いわゆる“従軍慰安婦”に対する謝罪要求決議案は、26日のアメリカ下院外交委員会において圧倒的多数で可決されました。
決議は本会議に送られ7月中旬に採決されるが、可決されても法的拘束力はないとのこと。
この一件、日米関係、日本を取り巻く国際関係には大きな波紋を広げる大問題ですが、こと安倍自民党にとっては支持率回復のチャンスになるのでは?
内政で行き詰った政権が国民・有権者の目を対外問題に向けるのは古今東西の常套手段ですが、年金問題で行き詰っている安倍内閣にとっては、意図したのか、そうでないのかは定かではないですが、今後強まるアメリカ・韓国等からの“理不尽な”圧力に対し抵抗し、日本の主張を守る」という“毅然とした”姿勢をとることで支持率は急反転する可能性もあるのではないかと思われます。
時期的にもアメリカ本会議が7月中旬と延期した参院選直前、安倍自民党にとって神風となるか?
写真はアメリカ議会で証言を待つ元慰安婦。
(“flickr”より By Uschools.com)