Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

祇園祭(前祭巡行) I(最後)  20 菊水鉾 21 蟷螂山 22 木賊山 23 放下鉾 24 占出山  20240717

2024年07月29日 | 
20 菊水鉾 がタケの準備を始めました。

9時31分  

菊水鉾が室町通(北)から四条通へ向かいます。

一団が私のすぐ横を通って行きます。

  

     



  





菊水鉾の音頭取りが手に持つのは、うちわです。
よく見ると、うちわには「福聚海無量」の文字。                         
  ★福聚海無量(ふくじゅかいむりょう)    
     仏語。観世音菩薩の福徳が広大無量であることを、海にたとえた語。
 
扇ではなく、うちわを持つ音頭取りは菊水鉾だけでしょうか。
                                           




9時33分       菊水鉾が四条通へ出ました。
これから辻回しが始まります。
                

    





  



浴衣姿の男性たちのミッションは、水の入った手桶を運ぶことのようです。






笛を吹く人は、8人ですね。
きっと鉦も8人、太鼓は2人でしょう。




9時44分 無事辻回しを終え、菊水鉾は四条通を東へ進んでいきました。
浴衣姿の男性(の一人)は、「無事終わった!」という、やり遂げた表情をしていました。

    

      

   

      


9時47分、次にやって来たのはカマキリさんが載っている蟷螂山

21 蟷螂山(とうろうやま)

振り上げています  

巡行16番目が蟷螂山で、17番目が菊水鉾なのに、どうして蟷螂山が菊水鉾の後に…と思いました。

     



振り上げています  

羽が広がっています  


蟷螂山は祇園祭の山鉾としては唯一のからくりが施されています。
かまきりだけでなく、御所車の車輪が動くそうな。
御所車の様子をしっかり見ていなかった私は、回っていることに気が付かないままでした。残念。


蟷螂山は、止まっている菊水鉾を追い越していきました。

  

次に来たのは、
22 木賊山(とくさやま)

9時50分    



木賊山もすいすいと菊水鉾を通り越していきました。

  

    

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http://www.gionmatsuri.or.jp/yamahoko/tokusayama.htmlより引用

謡曲「木賊」に取材し、我が子を人にさらわれて一人信濃国伏屋の里で木賊を刈る翁をあらわしている。御神体(人形)は腰に蓑をつけ、左手に木賊、右手に鎌を持つ。
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おなかが空いたなぁと思った私、このタイミングで朝食を食べに行きました。

食べ終わって、また四条通に戻ったら、放下鉾がいました。
「進んでいる」ではなく、「いました」。

23 放下鉾

10時28分頃  

     

     

前の鉾との適当な距離とかがあるのでしょう。
大きな鉾の、こののんびり感もまた祇園祭の味わいの一部なのだろうと思いました。

       


祇園祭は十分見たなぁと思って四条駅に向かった私が最後に見たのは、
24 占出山(うらでやま)

10時33分頃   



今回、木賊山(TOKUSA YAMA)占出山(URADE YAMA)の読みを初めて知りました。


私が撮った「祇園祭前祭巡行」の写真はこれにておしまいです。


1 長刀鉾
2 函谷鉾
3 月鉾
4 船鉾
5 岩戸山
6 白楽天山
7 鶏鉾
8 綾傘鉾
9 船鉾(再度)
10 放下鉾
11 郭巨山
12 四条傘鉾
13 蟷螂山
14 放下鉾(再度)
15 菊水鉾

巡行の様子
16 鶏鉾 
17 月鉾
18 太子山
19 綾傘鉾
20 菊水鉾
21 蟷螂山
22 木賊山   
23 放下鉾
24 占出山



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【参考】
https://www.kyobunka.or.jp/library/events/767.php
京都祇園祭の山鉾行事(120分)─日本語版─

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【参考】
山鉾鑑賞をもっと愉しむためのおすすめポイントを紹介!

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【参考】
https://www.city.kyoto.lg.jp/shimogyo/page/0000011341.html

山鉾の魅力細見・山鉾由来記


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【参考】
https://kyoto-design.jp/

このhttps://kyoto-design.jp/special/gionmatsuri/yamahokoは充実したHPです。

祇園祭日程表・神輿渡御・神輿渡御・宵山・駒形提灯ガイド・祇園祭りグッズ(授与品 粽(ちまき)ご朱印・屏風祭がまとめられています。

下に一部引用します。

祇園祭の見ど ころは本当にたくさんあります。

前祭山鉾巡行は、17日午前9時に四条烏丸をスタートして約2時間かけて市中心部を巡行する。先頭の長刀鉾(なぎなたぼこ)の稚児が行う「しめ縄切り」、烏帽子姿の奉行による「くじ改め」、函谷鉾・鶏鉾や各山鉾を飾る色鮮やかな織物、からくり仕掛けの蟷螂山など。また鉾町で釘も使わずに建ち上げ組み立てられる鉾建て(狭い道路での作業になりますのでご迷惑にならないようにお願いします)。

そして私たち京都デザインが一番お勧めしたいのが、祇園祭の信仰の中核を担う神輿の神事。祇園祭は毎年、豪華絢爛に飾られた鉾町の山鉾がクローズアップされていますが17日山鉾巡行が終わる夕刻から始まるもう一つの祇園祭があります。三基で1,500人以上もの神輿の担ぎ手が八坂神社の氏子たちの各町内を別々に練り歩き四条寺町の御旅所まで行く神幸祭。
特にお勧めなのが、祇園石段下に三基の神輿が集結し担ぎ手たちがお神輿を頭上高く差し上げる差し回しなどの技を披露する約30分の熱気と大迫力は必見。

また24日の後祭山鉾巡行・花傘巡行の後に始まる還幸祭は、神幸祭とは逆に四条寺町の御旅所から祇園八坂神社に帰って行かれる時も同様の熱気と大迫力です。
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