「こんにちわッ、テディちゃでス!
かぼちゃをォ、ぱくりッ!」
「がるる!gるるるがるる!」(←訳:虎です!ゆず湯にドボン!)
こんにちは、ネーさです。
カボチャのお料理、ゆず湯、と
冬至のイベントを満喫したら、
さあ、気分を変えて読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 猫と生きる。 ――
著者は猫沢エミさん、
画像の復刻版は2021年9月に、
底本である単行本は2013年に発行されました。
『LA VIE AVEC UN CHAT』
と仏語題名が付されています。
「にゃんことォ、いきるゥ……!」
「ぐっるがるる!」(←訳:ずっと一緒に!)
猫と生きる。
書いてみれば、
たった5文字で済んでしまうことです、が。
これを成し遂げられるひとは、
いったい何人いるのでしょうか。
著者・猫沢エミさんが
《その子》と出会い、
猫と生きる人生を決意したのは、
1996年5月初旬、
雨のそぼ降るどんよりと暗い日、でした。
「……ないてるゥ!」
「がるぐる!」(←訳:声がする!)
ゴミ捨て場に積まれた袋のひとつから、
声がする。
みゅー、という、
かわいい鳴き声が聞こえてくる。
すぐさま駆け寄り、
袋を取り上げたエミさんは
愕然とします。
袋の口は、
細い紐を使って
ぐるぐる巻きに縛られていた、んです。
「ゆるさんッ!」
「ぐるるる!」(←訳:許さない!)
仔猫を救出し、
ゴミまみれの身体を洗ってあげれば、
ああ、気持ち良さそうに、
ぐーんと伸びをする……。
その瞬間、
エミさんの心に湧きあがった思いは。
この子を幸せにする。
「うんうんッ!」
「がるるるる!」(←訳:そうしよう!)
名前は、ピキ。
一匹で拾われたから、ピキ、
と命名されたピキちゃんは、
エミさんとともに
平穏な生活を……じゃなくて。
けっこう波乱万丈!な
ニャンコライフを送る運命だったようで。
「ぱぱぱッ、ぱすぽォーとォ!」
「ぐるる!」(←訳:飛行機!)
ミュージシャンであるエミさん、
とある事情から日本を脱出?し、
パリへ行くことになりました。
ええ、パリに行く、と言っても
観光旅行とは違います。
腰を据えての、
長期滞在!なんですね。
で、ピキちゃんも一緒に、と。
「だッてェ~!」
「がるるるるるる!」(←訳:離れられないよ!)
現在では、
ニャンコやワンコとの空の旅も
そう珍しくはありません。
けれど、エミさんが渡仏したのは
2002年の秋でした。
ひとりと一匹の、空の旅。
旅のはて、パリの街で
私たちは
何を見つけられるだろうか――
「いッしょならァ~」
「ぐっるがるる!」(←訳:きっと大丈夫!)
ピキちゃんに続いて、
ピガちゃん、ユピちゃん、
そしてイオちゃん。
どこどこまでも、
猫とともに。
著者・猫沢さんの半生記であり、
愛する猫たちとの冒険記でもある一冊を、
皆さま、ぜひ♪
かぼちゃをォ、ぱくりッ!」
「がるる!gるるるがるる!」(←訳:虎です!ゆず湯にドボン!)
こんにちは、ネーさです。
カボチャのお料理、ゆず湯、と
冬至のイベントを満喫したら、
さあ、気分を変えて読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 猫と生きる。 ――
著者は猫沢エミさん、
画像の復刻版は2021年9月に、
底本である単行本は2013年に発行されました。
『LA VIE AVEC UN CHAT』
と仏語題名が付されています。
「にゃんことォ、いきるゥ……!」
「ぐっるがるる!」(←訳:ずっと一緒に!)
猫と生きる。
書いてみれば、
たった5文字で済んでしまうことです、が。
これを成し遂げられるひとは、
いったい何人いるのでしょうか。
著者・猫沢エミさんが
《その子》と出会い、
猫と生きる人生を決意したのは、
1996年5月初旬、
雨のそぼ降るどんよりと暗い日、でした。
「……ないてるゥ!」
「がるぐる!」(←訳:声がする!)
ゴミ捨て場に積まれた袋のひとつから、
声がする。
みゅー、という、
かわいい鳴き声が聞こえてくる。
すぐさま駆け寄り、
袋を取り上げたエミさんは
愕然とします。
袋の口は、
細い紐を使って
ぐるぐる巻きに縛られていた、んです。
「ゆるさんッ!」
「ぐるるる!」(←訳:許さない!)
仔猫を救出し、
ゴミまみれの身体を洗ってあげれば、
ああ、気持ち良さそうに、
ぐーんと伸びをする……。
その瞬間、
エミさんの心に湧きあがった思いは。
この子を幸せにする。
「うんうんッ!」
「がるるるる!」(←訳:そうしよう!)
名前は、ピキ。
一匹で拾われたから、ピキ、
と命名されたピキちゃんは、
エミさんとともに
平穏な生活を……じゃなくて。
けっこう波乱万丈!な
ニャンコライフを送る運命だったようで。
「ぱぱぱッ、ぱすぽォーとォ!」
「ぐるる!」(←訳:飛行機!)
ミュージシャンであるエミさん、
とある事情から日本を脱出?し、
パリへ行くことになりました。
ええ、パリに行く、と言っても
観光旅行とは違います。
腰を据えての、
長期滞在!なんですね。
で、ピキちゃんも一緒に、と。
「だッてェ~!」
「がるるるるるる!」(←訳:離れられないよ!)
現在では、
ニャンコやワンコとの空の旅も
そう珍しくはありません。
けれど、エミさんが渡仏したのは
2002年の秋でした。
ひとりと一匹の、空の旅。
旅のはて、パリの街で
私たちは
何を見つけられるだろうか――
「いッしょならァ~」
「ぐっるがるる!」(←訳:きっと大丈夫!)
ピキちゃんに続いて、
ピガちゃん、ユピちゃん、
そしてイオちゃん。
どこどこまでも、
猫とともに。
著者・猫沢さんの半生記であり、
愛する猫たちとの冒険記でもある一冊を、
皆さま、ぜひ♪