線を発信先にすれば、通話も無料でかけられる。
(http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1107/21/news108_2.html)
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このケータイは登録した20カ所からの電話を受けることができます。
が、このケータイからは、1カ所にしか電話を掛けることができません。
この点がちょっと残念かなぁと思うのですが、テーブルの上に置いてもらうだけで安心が得られるなら月額1095円は意味のある出費かなと思う私です。
先日、友人とのお喋りの中で、私が「実家の母にこれを買おうかと思っているの。」と言うと、「安否を確認したいのなら、毎日電話をかけたらいいことだと思うよ。」と言われてしまいました。
まさにその通り。
家族通話は無料です。このケータイを買い求めたら、もっと母とお喋りをしようと思います。