「こんにちわッ、テディちゃでス!
はれたァひはァ~だいあもんどッ!」
「がるる!ぐるるっるがるるる!」(←訳:虎です!シルエットあでやか!)
こんにちは、ネーさです。
晴れた夕空にダイアモンド富士が観測された今日は、
2018年版《BEST BOOKを探せ!》もファイナル回となりました。
第1回から順に、アートブック&絵本、
コミックのジャンル、
小説、ノンフィクション、と巡って
第5回の本日は“総合”編です。
2018年《BEST BOOK》の頂点に立つのは……
こちら!!
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―― ヒイラギ荘の小さな恋 ――
著者はチャールズ・ディケンズさん、
イラストはヨシタケシンスケさん、翻訳は金原瑞人さん、
2018年10月に発行されました。
『ディケンズショートセレクション』と副題が付されたこの御本には、
短編作品6篇が収録されています。
……ええ、分かっています、
我ながらツッコミどころ満載の選考だということは。
そもそもこの《ショートセレクション》シリーズは、
児童書として刊行されている作品。
著者のチャールズ・ディケンズさんだって、
1812年に生まれて1870年没、という、
現代からはとんでもなく遠くかけ離れた“過去のひと”だろう?
って叱られるかもしれませんが、
100年経っても200年たっても、、
この作品の良さは変わりません。
「いッしゅんだけどォ~!」
「ぐるがるる!」(←訳:永遠なんだ!)
とりわけておすすめしたいのは、
表題作品『ヒイラギ荘の小さな恋』です。
微笑ましくも美しい、
夢のような恋のおはなし。
或いは、他愛ない、とさえ言える小咄。
けれども、ごく短い物語の背後には、
広大な世界が、
ひとの世の営みが存在することが確かに感じられ、
読み手のこころを打ちます。
そうしてさらに、
『ヒイラギ荘』の物語がその真価を発揮するのは、
読了直後ではなく、
読み終えて、何日も、何ヶ月も、
もしくは何年も経ってから。
時が過ぎても、
ふっと思い出す。
何かの拍子に、ありありと文章がよみがえる。
耳元に、瞼の裏に、物語の場面が立ち昇る。
これは、そんな一冊、そんな物語です。
「ずッとずッとォ!」
「がるるるるる!」(←訳:忘れられない!)
イラストのヨシタケさん、
訳者の金原さんにも全力で拍手を贈りたいこの作品は、
読者の年齢を問わぬ名作です。
冬休み、本屋さんへ行く機会があったら、
どうか皆さま、探してみてください。
『ヒイラギ荘の小さな恋』を。
そして、ぜひ、一読を♪
さて、次回からは
これも毎年恒例の《新春特別企画》に挑みます。
Twitterも更新しましたので、
おヒマでしたら、
こちら!
を覗いてみてくださいね~♫
はれたァひはァ~だいあもんどッ!」
「がるる!ぐるるっるがるるる!」(←訳:虎です!シルエットあでやか!)
こんにちは、ネーさです。
晴れた夕空にダイアモンド富士が観測された今日は、
2018年版《BEST BOOKを探せ!》もファイナル回となりました。
第1回から順に、アートブック&絵本、
コミックのジャンル、
小説、ノンフィクション、と巡って
第5回の本日は“総合”編です。
2018年《BEST BOOK》の頂点に立つのは……
こちら!!

―― ヒイラギ荘の小さな恋 ――
著者はチャールズ・ディケンズさん、
イラストはヨシタケシンスケさん、翻訳は金原瑞人さん、
2018年10月に発行されました。
『ディケンズショートセレクション』と副題が付されたこの御本には、
短編作品6篇が収録されています。
……ええ、分かっています、
我ながらツッコミどころ満載の選考だということは。
そもそもこの《ショートセレクション》シリーズは、
児童書として刊行されている作品。
著者のチャールズ・ディケンズさんだって、
1812年に生まれて1870年没、という、
現代からはとんでもなく遠くかけ離れた“過去のひと”だろう?
って叱られるかもしれませんが、
100年経っても200年たっても、、
この作品の良さは変わりません。
「いッしゅんだけどォ~!」
「ぐるがるる!」(←訳:永遠なんだ!)
とりわけておすすめしたいのは、
表題作品『ヒイラギ荘の小さな恋』です。
微笑ましくも美しい、
夢のような恋のおはなし。
或いは、他愛ない、とさえ言える小咄。
けれども、ごく短い物語の背後には、
広大な世界が、
ひとの世の営みが存在することが確かに感じられ、
読み手のこころを打ちます。
そうしてさらに、
『ヒイラギ荘』の物語がその真価を発揮するのは、
読了直後ではなく、
読み終えて、何日も、何ヶ月も、
もしくは何年も経ってから。
時が過ぎても、
ふっと思い出す。
何かの拍子に、ありありと文章がよみがえる。
耳元に、瞼の裏に、物語の場面が立ち昇る。
これは、そんな一冊、そんな物語です。
「ずッとずッとォ!」
「がるるるるる!」(←訳:忘れられない!)
イラストのヨシタケさん、
訳者の金原さんにも全力で拍手を贈りたいこの作品は、
読者の年齢を問わぬ名作です。
冬休み、本屋さんへ行く機会があったら、
どうか皆さま、探してみてください。
『ヒイラギ荘の小さな恋』を。
そして、ぜひ、一読を♪
さて、次回からは
これも毎年恒例の《新春特別企画》に挑みます。
Twitterも更新しましたので、
おヒマでしたら、
こちら!
を覗いてみてくださいね~♫