「こんにちわッ、テディちゃでス!
ゆきィ……じゃないィのでスゥ!」
「がるる!ぐるーる!」(←訳:虎です!雨でーす!)
こんにちは、ネーさです。
東京に今シーズン初の雪が?多摩地域にも雪が?
とビクビクしておりましたが、
いまのころ雨……いえ、そこそこ大雨です。
大雪にならなくて良かったわぁ~♪とホッとしながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの絵本作品を、どうぞ~!
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―― それしかないわけないでしょう ――
著者はヨシタケシンスケさん、2018年11月に発行されました。
前作『みえるとか みえないとか』で
私たちをノックアウトしてくれちゃった著者・ヨシタケさん、
この御本でもやってくれます。
はい、何をやってくれるのかといいますと。
「きせいィがいねんッ、ぶッとばせェ~!」
「ぐるるるがるるるる~!」(←訳:先入観も吹き飛ばせ~!)
1の次には2がやってくる。
Aに続くのは、B。
あいうえお、と来たら、かきくけこ。
ええ、そう、それは間違ってない、
間違ってはいないんですけど……
いいのかしら?
そうだよ、
それしかないんだよ!って、
決めつけちゃっていいんでしょうか?
「えェ~とォ、そういわれるゥとォ~…」
「がるるぅるるぅ~…」(←訳:考えちゃうなぁ~…)
この御本の中でも、
ひとりの女の子が考えます。
或る雨の日、
学校から帰ってきたおにいちゃんが、
女の子にこんなことを言いました――
《…ねえねえ、しってる?
みらいはたいへんなんだぜ。》
「ふァ?」
「ぐるぅ?」
人口増による食料危機。
疫病が蔓延し、
戦争が勃発。
宇宙人が攻めてきて、
地球は崩壊……!!
「えええッ??」
「がる~っ??」
《ぼくたちが おとなになるころには
たいへんなことしか ないんだってさ。》
女の子は、
そんなお話を聞かされては無理もありませんけど、
ガーンと落ち込んでしまいます。
それはそうですよね、
未来にはイヤなことや
暗~いことしか起きないのだとしたら、
落ち込まざるを得ないわよね……。
「いやいやいやッ!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:そうとも限らない!)
ここで登場いたしますのは、
女の子の、おばあちゃん。
ちょっと苦笑いして、
おばあちゃんは言いました。
《だーいじょうぶよ!》
《それしかないわけ ないじゃない!》
「うッ、うゥ~んとォ?」
「がるるるるる?」(←訳:そうなのかな?)
未来は、固定された“ひとつ”しかないのか。
世界はすべて、
黒か白かで割り切れるのか。
それしかないよね……
ってガマンして妥協して、それでいいのか。
「あかるいィ~あしたッ!」
「ぐるがるぐるるるるるー!」(←訳:無いとは断言できないー!)
女の子とおばあちゃんが想い描く、
無限に楽しい未来の絵姿とは?
笑いも希望も、あっていいよね?
「ふァいッ!」
「がっるぐるるー!」(←訳:あっていいよー!)
それしかない、で終わらせちゃ
よくないんじゃない?
もっと他に、
何か他に――?
チビっ子ちゃんたちの、
そして私たちのハートもがっしり掴む
ヨシタケさんの最新作、
全活字マニアさんにおすすめです。
皆さま、ぜひ一読を~♫
ゆきィ……じゃないィのでスゥ!」
「がるる!ぐるーる!」(←訳:虎です!雨でーす!)
こんにちは、ネーさです。
東京に今シーズン初の雪が?多摩地域にも雪が?
とビクビクしておりましたが、
いまのころ雨……いえ、そこそこ大雨です。
大雪にならなくて良かったわぁ~♪とホッとしながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの絵本作品を、どうぞ~!

―― それしかないわけないでしょう ――
著者はヨシタケシンスケさん、2018年11月に発行されました。
前作『みえるとか みえないとか』で
私たちをノックアウトしてくれちゃった著者・ヨシタケさん、
この御本でもやってくれます。
はい、何をやってくれるのかといいますと。
「きせいィがいねんッ、ぶッとばせェ~!」
「ぐるるるがるるるる~!」(←訳:先入観も吹き飛ばせ~!)
1の次には2がやってくる。
Aに続くのは、B。
あいうえお、と来たら、かきくけこ。
ええ、そう、それは間違ってない、
間違ってはいないんですけど……
いいのかしら?
そうだよ、
それしかないんだよ!って、
決めつけちゃっていいんでしょうか?
「えェ~とォ、そういわれるゥとォ~…」
「がるるぅるるぅ~…」(←訳:考えちゃうなぁ~…)
この御本の中でも、
ひとりの女の子が考えます。
或る雨の日、
学校から帰ってきたおにいちゃんが、
女の子にこんなことを言いました――
《…ねえねえ、しってる?
みらいはたいへんなんだぜ。》
「ふァ?」
「ぐるぅ?」
人口増による食料危機。
疫病が蔓延し、
戦争が勃発。
宇宙人が攻めてきて、
地球は崩壊……!!
「えええッ??」
「がる~っ??」
《ぼくたちが おとなになるころには
たいへんなことしか ないんだってさ。》
女の子は、
そんなお話を聞かされては無理もありませんけど、
ガーンと落ち込んでしまいます。
それはそうですよね、
未来にはイヤなことや
暗~いことしか起きないのだとしたら、
落ち込まざるを得ないわよね……。
「いやいやいやッ!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:そうとも限らない!)
ここで登場いたしますのは、
女の子の、おばあちゃん。
ちょっと苦笑いして、
おばあちゃんは言いました。
《だーいじょうぶよ!》
《それしかないわけ ないじゃない!》
「うッ、うゥ~んとォ?」
「がるるるるる?」(←訳:そうなのかな?)
未来は、固定された“ひとつ”しかないのか。
世界はすべて、
黒か白かで割り切れるのか。
それしかないよね……
ってガマンして妥協して、それでいいのか。
「あかるいィ~あしたッ!」
「ぐるがるぐるるるるるー!」(←訳:無いとは断言できないー!)
女の子とおばあちゃんが想い描く、
無限に楽しい未来の絵姿とは?
笑いも希望も、あっていいよね?
「ふァいッ!」
「がっるぐるるー!」(←訳:あっていいよー!)
それしかない、で終わらせちゃ
よくないんじゃない?
もっと他に、
何か他に――?
チビっ子ちゃんたちの、
そして私たちのハートもがっしり掴む
ヨシタケさんの最新作、
全活字マニアさんにおすすめです。
皆さま、ぜひ一読を~♫