テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

人類の、ニャンコ愛。

2018-10-19 22:07:17 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでッス!
 ことしもォ、ごうかにィ~かいさいィでス!」
「がるる!ぐぅるるがっる~!」(←訳:虎です!ジャパンカップ~!)

 こんにちは、ネーさです。
 祝!ジャパンカップ2018開催!
 ええ、今年もやってまいりましたね♪
 そして毎年言ってますけれど、競馬じゃありません。
 アジア最高位の自転車ロードレース大会です。
 今日19日はチームプレゼンテーション、
 明日20日は宇都宮市の市中心部でクリテリウムレース、
 21日には宇都宮市森林公園でロードレースが行われます。
 (詳細は公式HPを御覧くださいな)
 世界各地から来日する一流レーサーさんの走りを楽しみにしながら、
 さあ、読書タイムもお忘れなく!
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  



          ―― ときめく猫図鑑 ――



 監修は今泉忠明(いまいずみ・ただあき)さん、
 写真は福田豊文(ふくだ・とよふみ)さん、
 文章は なかのひろみ さん、2016年3月に発行されました。
 先日は、同じ《Book for discovery(ときめく図鑑)》シリーズより
 『ときめく薔薇図鑑』を御紹介いたしましたが、
 こちらはニャンコちゃんたちが主役です♫

「きのうはァ、にゃんこのォおはなしでェ~…」
「ぐるるがぅるるぐる?」(←訳:今日はニャンコ図鑑?)

 前回記事でネタにさせていただきました
 東雅夫さんによるアンソロジー『猫のまぼろし、猫のまどわし』は、
 フィクション作品でした。
 
 ならば、今回はノンフィクションも読破して
 バランスを取りましょう!

「にゃんこのォ、きそちしきィ?」
「がるぐぅるるがるぐる!」(←訳:基本ニャンコ情報だね!)

 《ときめく図鑑》シリーズは、
 いずれもお写真が中心の構成になっています。

 しかし、冒頭部分を占める
 歴史や文化などの“雑学”的なパートが
 とーっても面白いんですよ。

 この『猫図鑑』に於いても、
 
  《猫、人に出会う》
  《書架の中の猫たち》
  《猫を愛した人たち》
  《猫の効能》

 のページで、私たちは学びます。

 猫(イエネコ)の御先祖さまは、野生のリビアヤマネコ。
 
 ニャンコたちを主人公とする東西のネコ名作の数々。

 猫好きな画家・音楽家・作家さんは。

 猫の動画には癒し効果があり、
 えっ? 
 猫を飼うことには若返り効果がある?!!

「わほわゥ! わかがえりィ~??」
「ぐるるるっ?」(←訳:そうなのっ?)

 若返り効果については
 いまのことろ確たる証拠はない……ようですから、
 新たな研究結果を待つことにして。

 私ネーさが目を瞠ったのは、
 《猫を愛した人たち》です。

 文豪ヘミングウェイさんがネコ大好きだったのは、
 有名な話ですが、
 米国第16代大統領リンカーンさんも
 “無類の猫好き”だった、ですって?

「はつみみィ~でスゥ!」
「がるぐっるるる?」(←訳:そうだったんだ!?)

 歩いている猫たちに行きあえば道を譲り、
 犬や猫を大事にしないやつは信用しないと公言していた
 リンカーンさん……

 身長193センチもあった大男のリンカーンさんが、
 おおよしよし♪とニャンコを撫でながら
 演説原稿を書いたりしていたんでしょうか。

「ほかにもォ、いまァ~ス!」
「ぐぅるるるがっるる!」(←訳:ニャンコに首ったけ!)

 科学者ニュートンさん、
 夏目漱石さんのお弟子・寺田寅彦さん、
 南方熊楠さんも、
 ジョン・レノンさんも、ピカソさんも。

 そして、もしいま彼らが生きていたら
 頬ずりして可愛がるのが目に見えるような、
 ウルトラスーパー可愛子ちゃんなニャンコたちのお写真は
 眺めているとココロがほっこり♫

「なごみィ~まス♪」
「がるるるぐる!」(←訳:陽だまり気分!)

 犬と並んで、
 人間の大切なパートナー――猫。

 猫への思いが詰まった楽しい一冊です。
 ニャンコ好きな御方は、
 ぜひ、手に取ってみてくださいね。
 おすすめですよ~♪
  
コメント
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