「こんにちわッ、テディちゃでス!
わふゥ~♪ わらッちゃッたでスゥ~♫♪」
「がるる!ぐるがるるる!」(←訳:虎です!映画みたいだ!)
こんにちは、ネーさです。
ふっふっふっ、10月17日夜のアライグマ捕獲騒動は……
まるっきり映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』だわ!
喋るアライグマ・ロケットくんそのものよー!と
ニュース映像に爆笑してしまいました♪
捕まったアライグマくんに良い里親さんが見つかるよう祈りつつ、
ついでに木曜恒例のTwitterを更新しつつ、
( こちら! で御覧くださいね~!)
さあ、本日の読書タイムは、
こちらのアンソロジー作品を、どうぞ~!

―― 猫のまぼろし、猫のまどわし ――
編者は東雅夫(ひがし・まさお)さん、2018年8月に発行されました。
『――東西妖猫名作選』と副題が付されています。
「あやしのォ、ねこッ??」
「ぐるる……がるるぐる?」(←訳:それは……もしや怪談?)
現在は空前のにゃんこブームではありますが、
ええ、愛猫家の皆さまも認めてくださることでしょう、
“ネコと怪談は相性が良い”
という事実を。
「むゥ~んッ? そういわれるとォ~…」
「がるるる?」(←訳:そうかも?)
ネコが出てくる物語で、でも、怖くて。
そんな御題をいただいちゃったら、
平成最強のアンソロジスト・東さんも張り切ります。
古典から、近代&現代の文豪さんの名作から、
ニャンコなストーリー21篇を厳選!
その中でも、
えっ!と驚く珍品なのが――
A・B・ミットフォードさん著
『ナベシマの吸血猫』。
「なべしまッてェ~…」
「ぐるがるる?」(←訳:鍋島騒動の?)
肥前は佐賀の、鍋島家を見舞った
いわゆる『鍋島猫騒動』は、
日本に於けるネコ怪談としては
もっともよく知られる物語です、が。
そのネコ怪談を、
幕末~明治初頭に日本に赴任した経験をもつ
英国貴族出身の外交官さんが
英訳ノベライズしてしまうと……
「ふしぎなァ、ふぁんたじィー!」
「がるるるるる!」(←訳:ミステリアス!)
極東の怪異譚というよりも、
さながらアラビアン・ナイト。
ナベシマ家のお殿さまも、
猫も、
忠義の武士さんも、
どこかエキゾチックで、謎めいています。
さらにまた、
“本家”版とも言える、
草双紙『鍋島猫騒動』(明治22年刊)
が比較してみてね♪と言わんばかりに
『ナベシマの吸血猫』と同じパートに、
収録されているんですから、
似ている箇所/似ていない箇所が
いっそう際立つんですよねえ。
「おなじィおはなしィなのにィ~」
「ぐるるがるぐる!」(←訳:印象に大差あり!)
そしてもちろん、
唸らされ、考えさせられる“今昔鍋島対決”以外にも、
読みどころは満載です。
アルジャーノン・ブラックウッドさん著
『古い魔術』は、
なんと、訳者が西條八十さん!
つげ義春さん著『猫町紀行』の、
繊細な画の素晴らしさよ!
ペローさん著『長靴をはいた猫』も
澁澤龍彦さんが訳すと
……何かが違う~!
「にゃははッ♪」
「がるるぐる!」(←訳:これが猫力!)
人類を魅了し、ふり回す永遠の謎――猫。
怪談好きさんに、
ニャンコ好きさんに、
全活字マニアさんにおすすめの快猫、いえ怪猫アンソロジー、
皆さま、ぜひ、一読を♪
わふゥ~♪ わらッちゃッたでスゥ~♫♪」
「がるる!ぐるがるるる!」(←訳:虎です!映画みたいだ!)
こんにちは、ネーさです。
ふっふっふっ、10月17日夜のアライグマ捕獲騒動は……
まるっきり映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』だわ!
喋るアライグマ・ロケットくんそのものよー!と
ニュース映像に爆笑してしまいました♪
捕まったアライグマくんに良い里親さんが見つかるよう祈りつつ、
ついでに木曜恒例のTwitterを更新しつつ、
( こちら! で御覧くださいね~!)
さあ、本日の読書タイムは、
こちらのアンソロジー作品を、どうぞ~!

―― 猫のまぼろし、猫のまどわし ――
編者は東雅夫(ひがし・まさお)さん、2018年8月に発行されました。
『――東西妖猫名作選』と副題が付されています。
「あやしのォ、ねこッ??」
「ぐるる……がるるぐる?」(←訳:それは……もしや怪談?)
現在は空前のにゃんこブームではありますが、
ええ、愛猫家の皆さまも認めてくださることでしょう、
“ネコと怪談は相性が良い”
という事実を。
「むゥ~んッ? そういわれるとォ~…」
「がるるる?」(←訳:そうかも?)
ネコが出てくる物語で、でも、怖くて。
そんな御題をいただいちゃったら、
平成最強のアンソロジスト・東さんも張り切ります。
古典から、近代&現代の文豪さんの名作から、
ニャンコなストーリー21篇を厳選!
その中でも、
えっ!と驚く珍品なのが――
A・B・ミットフォードさん著
『ナベシマの吸血猫』。
「なべしまッてェ~…」
「ぐるがるる?」(←訳:鍋島騒動の?)
肥前は佐賀の、鍋島家を見舞った
いわゆる『鍋島猫騒動』は、
日本に於けるネコ怪談としては
もっともよく知られる物語です、が。
そのネコ怪談を、
幕末~明治初頭に日本に赴任した経験をもつ
英国貴族出身の外交官さんが
英訳ノベライズしてしまうと……
「ふしぎなァ、ふぁんたじィー!」
「がるるるるる!」(←訳:ミステリアス!)
極東の怪異譚というよりも、
さながらアラビアン・ナイト。
ナベシマ家のお殿さまも、
猫も、
忠義の武士さんも、
どこかエキゾチックで、謎めいています。
さらにまた、
“本家”版とも言える、
草双紙『鍋島猫騒動』(明治22年刊)
が比較してみてね♪と言わんばかりに
『ナベシマの吸血猫』と同じパートに、
収録されているんですから、
似ている箇所/似ていない箇所が
いっそう際立つんですよねえ。
「おなじィおはなしィなのにィ~」
「ぐるるがるぐる!」(←訳:印象に大差あり!)
そしてもちろん、
唸らされ、考えさせられる“今昔鍋島対決”以外にも、
読みどころは満載です。
アルジャーノン・ブラックウッドさん著
『古い魔術』は、
なんと、訳者が西條八十さん!
つげ義春さん著『猫町紀行』の、
繊細な画の素晴らしさよ!
ペローさん著『長靴をはいた猫』も
澁澤龍彦さんが訳すと
……何かが違う~!
「にゃははッ♪」
「がるるぐる!」(←訳:これが猫力!)
人類を魅了し、ふり回す永遠の謎――猫。
怪談好きさんに、
ニャンコ好きさんに、
全活字マニアさんにおすすめの快猫、いえ怪猫アンソロジー、
皆さま、ぜひ、一読を♪