「こんにちわッ、テディちゃでス!
……ぱふゥ~!」
「がるる!ぐ~る!」(←訳:虎です!ふ~う!)
こんにちは、ネーさです。
えー、なぜか毎週木曜日の恒例行事となっている
Twitterでコミック!の更新ですが、
おヒマでしたら、
こちら
を、ちょこっと覗いて、
またかぁ~しょうがないな~と笑ってやってくださいね。
では、ここからは
気を引き締め直しての読書タイムです。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― 山小屋の灯 ――
文章は小林百合子さん、写真は野川かさね さん、2018年7月に発行されました。
ネット書店さんでは《エッセー・随筆》にジャンル分けされているようですが、
これは……“異色の山ガイド”であり、
“山小屋ガイド”としてもおすすめしたい作品ですよ。
「ふァいッ! テディちゃ、びッくりィしましたでス!」
「ぐるるがるる!」(←訳:ボクもボクも!)
「やまごやッてェ、たくさんッあるのでスゥ!」
先日は、山小屋を舞台にした連作ミステリ
大倉崇裕さん著『琴乃木山荘の不思議事件簿』を
御紹介いたしました。
標高2200メートルの山荘で起こる奇妙な出来事の数々は
たいそう印象的でしたが……
現実の山小屋って?
どんなところなんでしょう?
建物の造りは?
ごはんは?
お酒とか飲むの?
「とまッてェみないとォ~?」
「がるるるるぐる?」(←訳:分からないよね?)
著者(文章)の小林さんが
この御本の中で訪ねる山小屋は、16軒。
奥秩父の十文字小屋に始まり、
尾瀬の山の鼻小屋、
大菩薩嶺の丸川荘、
南アルプス前衛のマナスル山荘本館、
霧ヶ峰のころぼっくるひゅって、
南アルプスの両俣小屋……?
山登りに縁のない私ネーさには、
山の難易度、
ルートごとの難易度、
登る季節によって生じる違いなどが
把握できなかったのですが。
「ちずゥ、みましょうゥ!」
「ぐーるるがるるる!」(←訳:ルートも分かるよ!)
御本の巻末には
JRやバスを使った登山道へのアクセス方法、
小屋までの歩き方、
各小屋の営業期間等が掲載されています。
これらのアクセス&ルートと、
小林さんの文章を照らし合わせながら
読み進めてゆくと、
少しずつ、少しずつ、見えてくるようです。
山小屋へ至るまでの
うねる傾斜道。
ふと足を止め、息をついたとき、
目に飛び込んでくる樹木のシルエット、
山稜を昇る雲の流れ。
やっと小屋に着いて、
背中の荷を下ろして、
いただく御飯の温かさと、
小屋のオーナーさんとの会話。
「ふゆのォくうきはァ、りんりんッ!」
「がるるるぐるがるる!」(←訳:夜更けの星影キラリ!)
山に来たのは、ほとんど一年ぶり――
という奥秩父での“再生”。
尾瀬の山小屋での、自炊体験。
そして、八ヶ岳の雪の森の彼方の、
山小屋の灯(ともしび)。
「あのォかおりィはァ~…」
「ぐーるーるぅ♪」(←訳:コーヒーだぁ♪)
小林さんの文章と
野川さんの写真に手を引かれるように、
上へ、上へと身体を運んでゆくはて、
視えてくる小さな灯火。
山ガールさんでなくとも
山男さんでなくても、
こころ魅せられる“山の歩き方”の物語を、
皆さま、ぜひ♪
……ぱふゥ~!」
「がるる!ぐ~る!」(←訳:虎です!ふ~う!)
こんにちは、ネーさです。
えー、なぜか毎週木曜日の恒例行事となっている
Twitterでコミック!の更新ですが、
おヒマでしたら、
こちら
を、ちょこっと覗いて、
またかぁ~しょうがないな~と笑ってやってくださいね。
では、ここからは
気を引き締め直しての読書タイムです。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 山小屋の灯 ――
文章は小林百合子さん、写真は野川かさね さん、2018年7月に発行されました。
ネット書店さんでは《エッセー・随筆》にジャンル分けされているようですが、
これは……“異色の山ガイド”であり、
“山小屋ガイド”としてもおすすめしたい作品ですよ。
「ふァいッ! テディちゃ、びッくりィしましたでス!」
「ぐるるがるる!」(←訳:ボクもボクも!)
「やまごやッてェ、たくさんッあるのでスゥ!」
先日は、山小屋を舞台にした連作ミステリ
大倉崇裕さん著『琴乃木山荘の不思議事件簿』を
御紹介いたしました。
標高2200メートルの山荘で起こる奇妙な出来事の数々は
たいそう印象的でしたが……
現実の山小屋って?
どんなところなんでしょう?
建物の造りは?
ごはんは?
お酒とか飲むの?
「とまッてェみないとォ~?」
「がるるるるぐる?」(←訳:分からないよね?)
著者(文章)の小林さんが
この御本の中で訪ねる山小屋は、16軒。
奥秩父の十文字小屋に始まり、
尾瀬の山の鼻小屋、
大菩薩嶺の丸川荘、
南アルプス前衛のマナスル山荘本館、
霧ヶ峰のころぼっくるひゅって、
南アルプスの両俣小屋……?
山登りに縁のない私ネーさには、
山の難易度、
ルートごとの難易度、
登る季節によって生じる違いなどが
把握できなかったのですが。
「ちずゥ、みましょうゥ!」
「ぐーるるがるるる!」(←訳:ルートも分かるよ!)
御本の巻末には
JRやバスを使った登山道へのアクセス方法、
小屋までの歩き方、
各小屋の営業期間等が掲載されています。
これらのアクセス&ルートと、
小林さんの文章を照らし合わせながら
読み進めてゆくと、
少しずつ、少しずつ、見えてくるようです。
山小屋へ至るまでの
うねる傾斜道。
ふと足を止め、息をついたとき、
目に飛び込んでくる樹木のシルエット、
山稜を昇る雲の流れ。
やっと小屋に着いて、
背中の荷を下ろして、
いただく御飯の温かさと、
小屋のオーナーさんとの会話。
「ふゆのォくうきはァ、りんりんッ!」
「がるるるぐるがるる!」(←訳:夜更けの星影キラリ!)
山に来たのは、ほとんど一年ぶり――
という奥秩父での“再生”。
尾瀬の山小屋での、自炊体験。
そして、八ヶ岳の雪の森の彼方の、
山小屋の灯(ともしび)。
「あのォかおりィはァ~…」
「ぐーるーるぅ♪」(←訳:コーヒーだぁ♪)
小林さんの文章と
野川さんの写真に手を引かれるように、
上へ、上へと身体を運んでゆくはて、
視えてくる小さな灯火。
山ガールさんでなくとも
山男さんでなくても、
こころ魅せられる“山の歩き方”の物語を、
皆さま、ぜひ♪