テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 眺めて愉しき《建築》の旅 ~

2021-12-19 22:03:39 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 やややッ! これはァ、めのォさッかくゥ??」
「がるる!ぐるがぅるるる!」(←訳:虎です!錯覚じゃないよ!)

 こんにちは、ネーさです。
 スーパーマーケットの果物売場で、
 ルビーのように輝いているのは……
 南米はチリから到来した
 アメリカンチェリー♪♫
 そうかぁ南半球はいま夏だよねぇと感心しながら、
 さあ、本日の読書タイムは
 世界旅行へと出発してみましょう~!

  


 
   ―― 絵本のようにめくる 建築の物語 ――



 監修は田所辰之助(たどころ・しんのすけ)さん、
 川嶋勝(かわしま・まさる)さん、
 2021年11月に発行されました。
 世界各地の近代・現代建築63作品が
 紹介&解説されています。

「わァおッ! えいがァみたいでスゥ!」
「ぐるるがるるぅる?」(←訳:特撮のミニチュア?)

 これ本物なの?
 映画用のセットじゃないの?

 と驚かされるのは、
 メキシコシティの
 『ソウマヤ美術館』(2011年)……
 上空から見ると、
 巨大な椅子?
 ロダンさんの『考える人』の、
 椅子部分を建築にしちゃった?

「ぷふふッ♪」
「がるるっ♫」

 リオデジャネイロの
 『二テロイ現代美術館』(1996年)は、
 《サンダーバード》の基地?

 英国コーンウォールの植物園
 『エデン・プロジェクト』(2001年)は、
 ”王蟲の群のよう” 
 と形容されていて。

「ぷくぷくのォ~」
「ぐるがるるる?」(←訳:泡のかたまり?)

 まったく正体不明!
 何なのコレ?
 スライムの親戚かしら?
 なのは、
 英国バーミンガムの
 『セルフリッジズ・ビル』(2003年)で、
 ……え?
 百貨店さんですって?

「わはははッ♫」
「がるるる~!」(←訳:へんてこ~!)

 同じ英国でも、
 パッと見は質実剛健、
 しかし、
 やはりどこか雰囲気がおかしい?
 と怪しんでしまうのは、

 『MI6 本部ビル』(1994年)。

「それはァ、あのッ!」
「ぐるるるるる!」(←訳:ボンドさんの!)

 えへん、
 現代モノばかりでなく、
 近代モノにも
 目を向けてみましょう。
 はい、本文140~141ページをご覧あれ。

 んまあ♪
 まるでムーミン谷のようだわ♫
 メルヘンチックね~♩
 と言いたくなる
 ドイツのポツダムに在る建物は、

 『アインシュタイン塔』(1922年)、
 ”相対性理論はここで検証された”……って!

「そうたいせいィ??」
「がるるぐるがるる!」(←訳:理系の殿堂なんだ!)

 美術館・博物館、
 オフィスに商業ビル、
 宗教施設に、
 劇場、ホテル、
 駅や空港と言った交通機関、
 研究施設……。

 日本の建築物では、
 『国立西洋美術館』、
 『銀座メゾンエルメス』、
 『光の教会』、
 『築地本願寺』、
 『新国立競技場』や
 『中銀カプセルタワービル』
 なども取り上げられていますよ。

 また、
 53~55ページと
 98~101ページのコラムには、
 建築家さんについての記述もあります。

 建築だ~い好き!な方々に、
 建築史好きな活字マニアさんにも
 おすすめの一冊です。
 本屋さんで、図書館で、
 ぜひ、探してみてくださいね♪
 
 
 
 
 
コメント
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