「こんにちわッ、テディちゃでス!
ぴかぴかァいィ、なるゥためにィ~!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!今年も探そう!)
こんにちは、ネーさです。
はい、ハンド&ネイルクリーム必携の季節が到来しましたね。
今年はどんな新製品があるのかな?と
バラエティショップのハンドケアコーナーをうろうろしています。
そして、本日の読書タイムも
“探索”をテーマとするこちらの御本を、さあ、どうぞ~♪
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―― のっぺら ――
著者は霧島けいさん、画像の文庫版は2018年8月に発行されました。
《あやかし同心捕物控》とシリーズ題名が付されています。
表紙の画からお分かりでしょうか、
この御本で探偵、いえ、探索方を務めますのは……
「わおゥ! おかおがァ、ありませんでスゥ~!」
「ぐっるるるるがぅる!」(←訳:のっぺらぼうじゃん!)
今夏に拙ブログにて御紹介しました
《『妖怪』時代小説傑作選》アンソロジー『あやかし』(2017年11月刊)で知った
霧島けいさん著《あやかし同心捕物控》――
夏の時点では、
入手可能なのは電子書籍版のみ……とのことだったのですが、
めでたくも書籍版があらためて刊行されましたよ♪
嬉しいわね~♫
「さッそくゥ、ちょうせんッ!」
「がるぐる!」(←訳:捕物冒険!)
お江戸の奉行所といえば、
桜吹雪を背負ったド派手なお奉行さまが
北町にいらしたもので、
もう一方の、
南町奉行所は知名度の点で、いまひとつ……
だったのは、もう過去のお話。
いまや、南町にも利け者の同心さんがいるんです。
「だんなァ~!」
「ぐるるがる~!」(←訳:柏木の旦那~!)
南町奉行所の定町廻り同心、
柏木千太郎(かしわぎ・せんたろう)さんは、
父上は人間、
母上は妖(あやかし)、という血筋ゆえ、
見た目がフツーじゃありません。
いわゆる、のっぱらぼう、なんですね。
「でもォ、まちのォにんきものッ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:花形同心なのさ!)
そりゃあまあ、
千太郎さんを知っているお江戸者だって
のっぺらぼうさんと夕暮れ時にばったり出くわせば、
ぎょっとして腰を抜かしそうになりますけれども。
江戸っ子の信条は、意地とやせ我慢。
悲鳴を腹に押し戻し、
にっこり会釈なんぞしてみせるのが礼儀ってもんです。
「こんばんわァ~」
「ぐるがるるる!」(←訳:良いお日和で!)
加えて、千太郎さん、
デキる同心さんです。
情に篤く、正義感もあって、
剣にも秀で、
難事件を解いてもみせる。
「おしゃべりィ、できないけどォ?」
「がるるぐるるる!」(←訳:そこは以心伝心!)
同僚で友人の片桐正悟(かたぎり・しょうご)さん、
下っ引きの伊助(いすけ)さんをフォロー役に
千太郎さんが挑みまするは、
第一話『あやかし同心』
第二話『ばらばら』
第三話『へのへのもへじ』
の、3つの謎。
時代小説好きな御方にも、
ファンタジー系な物語がお好きな方々にも
おすすめしたい短編3作品です。
「おとこはァ、かおじゃァないィのでス!」
「ぐるがるぐるる!」(←訳:知恵さえあれば!)
ユーモアたっぷりの捕物シリーズ、
次回は続編作品を御紹介したしますので、
お楽しみに~♪
ぴかぴかァいィ、なるゥためにィ~!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!今年も探そう!)
こんにちは、ネーさです。
はい、ハンド&ネイルクリーム必携の季節が到来しましたね。
今年はどんな新製品があるのかな?と
バラエティショップのハンドケアコーナーをうろうろしています。
そして、本日の読書タイムも
“探索”をテーマとするこちらの御本を、さあ、どうぞ~♪

―― のっぺら ――
著者は霧島けいさん、画像の文庫版は2018年8月に発行されました。
《あやかし同心捕物控》とシリーズ題名が付されています。
表紙の画からお分かりでしょうか、
この御本で探偵、いえ、探索方を務めますのは……
「わおゥ! おかおがァ、ありませんでスゥ~!」
「ぐっるるるるがぅる!」(←訳:のっぺらぼうじゃん!)
今夏に拙ブログにて御紹介しました
《『妖怪』時代小説傑作選》アンソロジー『あやかし』(2017年11月刊)で知った
霧島けいさん著《あやかし同心捕物控》――
夏の時点では、
入手可能なのは電子書籍版のみ……とのことだったのですが、
めでたくも書籍版があらためて刊行されましたよ♪
嬉しいわね~♫
「さッそくゥ、ちょうせんッ!」
「がるぐる!」(←訳:捕物冒険!)
お江戸の奉行所といえば、
桜吹雪を背負ったド派手なお奉行さまが
北町にいらしたもので、
もう一方の、
南町奉行所は知名度の点で、いまひとつ……
だったのは、もう過去のお話。
いまや、南町にも利け者の同心さんがいるんです。
「だんなァ~!」
「ぐるるがる~!」(←訳:柏木の旦那~!)
南町奉行所の定町廻り同心、
柏木千太郎(かしわぎ・せんたろう)さんは、
父上は人間、
母上は妖(あやかし)、という血筋ゆえ、
見た目がフツーじゃありません。
いわゆる、のっぱらぼう、なんですね。
「でもォ、まちのォにんきものッ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:花形同心なのさ!)
そりゃあまあ、
千太郎さんを知っているお江戸者だって
のっぺらぼうさんと夕暮れ時にばったり出くわせば、
ぎょっとして腰を抜かしそうになりますけれども。
江戸っ子の信条は、意地とやせ我慢。
悲鳴を腹に押し戻し、
にっこり会釈なんぞしてみせるのが礼儀ってもんです。
「こんばんわァ~」
「ぐるがるるる!」(←訳:良いお日和で!)
加えて、千太郎さん、
デキる同心さんです。
情に篤く、正義感もあって、
剣にも秀で、
難事件を解いてもみせる。
「おしゃべりィ、できないけどォ?」
「がるるぐるるる!」(←訳:そこは以心伝心!)
同僚で友人の片桐正悟(かたぎり・しょうご)さん、
下っ引きの伊助(いすけ)さんをフォロー役に
千太郎さんが挑みまするは、
第一話『あやかし同心』
第二話『ばらばら』
第三話『へのへのもへじ』
の、3つの謎。
時代小説好きな御方にも、
ファンタジー系な物語がお好きな方々にも
おすすめしたい短編3作品です。
「おとこはァ、かおじゃァないィのでス!」
「ぐるがるぐるる!」(←訳:知恵さえあれば!)
ユーモアたっぷりの捕物シリーズ、
次回は続編作品を御紹介したしますので、
お楽しみに~♪