「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!
ふゥ~…こうようゥもォ、おわりィ~…」
「がるる!ぐるがるぐるるる~…」(←訳:虎です!ほぼ真冬だもんね~…)
こんにちは、ネーさです。
季節は秋から冬へと変わり、
観光もオフシーズンへ……と思ったら、
いやぁ、世の中にはあるんですね、季節とは無縁の観光地が♪
本日の読書タイムは、
そんな人気観光地を舞台にしたこちらの御本を、
さあ、どうぞ~!
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―― ツバキ文具店の鎌倉案内 ――
著者はツバキ文具店の皆さん、2018年8月に発行されました。
小川糸さん著『ツバキ文具店』と
続編の『キラキラ共和国』に登場する実在のお店や、
神社仏閣をご紹介するガイドブック……であると同時に、
鎌倉をテーマとするエッセイ作品でもあります。
「かまくらッ、だいィ~すきィでス!」
「ぐるる~!」(←訳:江ノ電~!)
観光地って、
例えば富士山のように、
冬季は封鎖されて立ち入りも出来ない、
山裾から眺めるだけ……といった場所もありますが、
冬? 寒い?
そんなの関係ないわ!な場所もあります。
東京でいうなら、明治神宮さん&原宿周辺。
神奈川県でいうなら、川崎大師さんや寒川神社さん。
京都では、もうあっちもこっちも!
「おしょうがつゥにはァ、ゆかなくちゃッ!」
「がるるる!」(←訳:初詣に!)
鶴岡八幡宮さんに押し寄せる初詣客さんは
軽く数万人を超え、
近隣の街路も人で埋めつくされるお正月。
けれど、この御本の中にあるのは、
穏やかで、物静かな、
“地元のひとの鎌倉”です。
鎌倉の、小高い山のふもとにある
古くて小さな文房具店《ツバキ文具店》――
店主の鳩子さんは、若い女性。
「はとこさんッ、ぐるめェなのでス!」
「ぐっるがるるぐるるる!」(←訳:だって鎌倉は美食の町!)
『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』では、
鳩子さんと友人知人さんたちは、
鰻屋さんへ、
洋食屋さんへ、
バーへ、
カフェへ、
あるいはドイツパンのお店へ、と出掛けてゆきます。
「おとうふやさんッもォ~」
「がるーるるるるぐるるるる!」(←訳:カレー屋さんも出てくるよ!)
そして、お食事や、
お買い物に行く道すがら、
ごく自然に、視界に入ってくるのは、
鎌倉の要といえる古刹、地所。
農協連即売所、
鎌倉五山一位の建長寺さん、
長い石段の妙本寺さん、
洋風建築の文学館。
ツバキ文具店の入り口にあるツバキの母株、
藪椿(やぶつばき)の樹が花を咲かせる
由比若宮さん。
「ふァ~…ここはァ、くうきがァきれいィ~…」
「ぐるがるる~…」(←訳:緑が深いね~…)
鳩子さん、
友人のバーバラ婦人は、
男爵さん、あるいはQPちゃんは、
何を想いながら鎌倉の町を歩き、
買い物の荷物を手に家路に就いたのでしょうか。
そうして、
鎌倉を愛した文豪さんたち――
小林秀雄さん、中原中也さん、
川端康成さんたちに
この町はどんな言葉を囁いたのでしょう?
「はまかぜェとォ~…」
「がるる~…」(←訳:砂の歌~…)
コートのポケットに
余裕で納まりそうな文庫本ですから、
鎌倉へお出掛けするときは、
旅行会社発行の旅ガイド本もいいんですけど、
できればこの御本をお供にして
古都の小路巡りをしてみてくださいね。
フィクションと
現実の町が重なってキラめく
『ツバキ文具店』ファンさん必読の一冊を、
皆さま、ぜひ♪
ふゥ~…こうようゥもォ、おわりィ~…」
「がるる!ぐるがるぐるるる~…」(←訳:虎です!ほぼ真冬だもんね~…)
こんにちは、ネーさです。
季節は秋から冬へと変わり、
観光もオフシーズンへ……と思ったら、
いやぁ、世の中にはあるんですね、季節とは無縁の観光地が♪
本日の読書タイムは、
そんな人気観光地を舞台にしたこちらの御本を、
さあ、どうぞ~!

―― ツバキ文具店の鎌倉案内 ――
著者はツバキ文具店の皆さん、2018年8月に発行されました。
小川糸さん著『ツバキ文具店』と
続編の『キラキラ共和国』に登場する実在のお店や、
神社仏閣をご紹介するガイドブック……であると同時に、
鎌倉をテーマとするエッセイ作品でもあります。
「かまくらッ、だいィ~すきィでス!」
「ぐるる~!」(←訳:江ノ電~!)
観光地って、
例えば富士山のように、
冬季は封鎖されて立ち入りも出来ない、
山裾から眺めるだけ……といった場所もありますが、
冬? 寒い?
そんなの関係ないわ!な場所もあります。
東京でいうなら、明治神宮さん&原宿周辺。
神奈川県でいうなら、川崎大師さんや寒川神社さん。
京都では、もうあっちもこっちも!
「おしょうがつゥにはァ、ゆかなくちゃッ!」
「がるるる!」(←訳:初詣に!)
鶴岡八幡宮さんに押し寄せる初詣客さんは
軽く数万人を超え、
近隣の街路も人で埋めつくされるお正月。
けれど、この御本の中にあるのは、
穏やかで、物静かな、
“地元のひとの鎌倉”です。
鎌倉の、小高い山のふもとにある
古くて小さな文房具店《ツバキ文具店》――
店主の鳩子さんは、若い女性。
「はとこさんッ、ぐるめェなのでス!」
「ぐっるがるるぐるるる!」(←訳:だって鎌倉は美食の町!)
『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』では、
鳩子さんと友人知人さんたちは、
鰻屋さんへ、
洋食屋さんへ、
バーへ、
カフェへ、
あるいはドイツパンのお店へ、と出掛けてゆきます。
「おとうふやさんッもォ~」
「がるーるるるるぐるるるる!」(←訳:カレー屋さんも出てくるよ!)
そして、お食事や、
お買い物に行く道すがら、
ごく自然に、視界に入ってくるのは、
鎌倉の要といえる古刹、地所。
農協連即売所、
鎌倉五山一位の建長寺さん、
長い石段の妙本寺さん、
洋風建築の文学館。
ツバキ文具店の入り口にあるツバキの母株、
藪椿(やぶつばき)の樹が花を咲かせる
由比若宮さん。
「ふァ~…ここはァ、くうきがァきれいィ~…」
「ぐるがるる~…」(←訳:緑が深いね~…)
鳩子さん、
友人のバーバラ婦人は、
男爵さん、あるいはQPちゃんは、
何を想いながら鎌倉の町を歩き、
買い物の荷物を手に家路に就いたのでしょうか。
そうして、
鎌倉を愛した文豪さんたち――
小林秀雄さん、中原中也さん、
川端康成さんたちに
この町はどんな言葉を囁いたのでしょう?
「はまかぜェとォ~…」
「がるる~…」(←訳:砂の歌~…)
コートのポケットに
余裕で納まりそうな文庫本ですから、
鎌倉へお出掛けするときは、
旅行会社発行の旅ガイド本もいいんですけど、
できればこの御本をお供にして
古都の小路巡りをしてみてくださいね。
フィクションと
現実の町が重なってキラめく
『ツバキ文具店』ファンさん必読の一冊を、
皆さま、ぜひ♪