11月のはじめ妻が「台所の換気扇が回らないの」と言ってきた。
レンジフード内の電灯は点灯するのだが肝心な換気扇が作動しない。
換気扇に油が付着して、それが気温の低下で硬くなり換気扇のファンの回りを阻害しているのかと思った。
もう新築以来故障こそは無かったが掃除もしていないので作動しなくなっても不思議はないと思った。
何でも相談する友人に話してみた。
彼はいつものように、その場で電気屋さんに電話してくれた。
翌日その電気屋さんが我が家に見に来てくれた。
換気扇の位置が高い所に在って、それを外すには高所作業車が必要だという。
我が家は2階に台所があり、それが外に繋がっているのは地上から5メートル以上の場所だ。
そして現在の台所レンジフードを外して新しいレンジフードを取り付ければ修理完了ですという。
修理内容に問題はいくつもあった。
現在のレンジフードを取り付ける時に事前にタイルを貼ってありレンジフードを取ってしまうと後から付けるレンジフードとの整合性が合わなくなってしまう。
現在のレンジフードもきれいで取って捨てるにはもったいない。
現在のレンジフードの中に換気扇を取り着けれないかを聴くと「無理だ」と応えた。
自分としては何とか自力で換気扇を取り付けようと思い電気屋さんには現在の換気扇を取り外すことなく処理できる方法を聴いてお帰り頂いた。
それからは頭の中で換気扇を取り付けることに没頭したりホームセンターに出向き新品ののレンジフードを見たり不燃材料を探したりしていた。
ある時youtubeを見ていたら我が家と同じようなケースの作業を見つけた。
便利屋さんが「これは換気扇の問題ではなくてスイッチの不具合です」と言って新しいスイッチを別口で取り付けて直してしまったというものだ。
ひょっとしたらと思ったので、もう一度換気扇のスイッチ辺りを外して掃除した。
それは知り合いの電気関係の仕事をしている者にスイッチを修理してもらおうと思ったからだ。
ところがスイッチを入れたら何と作動してしまった。
原因はスイッチの汚れっだったようだ。
今までの下準備や脳内作業は無駄に終わったが何より無料で解決したことがありがたかった。