12月の最後のブログで、玄関を新年風に設えたことを書きました。
その数日後から体調が悪くなり、元気の出ない日が続きました。
掃除は行き届いていませんでしたが、あの時に辰の人形を出しておいたおかげで、なんとか新年がやってくる雰囲気で年末の来客を迎えることができました。
今回の体調の悪さは、咳のひどさと微熱と気力の減退。
3日間は終日ベッドの中かソファの上。
特にしんどかった日には、急に息ができなくなりました。
息が全くできないのです。
人生で初めてのことでした。
ちょうど誰かに鼻と口を手で塞がれているような感じ。
悪漢に窒息させられたらきっとこんな感じなんだろうなと思いました。
ソファから起き上がり、急に苦しがっている私に、
「なにしてるの?」と言う彼の声。
私は「息が全然できへん!!死ぬかもしれへん!!」と言おうとしましたが、全く声が出ません。
このまま息ができないとどうなるのだろう?
また救急車?
いや、救急車では間に合わないだろうな。
死ぬのかもしれないな。
そんなことを考えました。
鼻からも口からも息ができない状態は何秒続いたでしょうか?
やっと解き放たれたように息ができました。
とても怖い体験でした。
こういう時に彼は必ず「お母さんを見送るまでは死ぬなよ!」と私を励ましてくれます。
4日目にはやっと咳が出なくなって。パジャマから洋服に着替えて、終日起きて、室内でごろごろしていました。
しんどい年末年始でした。
加齢によるのでしょうか、今まで体験したことのないことが起こるようになりました。
遺言状を書いておく必要があるかなぁ。