「こんにちわッ、テディちゃでス!
がんばれェ、ふれでィ~!」
「がるる!ぐるがるぐるるる!」(←訳:虎です!首位奪還したいね!)
こんにちは、ネーさです。
映画『ボヘミアン・ラプソディー』、
最新の興行ランクでは惜しくも
《ファンタビ》最新作に屈する結果となりましたものの、
まだまだ!盛り返してほしいわ!
クイーンの名曲『ドント・ストップ・ミー』をくちずさみつつ、
さあ、12月最初の読書タイムは
こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― 用心棒 ――
著者はディヴィッド・ゴードンさん、原著は2018年に、
画像の日本語版は2018年10月に発行されました。
英語原題は『THE BOUNCER』、
デビュー作品『二流小説家』が大評判を読んだ著者・ゴードンさんの
新刊は……まるで映画のようなオープニング?
「だいめいィもォ~!」
「ぐるるがるるぐるっるる~!」(←訳:題名の字体も映画っぽい~!)
そうなのよね、
御本の表紙の
墨書風にデザインされた『用心棒』の題字――
これって黒澤明さんの映画『用心棒』を意識したんじゃない?
と、多くの活字マニアさんは思われることでしょうが。
その予想に違わず、
主人公ジョー・ブロディーさん、
登場の仕方が――
「かッこいいィのでスゥ!」
「がるるぐるる!」(←訳:これが主役だ!)
長身で、瘦せぎすで、
むさくるしい身なりの白人男性。
魅力的ではある、けれど、
筋骨隆々のマッチョ型ではないため、
“セキュリティー”のロゴ入りTシャツを着ていなかったら。
「だれもォ、きづきませんッ!」
「ぐるるがっるるる!」(←訳:用心棒だってこと!)
NYのクイーンズ地区、
地元の人たちも観光客もやってくる
バーでの用心棒がジョーさんのお仕事ですが、
その夜、ちょっとした騒動が起こりました。
酒に悪酔いした大男のアメフト選手が
大暴れ!
力自慢のバーテンダーさんが止めにかかっても、
軽く叩きのめし。
なだめようとする友人たちを
あっさり薙ぎ倒し。
お店に悲鳴が満ち満ちたところで。
「しんうちィとうじょうゥ!」
「がるるるぐぅーるる!」(←訳:出番だよジョーさん!)
はい、もっちろん。
ジョーさんは私たち読み手の期待を裏切らず、
見事に泥酔大男を“退治”したのでした。
しかし、直後に。
「わわッ! たいへんッ!」
「ぐるるぅ!」(←訳:急襲だぁ!)
突如、お店を取り囲んだのは
制服警官にSWAT部隊?
いったい何事なんだ?
そして、逮捕されて送りこまれた留置場は、
NY中の暗黒街の住人たちで
足の踏み場もないほど?
「これはァ~…」
「がるぐる?」(←訳:異常事態!)
スリリングだけれど、
安穏といえなくもないセキュリティーの仕事から、
より深部へ、
より暗部へ。
ジョーさんが巻き込まれてゆく異常事態の、
その底で待ち構えているものとは?
「くるくるゥ~まわるゥ!」
「ぐるがるぐるる!」(←訳:善と悪のダンス!)
ミステリであり、
ロマンノワールでもある長編作品は
映画好きな活字マニアさんにおすすめです。
もし、このストーリーを映像化するとしたら、
主役のジョーさんは誰がいいだろう?
なぁんて思い巡らせながら、
皆さま、ぜひ、一読を♪
がんばれェ、ふれでィ~!」
「がるる!ぐるがるぐるるる!」(←訳:虎です!首位奪還したいね!)
こんにちは、ネーさです。
映画『ボヘミアン・ラプソディー』、
最新の興行ランクでは惜しくも
《ファンタビ》最新作に屈する結果となりましたものの、
まだまだ!盛り返してほしいわ!
クイーンの名曲『ドント・ストップ・ミー』をくちずさみつつ、
さあ、12月最初の読書タイムは
こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 用心棒 ――
著者はディヴィッド・ゴードンさん、原著は2018年に、
画像の日本語版は2018年10月に発行されました。
英語原題は『THE BOUNCER』、
デビュー作品『二流小説家』が大評判を読んだ著者・ゴードンさんの
新刊は……まるで映画のようなオープニング?
「だいめいィもォ~!」
「ぐるるがるるぐるっるる~!」(←訳:題名の字体も映画っぽい~!)
そうなのよね、
御本の表紙の
墨書風にデザインされた『用心棒』の題字――
これって黒澤明さんの映画『用心棒』を意識したんじゃない?
と、多くの活字マニアさんは思われることでしょうが。
その予想に違わず、
主人公ジョー・ブロディーさん、
登場の仕方が――
「かッこいいィのでスゥ!」
「がるるぐるる!」(←訳:これが主役だ!)
長身で、瘦せぎすで、
むさくるしい身なりの白人男性。
魅力的ではある、けれど、
筋骨隆々のマッチョ型ではないため、
“セキュリティー”のロゴ入りTシャツを着ていなかったら。
「だれもォ、きづきませんッ!」
「ぐるるがっるるる!」(←訳:用心棒だってこと!)
NYのクイーンズ地区、
地元の人たちも観光客もやってくる
バーでの用心棒がジョーさんのお仕事ですが、
その夜、ちょっとした騒動が起こりました。
酒に悪酔いした大男のアメフト選手が
大暴れ!
力自慢のバーテンダーさんが止めにかかっても、
軽く叩きのめし。
なだめようとする友人たちを
あっさり薙ぎ倒し。
お店に悲鳴が満ち満ちたところで。
「しんうちィとうじょうゥ!」
「がるるるぐぅーるる!」(←訳:出番だよジョーさん!)
はい、もっちろん。
ジョーさんは私たち読み手の期待を裏切らず、
見事に泥酔大男を“退治”したのでした。
しかし、直後に。
「わわッ! たいへんッ!」
「ぐるるぅ!」(←訳:急襲だぁ!)
突如、お店を取り囲んだのは
制服警官にSWAT部隊?
いったい何事なんだ?
そして、逮捕されて送りこまれた留置場は、
NY中の暗黒街の住人たちで
足の踏み場もないほど?
「これはァ~…」
「がるぐる?」(←訳:異常事態!)
スリリングだけれど、
安穏といえなくもないセキュリティーの仕事から、
より深部へ、
より暗部へ。
ジョーさんが巻き込まれてゆく異常事態の、
その底で待ち構えているものとは?
「くるくるゥ~まわるゥ!」
「ぐるがるぐるる!」(←訳:善と悪のダンス!)
ミステリであり、
ロマンノワールでもある長編作品は
映画好きな活字マニアさんにおすすめです。
もし、このストーリーを映像化するとしたら、
主役のジョーさんは誰がいいだろう?
なぁんて思い巡らせながら、
皆さま、ぜひ、一読を♪