「こんにちわッ、テディちゃでス!
わわッ! こここッ、こわれッ??」
「がるる!ぐるるぅ!」(←訳:虎です!壊れたぁ!)
こんにちは、ネーさです。
はい、我が家のTVがコワレました。
なぜなの~!と半ベソをかきながらも、
さあ、メゲずに読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― ぬばたまは往生しない ① ――
著者は久世番子(くぜ・ばんこ)さん、
2021年11月に発行されました。
先日は久世さん著『ひらばのひと』を御紹介いたしましたが、
こちらは――
「へいあんッじだいィ~!」
「ぐるがるるぐる!」(←訳:歴史ロマンです!)
現代を舞台とする『ひらばのひと』から、
一気に平安時代へ。
そして、物語の主人公も、
講談師のタマゴさんから、
お姫さまへ。
いえ、もう御一方……
お姫さまに翻弄される
お坊さまも主人公のひとりとして
数えるべきでしょう。
「しゅッとしてるゥ~!」
「がるるるぐる!」(←訳:美男さんだね!)
”文殊菩薩の化身”と讃えられる
若き僧侶、
白顕(びゃっけん)さん。
容貌が美しい上に、
加持祈祷にも秀でているとあっては、
都の貴族さんたちが
放っておきません。
うちのお殿さまに物の気が憑いた!
どうかお祓いを!
といった依頼が引きも切らず、
連日、あちこちのお屋敷に
招かれる白顕さんですが。
彼の前に現れるのは、
物の怪ばかりとは、限らない?
「たいへんでスゥ、おひめさまがァ~!」
「ぐるがっるぅっる!」(←訳:髪を切っちゃった!)
平安時代の女性にとって、
長い髪を切るとは、
出家――
すなわち”尼になる”ということ。
夫を亡くした女性、
お歳を召した女性が、
尼になる、のは珍しくないのですが……
藤中納言家の姫君――
ぬばたま姫さま。
《俗世から自由になりたい!》
と宣言して、
艶やかな黒髪を
自ら進んで
バッサリ短く切ってしまうとは、
なかなかの冒険家さんでございます。
「まわりはァ、おおさわぎィ!」
「がるるるぐるる~」(←訳:右往左往だよね~)
白顕さんは苛立ちます。
なんと軽薄な!
僧侶になるって
カンタンに言っていいことじゃないんだぞ!
「それはァそうでスけどォ~」
「ぐるるるる~!」(←訳:落ち着いて~!)
自由を求める姫さまと、
白顕さんの攻防や如何に?
また、姫さまたちを囲む
脇キャラさんたちが楽しくて、
背景には平安時代のイベントなども
丁寧に描かれていて、
感心したり、
大笑いもさせられます。
マンガ好きさんはもちろん、
歴史好きな活字マニアさんにも
激おすすめのコミック作品ですよ。
どうか、ぜひ、一読してみてくださいね~♫
わわッ! こここッ、こわれッ??」
「がるる!ぐるるぅ!」(←訳:虎です!壊れたぁ!)
こんにちは、ネーさです。
はい、我が家のTVがコワレました。
なぜなの~!と半ベソをかきながらも、
さあ、メゲずに読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― ぬばたまは往生しない ① ――
著者は久世番子(くぜ・ばんこ)さん、
2021年11月に発行されました。
先日は久世さん著『ひらばのひと』を御紹介いたしましたが、
こちらは――
「へいあんッじだいィ~!」
「ぐるがるるぐる!」(←訳:歴史ロマンです!)
現代を舞台とする『ひらばのひと』から、
一気に平安時代へ。
そして、物語の主人公も、
講談師のタマゴさんから、
お姫さまへ。
いえ、もう御一方……
お姫さまに翻弄される
お坊さまも主人公のひとりとして
数えるべきでしょう。
「しゅッとしてるゥ~!」
「がるるるぐる!」(←訳:美男さんだね!)
”文殊菩薩の化身”と讃えられる
若き僧侶、
白顕(びゃっけん)さん。
容貌が美しい上に、
加持祈祷にも秀でているとあっては、
都の貴族さんたちが
放っておきません。
うちのお殿さまに物の気が憑いた!
どうかお祓いを!
といった依頼が引きも切らず、
連日、あちこちのお屋敷に
招かれる白顕さんですが。
彼の前に現れるのは、
物の怪ばかりとは、限らない?
「たいへんでスゥ、おひめさまがァ~!」
「ぐるがっるぅっる!」(←訳:髪を切っちゃった!)
平安時代の女性にとって、
長い髪を切るとは、
出家――
すなわち”尼になる”ということ。
夫を亡くした女性、
お歳を召した女性が、
尼になる、のは珍しくないのですが……
藤中納言家の姫君――
ぬばたま姫さま。
《俗世から自由になりたい!》
と宣言して、
艶やかな黒髪を
自ら進んで
バッサリ短く切ってしまうとは、
なかなかの冒険家さんでございます。
「まわりはァ、おおさわぎィ!」
「がるるるぐるる~」(←訳:右往左往だよね~)
白顕さんは苛立ちます。
なんと軽薄な!
僧侶になるって
カンタンに言っていいことじゃないんだぞ!
「それはァそうでスけどォ~」
「ぐるるるる~!」(←訳:落ち着いて~!)
自由を求める姫さまと、
白顕さんの攻防や如何に?
また、姫さまたちを囲む
脇キャラさんたちが楽しくて、
背景には平安時代のイベントなども
丁寧に描かれていて、
感心したり、
大笑いもさせられます。
マンガ好きさんはもちろん、
歴史好きな活字マニアさんにも
激おすすめのコミック作品ですよ。
どうか、ぜひ、一読してみてくださいね~♫