久しぶりに試乗のリクエスト マセ4ポルテ
残念ながら即決はならなかったマセですが、お客様に少々気になる言動があったので、
Drが商売抜きでレクチャーします。
このお客様の場合は、基本的なコンディションよりも、むしろどうにでもなるような
細部をやたら気になさりました。
曰く、SWの取り付けとか、トランク内部のトリムの状態でした。
Drは心を鬼にして助言しました。
そんな細部は関係ありましぇん!。(キッパリ)
クルマ選びはもっと基本的なところチェックしないとダメです。
基本的なところとはもちろんボディとインテリアの状態です。
特に、ボディはある程度、鈑金塗装でごまかせますが、インテリアは修復不可です。
インテリアの状態が判断基準
それじゃ、エンジン等の機関の状態はどやネンということになりますが、ボディ内装の
良い個体は比例して機関も悪くないものです。
関連して・・
アナタは決めるのにどれくらい時間を掛けますか?。
Drは5~10分もあれば充分だと考えます。
もちろん個人差もあるし、心の中では10分で決めていても、もっと時間を掛けるふり?をする人も
いるでしょう。
いわば男女の見合いのようなもので、本質的には第一印象で決まると言ってもよいでしょう。
泣く子も黙る73カレラRS
かのうような稀少なコレクターズアイテムを陳列していると、かなり多くの方が見に
来られます。
中にはAAの検査員並みに隅から隅まで、それこそ床に這いつくばってまで、細部を
チェックする方が稀にいらっしゃいます。
残念ながら、かのような検査員並みの方は、99%買われない方なんです。
40年前の個体を荒探しするのは、全くナンセンスです。
きっと、このタイプの方はショップ見聞録をネタにしたい方でしょう。
Drはこの個体を仕入れるのに、もちろん一般ユーザーと同じように、現車確認チェック
をしましたが、10分程度で決めましたから!。
以上、いささか業者目線の話になり恐縮ですが、一般ユーザーも眼力を養なうことが
大事です。
自信の無い方は信頼置ける