「こんにちわゥ、テディちゃでス!
あらたなァ~ちゃんぴおんはァ~…!」
「がるる!ぐるるるがるるる??」(←訳:虎です!まさかのベテラン??)
こんにちは、ネーさです。
台風の強風で交通網がズタズタにされた今朝の東京ですが、
私ネーさの“予想”もズタボロにされました。
インスブルックで開催された
自転車競技のロード世界選手権2018エリート男子の部で優勝したのは、
スペインの大ベテラン、アレハンドロ・バルベルテさん!
おめでとうバルベルデさん!
お祝いの拍手を送りながら、
さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♫
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―― IQ ――
著者はジョー・イデさん、原著は2016年に、
画像の日本語版は2018年6月に発行されました。
英語原題は『IQ』、
2017年のアメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀長篇賞に
ノミネートされただけでなく、
数々のミステリ文学賞の新人部門で受賞を遂げた
いま大注目の作品の著者さんは……
日系アメリカ人さん!
「わァ~おゥ!」
「ぐるるるる!」(←訳:そうなんだ!)
とはいえ、著者イデさんが
この御本の中で描いているのは、
日系アメリカンならではの文学――
戦時中の収容所をテーマにしたものや、
日系移民を主人公にした作品、ではないんです。
主人公は、黒人青年。
ロサンゼルスに暮らす彼の職業は
《探偵》です。
「うむうむッ! にしィかいがんッていうとォ~…」
「がぅるるるーるるぐる~」(←訳:チャンドラーさんかな~)
米国の西海岸を舞台とするミステリで有名なのは、
レイモンド・チャンドラーさんや
ダシール・ハメットさんが著した
ハードボイルドな探偵さんたち。
この御本でも、
冒頭部分で印象深いのは
気の利いたやりとり、というのでしょうか、
機智に富んだお喋りが交わされるシーンがあり、
うん、西海岸ミステリよねぇ~
と思わされたりしたのですが。
探偵さんへの依頼内容を知ると、
いささか不安を感じ始めるんですよね。
《謎の巨犬を操る殺し屋を探してくれ》
……って、
チャンドラーさんの作品には
あまり出てきそうもない台詞でしょ。
「でもォ、まじめェなのでス!」
「ぐるがるるるぐるるる!」(←訳:犬はホントにいたんだ!)
冗談のような依頼は、
つまり、
不可能犯罪への挑戦、と
読み解くべきでしょうか。
犬を操る殺し屋なんでヤツがいるのか?
いるとしたら、
その目的は?
IQ――
本名はアイゼイア・クィンターベイさん、
通称“IQ“として知る人ぞ知る、
無免許探偵さんの推理が始まります。
「むゥ~んッ? なんだかァ、にてまスよゥ?」
「がるるるぅるるるぐる!」(←訳:バスカヴィル家の犬と!)
ええ、おそらく
コナン・ドイルさんの作品を意識した、かもしれない
探偵IQさんの物語は、
しかし、頁が進むにつれ
ホームズさんものではない、
チャンドラーさんものとも違う
独自の色合いを強めてゆきます。
犬を使った奇怪な犯罪の真相は、
はたして?
「よみごたえェ、ありィ!」
「ぐるがらうる!」(←訳:一流エンタ!)
美しささえ漂わせるこの作品を、
誰か映像化してくれないかなぁ?
いや、もう密かに映画化の企画が進んでるかも?
だとしたらキャストは?
と、想像力も飛躍させられる激おすすめミステリ、
全活字マニアさんにおすすめです。
ぜひ~!!
あらたなァ~ちゃんぴおんはァ~…!」
「がるる!ぐるるるがるるる??」(←訳:虎です!まさかのベテラン??)
こんにちは、ネーさです。
台風の強風で交通網がズタズタにされた今朝の東京ですが、
私ネーさの“予想”もズタボロにされました。
インスブルックで開催された
自転車競技のロード世界選手権2018エリート男子の部で優勝したのは、
スペインの大ベテラン、アレハンドロ・バルベルテさん!
おめでとうバルベルデさん!
お祝いの拍手を送りながら、
さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♫

―― IQ ――
著者はジョー・イデさん、原著は2016年に、
画像の日本語版は2018年6月に発行されました。
英語原題は『IQ』、
2017年のアメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀長篇賞に
ノミネートされただけでなく、
数々のミステリ文学賞の新人部門で受賞を遂げた
いま大注目の作品の著者さんは……
日系アメリカ人さん!
「わァ~おゥ!」
「ぐるるるる!」(←訳:そうなんだ!)
とはいえ、著者イデさんが
この御本の中で描いているのは、
日系アメリカンならではの文学――
戦時中の収容所をテーマにしたものや、
日系移民を主人公にした作品、ではないんです。
主人公は、黒人青年。
ロサンゼルスに暮らす彼の職業は
《探偵》です。
「うむうむッ! にしィかいがんッていうとォ~…」
「がぅるるるーるるぐる~」(←訳:チャンドラーさんかな~)
米国の西海岸を舞台とするミステリで有名なのは、
レイモンド・チャンドラーさんや
ダシール・ハメットさんが著した
ハードボイルドな探偵さんたち。
この御本でも、
冒頭部分で印象深いのは
気の利いたやりとり、というのでしょうか、
機智に富んだお喋りが交わされるシーンがあり、
うん、西海岸ミステリよねぇ~
と思わされたりしたのですが。
探偵さんへの依頼内容を知ると、
いささか不安を感じ始めるんですよね。
《謎の巨犬を操る殺し屋を探してくれ》
……って、
チャンドラーさんの作品には
あまり出てきそうもない台詞でしょ。
「でもォ、まじめェなのでス!」
「ぐるがるるるぐるるる!」(←訳:犬はホントにいたんだ!)
冗談のような依頼は、
つまり、
不可能犯罪への挑戦、と
読み解くべきでしょうか。
犬を操る殺し屋なんでヤツがいるのか?
いるとしたら、
その目的は?
IQ――
本名はアイゼイア・クィンターベイさん、
通称“IQ“として知る人ぞ知る、
無免許探偵さんの推理が始まります。
「むゥ~んッ? なんだかァ、にてまスよゥ?」
「がるるるぅるるるぐる!」(←訳:バスカヴィル家の犬と!)
ええ、おそらく
コナン・ドイルさんの作品を意識した、かもしれない
探偵IQさんの物語は、
しかし、頁が進むにつれ
ホームズさんものではない、
チャンドラーさんものとも違う
独自の色合いを強めてゆきます。
犬を使った奇怪な犯罪の真相は、
はたして?
「よみごたえェ、ありィ!」
「ぐるがらうる!」(←訳:一流エンタ!)
美しささえ漂わせるこの作品を、
誰か映像化してくれないかなぁ?
いや、もう密かに映画化の企画が進んでるかも?
だとしたらキャストは?
と、想像力も飛躍させられる激おすすめミステリ、
全活字マニアさんにおすすめです。
ぜひ~!!