テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 競演・《五拾三次》 ~

2018-05-23 22:02:55 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ぽふふゥ! じゅんいがァ、うごいたのでス!」
「がるる!ぐるがるるる!」(←訳:虎です!乱戦ふたたび!)

 こんにちは、ネーさです。
 ジロ・ディ・イタリアでは第16ステージ個人タイムトライアルの結果、
 優勝候補と目される強豪選手さんが
 一気に2位へとジャンプアップ!
 これは大逆転の可能性もありかも?
 盛り上がる週末にかけての山岳3連戦をガン見しながら、
 さあ、週の半ばの今日は読書をサボり、
 こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪
 
  



             ―― 広重 ――



 東京・八王子市の八王子市夢美術館にて、
 会期は2018年5月25日~7月1日(月曜休館)、
 『二つの東海道五拾三次 保永堂版と丸清版』と副題が付されています。

「あはァ! あのォゆうめいィなッ?」
「ぐるるるるがるる~!」(←訳:広重さんの傑作~!)

 歌川広重さん(1797~1858)の名作、
 いえ、浮世絵という版画芸術を代表する名作『東海道五拾三次』には
 いくつかのバージョンがあります。 

  

 時系列で並べてみますと、

  ・天保4年(1833年)、広重さん、京への旅に出立。

   ↓

  ・翌年(天保4年)、旅のスケッチをもとに
   『東海道五拾三次之内』が
   保永堂と僊鶴堂から共同で出版される。

   ↓

  ・保永堂の単独出版となり、
   天保5年には
   53か所の名所に
   日本橋と京都を加えた全55図の大判錦絵を刊行。

   ↓

  ・世に知られる『東海道五拾三次・保永堂版』完成&大ヒット!

「めでたしィめでたしィ~♪」
「がるるっ!」(←訳:でもねっ!)

  

  ・名所絵師として売れっ子になった広重さん、
   生涯に渡って20種類もの《東海道》シリーズを制作。

「あッちこッちにィ~」
「ぐるるるるがっるる?」(←訳:五拾三次がいっぱい?)

 この展覧会では、
 もっともメジャーな《保永堂版・五拾三次》と、
 画題が隷書体で書かれているため
 《隷書版・五拾三次》とも呼ばれる
 寿鶴堂から出版された《丸清堂版・五十三次》(嘉永2年=1849年刊)の
 ふたつの《東海道五拾三次》が展示されます。

 5月25日と6月16日にはギャラリートークも予定されていますので、
 江戸アート好きな方々は、
 ぜひ贅沢な“名所見比べ”に、お出掛けを~♪




    では、プチプラおやつのオマケ画像も、ここで!
   
    『森永製菓』さんの
    《期間限定 ココナッツパイ》ですよ。
    「なつゥでスねェ~」
    「がっるるぐるる~!」(←訳:夏っぽいお菓子~!)
    冷蔵庫で少し冷やしてから
    パクリ!がおすすめです♪
    
コメント
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