私は日本磁器発祥の地「有田」は佐賀県有田市だと思っていましたが、今回の旅で「佐賀県西松浦郡有田町」なのだということを初めて知りました。
私の好きな深川製磁FUKAGAWA-SEIJI 本店が佐賀県西松浦郡有田町幸平 にあるということも初めて知りました。
予約をすれば、工房や参考館の見学もできるそうな。
---------------------------------------------
https://www.fukagawa-seiji.co.jp/about/ayumi/より引用
佐賀県有田は、日本の磁器発祥の地。有田で最初に磁器が焼かれたのは1616年。豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に鍋島藩主が連れ帰った陶工が、磁器の上質な原料となる陶石を有田の泉山で発見し、磁器の製作が始まりました。江戸時代にヨーロッパの王侯貴族に愛された「伊万里」は、ここでつくられ伊万里港から輸出されたやきものです。
深川家は、1650年頃よりこの有田で代々窯焚き業を営んできました。
そして、明治27年(1894)に深川忠次によって設立された窯元が、深川製磁です。開窯以前から、若くして渡欧を重ねていた忠次は、ドイツのマイセンをはじめとする各国の窯元が台頭している様子を目の当たりにし、「世界一のやきものづくり」を目指すようになりました。そして、有田の伝統的な技法に欧州から取り入れた先進技術を加え、日本の美観を表現した独自のデザインを追求します。
---------------------------------------------
CHINA ON THE PARKは、佐賀県西松浦郡有田町原明乙にあり、「忠次舘」「瓷器倉」「CURRY HOUSE 究林登」「敏子メモリアルガーデン」の4つのパートに分かれていて、深川製磁の世界が体感できるそうな。
香蘭社も佐賀県西松浦郡有田町幸平 に本店があるそうな。
-----------------------------------------------------
https://www.koransha.co.jp/koransha/より引用
1616元和2年
李参平、有田泉山で白磁鉱を発見し、日本で最初に磁器を焼いたと伝えられる。
李参平、有田泉山で白磁鉱を発見し、日本で最初に磁器を焼いたと伝えられる。
1689元禄2年
深川家の祖又四郎(初代深川栄左衛門)、有田で陶磁器製造を始める。
深川家の祖又四郎(初代深川栄左衛門)、有田で陶磁器製造を始める。
---------------------------------------------
佐賀県立九州陶磁文化館へ行こうと思い、嬉野市から有田町を目指しました。


SAGA2024開催中 

第78回国民スポーツ大会
2024年10月5日土曜日 – 2024年10月15日火曜日
※2024年、国体が「国スポ」に生まれ変わりました。
“体育”から“スポーツ”に変わる「SAGA2024国スポ・全障スポ」。


佐賀県立九州陶磁文化館は、 やきもの専門の美術館です。(観覧料無料 ※特別企画展は有料の場合あり)
有田は17世紀初頭に日本で初めて磁器を生産し、世界的な産地に発展しました。
有田焼の歴史(第1展示室)がわかりやすく展示されていました。

→ 

→ 

→ 

→ 





my art
MY ARITA 


ロクロ成形→下絵付→施釉→本焼→上絵付→上絵付完成
古伊万里を集めた蒲原コレクション、江戸時代の有田焼を集めた柴田夫妻コレクション(10,311点寄贈)(第2展示室) はすばらしいものでした。

柴田夫妻コレクション

1 


2 


3 


4 



5 



6 



7 


染付 力士牡丹唐草文 大皿

力士 梶ケ濱 



染付 力士牡丹唐草文 皿
5代横綱 小野川喜三郎 



※この夏、友人と、大相撲の歴代横綱のイラストを見て「これはだれかな…?」と盛り上がっていたところなので、興味を持って見ました。
9 



10 


九州の古陶磁(第3展示室)、現代の九州陶芸(第4展示室)、一般展示室と茶室(第5展示室) は、明日から開催の特別展のためか、残念ながら閉鎖されていました。
1階には有田焼のトイレ(3室)がありました。

どの部屋もゴージャスです。







有田焼からくりオルゴール時計は30 分ごとに軽やかな音楽を奏でていました。
「小さい秋見つけた」 

音楽は季節で変わるそうです。
https://saga-museum.jp/ceramic/
※有田町にはバンダイナムコグループの「ガンダムマンホールプロジェクト」より寄贈された「ガンダムマンホール」が2ヶ所に設置されているそうな。
ブログを書いている今、あれもこれも見たかったなぁと、下調べせずに旅に出てしまったことをちょっぴり後悔しています。