孤帆の遠影碧空に尽き

年に3回ほどアジアの国を中心に旅行、それが時間の流れに刻む印となっています。そんな私の思うこといろいろ。

中国・広西チワン族自治区 ちょっと変わった食べ物

2018-07-23 10:40:51 | 中国

(竹筒香肉 本文参照)

中国を旅行中です。
貴州省と広西チワン族自治区の“滝めぐり”(黄果樹瀑布や徳天瀑布)や少数民族のお祭り(プイ族の「六月六」)などの観光日程を終えて、今日(7月22日)は広西の南寧にもどってきました。

乗継の便が悪く、明日はまず成都に移動、明後日は大阪へ。さらに翌日鹿児島へと、三日がかりで帰国します。

目下の最大の悩みは、“痒み” 旅行中半ズボンを着用していたので、膝から下が蚊に刺されまくりボコボコになっています。

もちろん、昨日の筏下りなど、あちこちで刺された記憶はあるのですが、今日になって一気に痒みが襲ってきました。(今日の車内か食事場所に蚊がいたのでしょうか?)

あいにく持参のかゆみ止めも空になってしまい、ホテルへのチェックインもそこそこに、ホテル付近の薬店でかゆみ止めを購入。

手足に塗りまくると、薄荷のにおいで咳き込みそうになるぐらいです。

もちろん、安全性の面では日本の薬が信頼できますが、その分、成分の種類・量も制限されています。

一方、中国やアジア諸国の薬は、何がどれだけ入っているか得体のしれないところはありますが、副作用さえ出なければ、作用は日本の薬より強力かも・・・・そんなイメージです。

体質的なものか、一度刺されたところが数か月も慢性化することがあり(新たに刺されると、その数か月前のものまで痒くなります)、前回のインド旅行中にもかゆみ止めを買ったのですが、これがよく効き、帰国後も使用していました。

今は、とにかくこの痒みを抑えないと・・・という緊急事態ですので、中国の“得体のしれない”効果に期待しています。

薄荷系の強い刺激で、痒みもだいぶ抑えられています。

貴州省では辛い料理を食べ過ぎたせいか体調を崩したので、広西チワン族自治区では極力刺激の強いものは避けました。

一人だけだと、食べるものは非常に限定されてくるのですが、今回はガイド同行なのでかなりバラエティーに富んだ内容になりました。その一部を紹介。


昨日の昼に食べた料理。周囲に並んでいるのはパッションフルーツを半分に切ったもの。その中に骨付き豚肉が。パッションフルーツは屋久島でもつくっています。

酸味がある果肉と豚肉が・・・というところですが、豚肉が硬過ぎました。


べトナム風春巻  川向こうはベトナムで、地元の人なら往来も許されていますので、メニューにも“越南”という文字がよく見受けられます。


昨夜の料理で、右手前は川エビを揚げたものですが、左手前は“竹筒香肉”

長さは10cmあまりで、竹を開くと、中央にもち米、上下に肉が(冒頭画像)。これはかなりいけます。


今朝食べた巻粉  長さ25cmほどのブニョブニョした太いものを3本椀にいれて、汁をかけて食べます。中にはひき肉などの具材が包まれています。


巻粉の作り方  お盆に手前の白い液体(多分、米の粉を溶いたもの)を薄くのばし、加熱します。


反対側にいる女性が、押し出されて出てくるお盆の上に具材をのせて、クルクルと包み込み、できあがり。麺より手間がかかります。 

中国も南方では、麺よりはこうしたものの方が好まれるとか。
巨大なワンタンのようでもあり、非常に食べやすく、朝食には最適なメニューです。

なお、この地方では“虫”もよく食べるようです。
もちろん私は試していません。食堂の窓に張られた写真を撮影。あえて不鮮明にした訳でもありませんが、不鮮明な方がいいかも。


写真は“虫の盛り合わせ” もちろん単品でも頼めます。お好きな方はどうぞ。
コメント
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