「こんにちわゥ、テディちゃでッス!
ふゆゥはァ、ばてばてェ~でス!」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!冬バテなんです!)
こんにちは、ネーさです。
夏と同じく、気温差のある室内と戸外を行き来する冬も
けっこう身体に負担がかかり、
疲労が溜まってバテるのだそうです。
今日はことのほか寒さ厳しい日曜日でしたから、
じゅうぶん温まって手足もほぐれてきたら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのアートブックを、どうぞ~♫
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―― おとぎ話のモノクロームイラスト傑作選 ――
解説・監修は海野弘(うんの・ひろし)さん、2018年11月に発行されました。
『FAIRY TALE ILLUSTRATIONS IN BLACK AND WHITE』と
英語題名が付されています。
海野弘さん監修のもと、
シリーズ化されて人気の“読むビジュアル・ブック”最新刊は、
モノクロームのイラスト250点以上を収録する
挿絵マニア諸氏待望のレアな一冊ですよ♪
「ありそうでェ~なかッたァのでス!」
「ぐるがるる!」(←訳:貴重なんだ!)
19世紀から20世紀前半にかけて刊行された
美しい挿絵本――
少数(たぶん)ながら熱狂的なファンを持つ
それら《絵のある本》は、
どうしても華やかなカラー画が目立ってしまうのですが、
黒インクとペン一本だけで描かれた
モノクロームの挿絵も
独特の味わいがあります。
「つめたいィのにィ、あたたかいィ~!」
「がるぐるるがるるるる!」(←訳:素朴だけどエレガント!)
白地に黒い描線、というのは
中世の修道院などで用いられた手法であり、
北斎漫画など日本の版画の影響も感じられる図像たちを、
監修者・海野さんは
3つのパートに分けて紹介しています。
1860年代のイラストレーターさんによる
《第1の黄金時代》。
世紀末(19世紀末)を、《第2の黄金時代》。
20世紀初頭から第一次世界大戦までは《第3の黄金時代》。
例を挙げると、
『アリス』の画家ジョン・テニエルさんは、
1860年代を代表する挿絵画家さん。
ビアズリーさんによる不朽の名作『サロメ』は、
世紀末を象徴する作品。
『ピーター・パン』『テンペスト』他で知られる
アーサー・ラッカムさん、
E・デュラックさん、カイ・ニールセンさんたちは
20世紀最高の挿絵画家さんであり、
大人も子どもも楽しめる最高の絵本作家さんでした。
「どのォ、じだいィにもォ~♪」
「ぐるるるるがるぐるるる!」(←訳:素晴らしい本がザクザク!)
この御本の中で
活字マニアさんにじっくり見ていただきたいのは、
本文102~109ページに掲載されている
シドニー・ハーバート・シームさんの章です。
名門貴族出身の詩人・作家である
ダンセイニ卿(ロード・ダンセイニ)著『ペガーナの神々』の挿絵は、
シームさんの名をアートブック史に刻む傑作!!!
「うゥッ、ほんものォ、みたいィ~!」
「がるるぐるるるる!」(←訳:原画を見たいよう!)
現代の日本のマンガにも通じるモノクロ線画の、
シンプルであるがゆえに
いかようにも奥深くなる挿絵の世界――
クラシカルな絵本が好きな御方、
アート好きさんも、
ぜひ、一読してみてくださいね。
冬休みの読書タイムにも、おすすめです♪
ふゆゥはァ、ばてばてェ~でス!」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!冬バテなんです!)
こんにちは、ネーさです。
夏と同じく、気温差のある室内と戸外を行き来する冬も
けっこう身体に負担がかかり、
疲労が溜まってバテるのだそうです。
今日はことのほか寒さ厳しい日曜日でしたから、
じゅうぶん温まって手足もほぐれてきたら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのアートブックを、どうぞ~♫

―― おとぎ話のモノクロームイラスト傑作選 ――
解説・監修は海野弘(うんの・ひろし)さん、2018年11月に発行されました。
『FAIRY TALE ILLUSTRATIONS IN BLACK AND WHITE』と
英語題名が付されています。
海野弘さん監修のもと、
シリーズ化されて人気の“読むビジュアル・ブック”最新刊は、
モノクロームのイラスト250点以上を収録する
挿絵マニア諸氏待望のレアな一冊ですよ♪
「ありそうでェ~なかッたァのでス!」
「ぐるがるる!」(←訳:貴重なんだ!)
19世紀から20世紀前半にかけて刊行された
美しい挿絵本――
少数(たぶん)ながら熱狂的なファンを持つ
それら《絵のある本》は、
どうしても華やかなカラー画が目立ってしまうのですが、
黒インクとペン一本だけで描かれた
モノクロームの挿絵も
独特の味わいがあります。
「つめたいィのにィ、あたたかいィ~!」
「がるぐるるがるるるる!」(←訳:素朴だけどエレガント!)
白地に黒い描線、というのは
中世の修道院などで用いられた手法であり、
北斎漫画など日本の版画の影響も感じられる図像たちを、
監修者・海野さんは
3つのパートに分けて紹介しています。
1860年代のイラストレーターさんによる
《第1の黄金時代》。
世紀末(19世紀末)を、《第2の黄金時代》。
20世紀初頭から第一次世界大戦までは《第3の黄金時代》。
例を挙げると、
『アリス』の画家ジョン・テニエルさんは、
1860年代を代表する挿絵画家さん。
ビアズリーさんによる不朽の名作『サロメ』は、
世紀末を象徴する作品。
『ピーター・パン』『テンペスト』他で知られる
アーサー・ラッカムさん、
E・デュラックさん、カイ・ニールセンさんたちは
20世紀最高の挿絵画家さんであり、
大人も子どもも楽しめる最高の絵本作家さんでした。
「どのォ、じだいィにもォ~♪」
「ぐるるるるがるぐるるる!」(←訳:素晴らしい本がザクザク!)
この御本の中で
活字マニアさんにじっくり見ていただきたいのは、
本文102~109ページに掲載されている
シドニー・ハーバート・シームさんの章です。
名門貴族出身の詩人・作家である
ダンセイニ卿(ロード・ダンセイニ)著『ペガーナの神々』の挿絵は、
シームさんの名をアートブック史に刻む傑作!!!
「うゥッ、ほんものォ、みたいィ~!」
「がるるぐるるるる!」(←訳:原画を見たいよう!)
現代の日本のマンガにも通じるモノクロ線画の、
シンプルであるがゆえに
いかようにも奥深くなる挿絵の世界――
クラシカルな絵本が好きな御方、
アート好きさんも、
ぜひ、一読してみてくださいね。
冬休みの読書タイムにも、おすすめです♪