「こんにちわッ、テディちゃでス!
ひゃわゥ! はッけェ~んッ!」
「がるる!ぐるるるるがっる!」(←訳:虎です!嬉しいけど困った!)
こんにちは、ネーさです。
古い雑誌類を処分しようかなぁ……と、
お片付けを始めてみれば、
本棚の死角にあったのは
月刊誌『モデル・グラフィックス』!
それも宮崎駿さんの《雑想ノート》掲載号!!
………今日はもう、潔く断捨離を諦めることにして、
さあ、読書タイムと参りましょう。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 江戸・ザ・マニア ――
著者は浅生ハルミンさん、
2021年10月に発行されました。
前回記事からの《江戸》つながり!
現代へも受け継がれている
《江戸趣味の世界》を探る
エッセイ作品ですよ♫
「えどのォ、しゅみィ??」
「ぐるる?」(←訳:例えば?)
著者・浅生さんは御本冒頭の
『はじめに』でこう記しています。
趣味文化の流行発祥は、
多くが江戸時代にさかのぼる。
そうして、
その“趣味”の魅力を理解すべく、
愛好家さんや技術者さんたちのもとを
たずねることにしたのです。
おもと(万年青)、
盆石、
雛人形、
盆栽、
お香や、古地図……。
「うむむッ! ぼんさいィにィ、おひなさまッ!」
「がるるる~!」(←訳:シブいね~!)
《江戸趣味の世界》は、
そうね、どちらかというと、
ギラギラピカピカのミラーボールとは違って、
いぶし銀のような渋い輝き。
けれど、
一度ハマっちゃうと、
脱け出せない魅力があるんです。
《金魚》愛好家の、
渋川さんも、“ハマっちゃった”おひとり。
精密機械をつくる会社に
お勤めしている渋川さんにとって、
《金魚》は趣味……いえいえ、
趣味以上の存在です。
ただ単に鑑賞するのではなく、
卵を孵すところから、
じっくり育て上げてゆくまでの、
全行程が、金魚愛。
《蝶尾(ちょうび)》
と呼ばれる、
尾びれが蝶のような形の金魚育成に
取り組んでおられます。
ちなみに、
《金魚》は2歳以上を成魚とみなす、んですって。
「しッぽがァ、ひらひらりィ~♫」
「ぐるがるる♪」(←訳:風流だねえ♪)
また一方では、
植物にハマっちゃう方々も
おられます。
江戸の風物として、
かつて、花譜に描かれ、
書物などにも登場したのは、
《変化朝顔(へんげあさがお)》。
奈良時代に中国からやって来た朝顔は、
江戸後期に2度、
《変化朝顔》ブームを巻き起こしました。
現在は、
全国に百数十人の
『変化朝顔研究会』会員さんがいて、
毎夏の開花時期には、
がっかりしたり、
うれしくてニコニコしたり。
「おはなをォ、そだてるゥのはァ~」
「がるぐるるる!」(←訳:大変だもんね!)
刀剣、
縁起熊手、
古地図、
鷹匠さん――
その道の名人さん&専門家さんとの
著者・浅生さんのお話しぶりが楽しく、
イラストレーターである浅生さんが描く
風情ある画の数々も必見です。
江戸文化好きな活字マニアさんに、
歴史好きな方々にも、
おすすめの一冊ですよ。
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
ひゃわゥ! はッけェ~んッ!」
「がるる!ぐるるるるがっる!」(←訳:虎です!嬉しいけど困った!)
こんにちは、ネーさです。
古い雑誌類を処分しようかなぁ……と、
お片付けを始めてみれば、
本棚の死角にあったのは
月刊誌『モデル・グラフィックス』!
それも宮崎駿さんの《雑想ノート》掲載号!!
………今日はもう、潔く断捨離を諦めることにして、
さあ、読書タイムと参りましょう。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 江戸・ザ・マニア ――
著者は浅生ハルミンさん、
2021年10月に発行されました。
前回記事からの《江戸》つながり!
現代へも受け継がれている
《江戸趣味の世界》を探る
エッセイ作品ですよ♫
「えどのォ、しゅみィ??」
「ぐるる?」(←訳:例えば?)
著者・浅生さんは御本冒頭の
『はじめに』でこう記しています。
趣味文化の流行発祥は、
多くが江戸時代にさかのぼる。
そうして、
その“趣味”の魅力を理解すべく、
愛好家さんや技術者さんたちのもとを
たずねることにしたのです。
おもと(万年青)、
盆石、
雛人形、
盆栽、
お香や、古地図……。
「うむむッ! ぼんさいィにィ、おひなさまッ!」
「がるるる~!」(←訳:シブいね~!)
《江戸趣味の世界》は、
そうね、どちらかというと、
ギラギラピカピカのミラーボールとは違って、
いぶし銀のような渋い輝き。
けれど、
一度ハマっちゃうと、
脱け出せない魅力があるんです。
《金魚》愛好家の、
渋川さんも、“ハマっちゃった”おひとり。
精密機械をつくる会社に
お勤めしている渋川さんにとって、
《金魚》は趣味……いえいえ、
趣味以上の存在です。
ただ単に鑑賞するのではなく、
卵を孵すところから、
じっくり育て上げてゆくまでの、
全行程が、金魚愛。
《蝶尾(ちょうび)》
と呼ばれる、
尾びれが蝶のような形の金魚育成に
取り組んでおられます。
ちなみに、
《金魚》は2歳以上を成魚とみなす、んですって。
「しッぽがァ、ひらひらりィ~♫」
「ぐるがるる♪」(←訳:風流だねえ♪)
また一方では、
植物にハマっちゃう方々も
おられます。
江戸の風物として、
かつて、花譜に描かれ、
書物などにも登場したのは、
《変化朝顔(へんげあさがお)》。
奈良時代に中国からやって来た朝顔は、
江戸後期に2度、
《変化朝顔》ブームを巻き起こしました。
現在は、
全国に百数十人の
『変化朝顔研究会』会員さんがいて、
毎夏の開花時期には、
がっかりしたり、
うれしくてニコニコしたり。
「おはなをォ、そだてるゥのはァ~」
「がるぐるるる!」(←訳:大変だもんね!)
刀剣、
縁起熊手、
古地図、
鷹匠さん――
その道の名人さん&専門家さんとの
著者・浅生さんのお話しぶりが楽しく、
イラストレーターである浅生さんが描く
風情ある画の数々も必見です。
江戸文化好きな活字マニアさんに、
歴史好きな方々にも、
おすすめの一冊ですよ。
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪