テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

いつも、この身に。

2018-05-03 22:17:43 | ブックス
「こんにちわゥ、テディちゃでス!
 いまァ、はなざかりィ~なのはァ~…」
「がるる!ぐるるるがるるる!」(←訳:虎です!バラ園が見頃だよ!)

 こんにちは、ネーさです。
 今春、欧州は寒さに震えているそうですが、
 日本は暑さ前倒しでバラのお花がきれいに咲いてますね。
 本日の読書タイムは、
 全ページお花と同じくらい色とりどりな、
 こちらの御本を、どうぞ~♪

  



   ―― 日本全国開運神社 このお守りがすごい! ――



 著者は中津川昌弘(なかつがわ・まさひろ)さん、2018年3月に発行されました。
 『112社完全ガイド』と副題が付されています。

「ふむむッ?? おまもりィ~??」
「ぐる~??」(←訳:開運~??)

 はい、白状いたします。
 前回記事の《岡本太郎さんトリプルスペシャル》の後ですから、
 私ネーさ、ちょっと休憩と申しましょうか、
 息抜きに近い気持ちで
 この御本を手に取ったんですけれど、
 キエィ!と
 背中に活を入れられたかのように
 目が醒めました。

 お守り――奥が深いんです、とっても!

「こんなにィたくさんッ?」
「がるるるぐるーる!」(←訳:こんなにユニーク!)

 本文の第一章は、
 『神社のお守りの世界にようこそ』。

 そこで著者・中津川さん、先ずは
 《御利益のすごさ》
 《かわいらしさ》
 《珍しさ》
 の観点から様々なお守りを紹介しつつ、
 《お守りの基本Q&A》や、
 《神社の参拝方法とお守りの頂き方》
 を解説しています。

  “神社さんにお参りするとき、
   どういう順序でどこを巡ればいいのか”

 それはつまり、

  “お守りを頂くために授与所へ向かうのは
   どのタイミングが正しいのか”

 という問への答えでもありますが、
 私ネーさ、首をヒネリました。

 正式なお作法では……どうすべきなのかしら??

「えッ、えェ~とォ??」
「ぐっるるるるるる!」(←訳:わっ分かりません!)

 答えは、社殿で参拝を終えたあとで。

 境内が混雑してるから、
 参拝の前に授与所へ、なんてのは、
 お守りが欲しいだけなんだもん、
 お参りはパスして授与所へ行っちゃおう、なんてのも
 礼を失した行為なのです。

「ふァいッ、きもにィめいじィまス!」
「がるるぐるるるる!」(←訳:お作法リスペクト!)

 お守りをたくさん持つと
 神様がケンカするって本当なんでしょうか?

 お守りとお札の違いは?

 お守りの効力が上がる方法は?

 お守りはどこに保存しておくべきなのか?

 その他に、
 “神社の基本情報”
 “知っておきたい《古事記》と神さま”も、
 はい、あらためて、勉強になります……。

「そしてェ、いよいよッ♪」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:お守りお披露目!)

 第二章『日本全国すごいお守りの頂き方リアルレポート』、
 第三章『御利益別!開運神社のすごいお守り』では、
 はい、112社の神社さんとお守りが
 丁寧に紹介されています。

 ことに、第二章のいちばん初め、
 4ページに渡ってレポートされている
 埼玉の三峯神社さんの御守りは……
 文章を読んでいるだけで
 荷造りしたくなりましたよ。

「ゆかなくちゃッ!」
「がるるぐるがる!」(←訳:すごい山奥でも!)

 オオカミを祀る神社さんで、
 月に一日のみ授与されるという
 特別なお守りとは?

 と聞いて、
 こころがゾワリ!と波立った活字マニアさんは、
 ぜひ、この御本を手に取ってみ手くださいね。
 歴史好きさんにも、地理好きさんにも
 おすすめの一冊です♪
 
 
 
コメント
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