「こんにちわッ、テディちゃでス!
わァ~おッ? えいがかァでスかッ?」
「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!期待と不安~!)
こんにちは、ネーさです。
人気漫画『キングダム』の実写映画化が発表されましたね。
脚本はもとより、美術、衣装、音楽、そしてキャスト……
ハードルは高そうだけれど、
期待せずにはいられないこのニュースに合わせて、
さあ、本日の読書タイムは《歴史》絡みの、
こちらの御本を、どうぞ~♫
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―― 図説 指輪の文化史 ――
著者は浜本隆志(はまもと・たかし)さん、2018年8月に発行されました。
人にとって最も身近な装飾品のひとつ《指輪》――
その歴史は? 意味は?
「うゥ~んッ? あんまりィ~?」
「ぐるるるがるる!」(←訳:知らないのです!)
先史時代の装身具は、
皮(天然の皮や表皮)、革(なめした革)、蔓(つる)、貝、
石、骨、牙などの天然物でした。
これはアクセサリーというよりも
身体の脆弱な部分を守る《護符》であった、と
著者・浜本さんはいいます。
その後、
紀元前三千~前二千年のシュメール、
古代エジプト文明の発展とともに、
金銀などの貴金属や青銅、宝石が
身体を“飾る”ようになり、
《護符》の要素は薄れて、
装飾品、権威や身分を表わすものへと
変化してゆきます。
「みぶんッしょうめいィ?」
「がるっるぐるるるるる!」(←訳:指輪って目立つもんね!)
結婚指輪の習俗は、
古代ギリシャから地中海のエトルリア、
それから古代ローマへと伝わり、
西洋世界に根付いた……のかと思えば。
実は、けっこう複雑なんです、
指輪の着け方って。
「ふァ? ふくざつゥ??」
「ぐるるがるぐる?」(←訳:どこが複雑なの?)
例えば、結婚指輪の着け方は。
左手の薬指につけるのは、
英国、フランス、米国、イタリアなど。
右手薬指につけるのは、
ドイツ、オーストリア、ロシアなど。
ユダヤ教では、新婦のみ右人差し指。
日本は、英国や米国に影響されて、左手薬指。
「はわわゥッ!」
「がるるるぐるる?」(←訳:そんなに違うの?)
着け方以外にも大事なのは、目的。
印象指輪、
鍵付き指輪、
毒入り?指輪、
香料入り指輪、
天球儀指輪、
日時計がついていたり、
カメラ内蔵のスパイ用指輪もあります。
「ちいさいけどォ!」
「ぐるがる!」(←訳:機能満載!)
さらに、指輪は
実用品として使うだけではなく、
想像力をも強化させるみたいですね。
私たち活字マニアにとって近しいのは、
指輪をテーマにした物語でしょうか。
楽劇《ニーベルングの指輪》と、
J・R・R・トールキンさん著『指輪物語』!
御本の後半部分では、
“世界を支配する指輪”をめぐる物語の解説と、
日本に於ける指輪文化についての考察も
収録されています。
「ゆびわのォ、まりょくがッ!」
「がるるぐるるぅる!」(←訳:世界を変えちゃう!)
ネックレスでもイヤリングでもピアスでもなく、
手の中に、するり、と滑りこんでくる
小さな黄金の輪。
大きな幸運を、
或いは破滅を、
身を隠す能力を与え、
《生命》の象徴ともなる指輪の今と昔を照らす
ビジュアルな事典は、
歴史好きさんにぜひのおすすめです。
書店さんで、図書館で、探してみてくださいな~♪
わァ~おッ? えいがかァでスかッ?」
「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!期待と不安~!)
こんにちは、ネーさです。
人気漫画『キングダム』の実写映画化が発表されましたね。
脚本はもとより、美術、衣装、音楽、そしてキャスト……
ハードルは高そうだけれど、
期待せずにはいられないこのニュースに合わせて、
さあ、本日の読書タイムは《歴史》絡みの、
こちらの御本を、どうぞ~♫

―― 図説 指輪の文化史 ――
著者は浜本隆志(はまもと・たかし)さん、2018年8月に発行されました。
人にとって最も身近な装飾品のひとつ《指輪》――
その歴史は? 意味は?
「うゥ~んッ? あんまりィ~?」
「ぐるるるがるる!」(←訳:知らないのです!)
先史時代の装身具は、
皮(天然の皮や表皮)、革(なめした革)、蔓(つる)、貝、
石、骨、牙などの天然物でした。
これはアクセサリーというよりも
身体の脆弱な部分を守る《護符》であった、と
著者・浜本さんはいいます。
その後、
紀元前三千~前二千年のシュメール、
古代エジプト文明の発展とともに、
金銀などの貴金属や青銅、宝石が
身体を“飾る”ようになり、
《護符》の要素は薄れて、
装飾品、権威や身分を表わすものへと
変化してゆきます。
「みぶんッしょうめいィ?」
「がるっるぐるるるるる!」(←訳:指輪って目立つもんね!)
結婚指輪の習俗は、
古代ギリシャから地中海のエトルリア、
それから古代ローマへと伝わり、
西洋世界に根付いた……のかと思えば。
実は、けっこう複雑なんです、
指輪の着け方って。
「ふァ? ふくざつゥ??」
「ぐるるがるぐる?」(←訳:どこが複雑なの?)
例えば、結婚指輪の着け方は。
左手の薬指につけるのは、
英国、フランス、米国、イタリアなど。
右手薬指につけるのは、
ドイツ、オーストリア、ロシアなど。
ユダヤ教では、新婦のみ右人差し指。
日本は、英国や米国に影響されて、左手薬指。
「はわわゥッ!」
「がるるるぐるる?」(←訳:そんなに違うの?)
着け方以外にも大事なのは、目的。
印象指輪、
鍵付き指輪、
毒入り?指輪、
香料入り指輪、
天球儀指輪、
日時計がついていたり、
カメラ内蔵のスパイ用指輪もあります。
「ちいさいけどォ!」
「ぐるがる!」(←訳:機能満載!)
さらに、指輪は
実用品として使うだけではなく、
想像力をも強化させるみたいですね。
私たち活字マニアにとって近しいのは、
指輪をテーマにした物語でしょうか。
楽劇《ニーベルングの指輪》と、
J・R・R・トールキンさん著『指輪物語』!
御本の後半部分では、
“世界を支配する指輪”をめぐる物語の解説と、
日本に於ける指輪文化についての考察も
収録されています。
「ゆびわのォ、まりょくがッ!」
「がるるぐるるぅる!」(←訳:世界を変えちゃう!)
ネックレスでもイヤリングでもピアスでもなく、
手の中に、するり、と滑りこんでくる
小さな黄金の輪。
大きな幸運を、
或いは破滅を、
身を隠す能力を与え、
《生命》の象徴ともなる指輪の今と昔を照らす
ビジュアルな事典は、
歴史好きさんにぜひのおすすめです。
書店さんで、図書館で、探してみてくださいな~♪