テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

伝説は嘘か、まことか?

2015-08-21 21:46:58 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 もうしょびのォ、らんちたいむにィ、ぱくりッ!」
「がるる!ぐるるがるぅるぐるる!」(←訳:虎です!涼しいカフェでパクリ!)

 こんにちは、ネーさです。
 食欲が湧かない真夏の食事に、
 忙しい日のお昼どきに、
 私たちを助けてくれるメニューといえば……
 はい、本日の読書タイムの主題は、
 ↓サンドイッチですよ~♪

  



           ―― サンドイッチの歴史 ――



 著者はビー・ウィルソンさん、原著は2010年に、
 画像の日本語版は2015年7月に発行されました。
 英語原題は『Sandwich : A Global History』、
 ええ、レシピブックではありません。
 この御本は、世界に広く浸透している食べ物=サンドイッチの源流を辿り、
 歴史を探求する《食》のノンフィクション作品です。

「おにぎりィかッ、それともッ?」
「ぐるるるっるる?」(←訳:サンドイッチか?)

 コンビニの2大主力、
 おにぎりとサンドイッチ。

 おにぎりを日本のソウルフードとするなら、
 欧米、ことに英語圏のソウルフードは
 サンドイッチ!ですね。

 その誕生の経緯については、
 さまざまな逸話があるようで――

「ふァいッ! テディちゃ、しッてるでス!
 はくしゃくのォ、おかげッ、なのでスよゥ!」
「がるるるっるぐるがるる!」(←訳:サンドイッチ伯爵だよね!)

 最も有名なのは、

  《ポーカーをしながら片手で食べられるもの、が欲しくて
   サンドイッチ伯爵が発明した》

 という説でしょう♪

「そうでス!」
「ぐるぐる!」(←訳:うんうん!)

 ……でもそれって、本当なのかしら?
 ポーカーだの(賭けトランプ、ですね)、
 いかにも使用人を顎でこき使いそうな“伯爵さま”だの、
 キーワードが怪しすぎません?
 出来過ぎというか、都市伝説的というか?
 そもそも、サンドイッチ伯爵って実在したの?

 そんな《歴史秘話》に、著者・ウィルソンさんがアタック!

「まさかッ! しんじじつゥ、はッけんッ??」
「がるるぐるるる?」(←訳:新説で斬りこみ?)

 結論から申しますと。

 サンドイッチ伯爵、実在の御方でした!

「おおおォ~!」
「ぐるっ!」(←訳:本物っ!)

 第四代サンドイッチ伯爵ジョン・モンタギューさん(1718~1792)が
 問題の人物です。

 そして、確かに彼は、
 牛肉を2枚のパンに挟んで持って来い、と
 命令した当の本人だったのですけれど、
 その理由というのは
 賭け事ではなくて……?

「もふふゥ? ちょッとォいがいィなァ、てんかいィ?」
「がるるるぐるるっ?」(←訳:俗説崩壊ですかっ?)

 サンドイッチがサンドイッチとして定着したのは、
 伯爵に主因があるのか。
 それとも、第三者が介在したのか。
 一気にサンドイッチなる呼称が拡大したのはなぜか。
 
 歴史のうねりを解析しつつ、
 著者・ウィルソンさんはサンドイッチの“親戚”や“子孫”を
 世界のあちらこちらに探します。
 
 お肉などの具材を
 パン風のものに挟んで、パクリ!

 けっこうあるんです、そういう食べ物って♪

「ぱにーにィ、とかッ♪」
「ぐるるるーがる♪」(←訳:バインミーとか♪)

 巻末には、
 有名なサンドイッチ50種、
 レシピ集のコーナーもあります。

 サンドイッチ好きな御方、
 食の歴史に興味をお持ちの方は、
 ぜひ一読してみてくださいね。
 明日から“サンドイッチを見る眼”が変わってきますよ♪
 
 

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最良コラボ!

2015-08-20 21:44:44 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 おおッ! わだいィのひとォ、でスねッ!」
「がるる!ぐぅるがるるぐる!」(←訳:虎です!ファン激増中だよ!)

 こんにちは、ネーさです。
 はい! 本日の読書タイムでは、
 いま大きな話題となっているあの御方が共著者となっている、
 こちらの作品を、さあ、どうぞ~♪

  



             ―― 芸人と俳人 ――



 著者は又吉直樹さん×堀本裕樹さん、2015年5月に発行されました。
 『すばる』誌上に、『ササる俳句 笑う俳句』として
 2012年10月号~2014年10月号に連載されたものに加筆修正し、
 書き下ろし原稿を加えて完成したのがこの御本です。

 全体の構成は、
 又吉直樹(またよし・なおき)さん(=芸人)と
 堀本裕樹(ほりもと・ゆうき)さん(=俳人)の
 対談型俳句勉強会、というスタンスでしょうか。

「はいくのォ、おべんきょうゥ?」
「ぐるるがるる!」(←訳:先生は堀本さん!)

 俳句に対する憧れはあったものの、
 怖くて手が出せないでいた、と
 又吉さんは『まえがき』で記しています。

   定型ってなんやろう?
   季語ってなんやろう?
   や、かな、けり、って呪文かな?

「うゥッ、そのきもちィはァ~…」
「がるるるる!」(←訳:分かります!)

 そこで、じゃじゃん! 
 俳人・堀本さんの登場となりました。

 俳句に抱く又吉さんの恐怖を取りのぞき、
 基本的な決まりを優しく丁寧に指導してくれたという、
 これは、二年間の、二人三脚の記録です。

 いいフレーズだな、と思う言葉を書き溜めてきたけれども、
 これって“ひとり大喜利”?
 それとも自由律句と考えていいのだろうか?
 十七音って“長過ぎ”る?
 五七五の音の(正確な)区切り方、って?
 主季語と従季語を見極める……?

「ふァ~…はいくッてェ~…」
「ぐるがーる!」(←訳:奥が深ーい!)

 句会に挑戦!
 仲間を増やそう!
 選評にもトライ!
 鎌倉で吟行!
 
 ……なんか、俳句教室というより、
 冒険ドキュメントみたいになってきましたが、
 メインは飽くまで、俳句追求です。

 10回のお教室で、はたして
 又吉さんの俳句はどのような変転をみせるのか。
 俳句への恐怖は、なくなるのか――

「かまくらとォ、はいくッ!」
「がるるるぐる!」(←訳:似合うねそれ!)

 堀本さんのガイドによる鎌倉吟行は
 この御本のハイライトとも言えますね。
 美しい情景と俳句とのコントラストは
 読み手のこころにチリチリと灼きつきます。
 
 また、又吉さん堀本さんのエッセイ作品も
 章の間に掲載されているのですが、
 こちらも素晴らしい!

「ううむッ! はいくとはァ、またちがうゥ、みりょくッ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:言葉力がスゴい!)

 あんまりにも忙しそうで、
 身体を壊してしまうんじゃないかしらと
 心配になってしまう、
 いまや大の上に超が100個くらい付く売れっ子・又吉さん。

 又吉さんよりも飄々として、
 それでいて地に確固と足をつけている感のある、
 “導師”堀本さん。

「まじめェなのにィ、たのしィ!」
「がるるぐる!」(←訳:愉快で真剣!)

 おふたりそれぞれの個性が
 最良の形でハジケる《俳句教室》本、
 全活字マニアさんにおすすめです♪
 
 
  
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渋~い路線、ひた走り中!

2015-08-19 21:45:59 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 なつやすみィなのにィ~、しぶいィ!」
「がるる!ぐぅるがるる!」(←訳:虎です!ちょい渋すぎ!)

 こんにちは、ネーさです。
 何がシブいかっていいますと、それは↓こちら!
 ええ、本日は、読書をサボって展覧会情報で行きますよ~♪

  



         ―― 九谷焼の系譜と展開 ――



 東京都千代田区の東京ステーションギャラリーにて、
 会期は2015年8月1日~9月6日(月曜休館)、
 『The Genealogy and Development of kutani Ware』と英語題名が、
 『交流するやきもの』と日本語副題が付されています。

 ほんと、渋いわねえ。
 首都圏のメジャーな美術館・博物館が
 どーんと全年齢層に受けそうな夏休み期間向けの企画展で
 ド派手に広告を打っているのに比べ……

「やきものォ、でスよゥ!」
「ぐるるるぅ!」(←訳:難しいよぅ!)
「よくゥわきゃんないィ!」

 テディちゃ、虎くん、
 そこでメゲちゃだめだわ!
 さあ、踏ん張って分け入ってみましょう、
 やきものの世界へ!

  

 九谷焼(くたにやき)――

 石川県を代表するこの伝統工芸が創始されたのは、
 明暦元年(1655年)のことでした。

 以来、360年の間、
 有田をはじめとする各地の窯との交流があり、
 また、
 青木木米さん、板谷波山さん、北大路魯山人さんたち
 多くの陶工さんとの往来もありました。

「れきしィ、ながァ~いのでスねッ!」
「がるるぐるるがる?」(←訳:それが渋さの秘訣?)

  

 この展覧会では、
 古九谷から再興九谷、
 明治期に製作された輸出用の陶磁、
 近代・現代に制作された九谷焼まで、
 その長い系譜を
 各時代を代表する名品によって辿ります。

 展覧会期間中にはギャラリートークやイベントが予定されていますが、
 特に、8月29日と30日には
 九谷焼の絵付け実演が行われるんですって!
 (各日11:00~と14:00~、講師は山本秀平さん。
  詳細は美術館HPを参照くださいね)

「ほわわァ? えつけのォ、じつえんッ??」
「ぐるるるがるっ??」(←訳:どんなのかなっ??)

 360年分の、長大な歩み。

 好奇心旺盛な陶磁器マニアさん、
 九谷焼コレクターさんは、
 ぜひ、ステーションギャラリーへお出掛けを。

「えきからァ、すぐッ!でスからァ~」
「がるるるるぐるる~」(←訳:東京観光の合間に~)
「いかがァ~♪」





    では、今回もここらでオマケ画像を、はいっ!
   
    「きょッきょだいィなァ、なにかッ??」
    「ぐるるっ!」(←訳:何これっ!)
    「あッ♪♪♪」
   
    「どーなつゥでス!」
    「がるるぐるるるる!」(←訳:しかもこの香りは!)
    はい、こちらは、
    『ミスタードーナツ』さんの新作、
    《マロンドーナツ スペシャル5ボックス》!
    ちょこっと気の早い秋の香りとお味で、
    夏バテ撃退を目指しまーす♪
    「わふゥ!よろこんでッ♪」
    「ぐるるがるーる!」(←訳:ご相伴しまーす!)

 

       
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『祇園会』、その変貌。

2015-08-18 21:45:48 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 もうそろそろぉ、おわりィかなァ~?」
「がるる!ぐーるるがるる!」(←訳:虎です!シーズン的にね!)

 こんにちは、ネーさです。
 日本の各地で行われる《夏まつり》も、
 今週末あたりで一段落、でしょうかしら?
 本日の読書タイムは、
 お祭り!
 と聞くと体温が上がっちゃう祭り好きさんにもおすすめの、
 こちらの御本を、さあ、どうぞ~♪

  



           ―― 絵画史料が語る祇園祭 ――



 著者は河内将芳(かわうち・まさよし)さん、2015年7月に発行されました。
 『戦国期 祇園祭礼の様相』と副題が付されています。

「わはァ♪ ぎおんまつりィ~♪」
「ぐるがるるっ!」(←訳:京都ですねっ!)

 今年2015年の祇園祭は、
 台風の影響による荒天で
 前祭巡行は雨に見舞われ、
 しかし後祭巡行は打って変わった好天だったことも
 話題になりましたね。

 ユネスコ無形文化遺産にも登録されている、
 日本の三大祭のひとつ――
 祇園祭。

 この御本は、昔むかしの祇園祭のありようを探る
 ノンフィクション作品です。

「えッとォ~、そもそもォ~」
「がるるるぐるるる?」(←訳:祇園祭の始まりは?)

 古い呼び方でいえば『祇園会(ぎおんえ)』。
 その歴史は、諸説ありますが、
 天延二年(974年)の6月14日に行われた
 『御霊会(ごりょうえ)』であったと謂われています。

 生まれたばかりの『御霊会』と
 現在の『祇園祭』、
 もろもろの違いがあるのは当然でしょうけれど、
 どんな変化があったのか?
 時代によって、大きな差違があったのだろうか?
 という疑問を、
 御本の著者・河内さんは
 或る絵画史料をもとに
 解いてゆこうと試みます。

「かいがしりょうゥ? というとォ~?」
「ぐるがる?」(←訳:絵巻とか?)

 いえ、絵巻ではないんです。

 それは、屏風。

 洛中洛外図屏風、というものです。

「むッ! きいたことォ、ありまスッ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:きんきら屏風だ!)

 『歴博甲本洛中洛外図屏風』こと
 国立歴史民俗博物館所蔵の、甲本洛中洛外図屏風。

 『上杉本洛中洛外図屏風』こと
 米沢市上杉博物館所蔵の、洛中洛外図。

 そして、サントリー美術館所蔵の、
 『日吉山王(ひえさんのう)・祇園祭礼図屏風』。

 これら3点の、貴重な文化財が
 昔日の祇園祭の在り様を語ってくれるのです。

「びょうぶのォ、なかにィ、おまつりィがッ?」
「ぐるるるるる?」(←訳:描かれてたの?)

 洛中洛外図は、“京都のガイドマップ”であり、
 “京都名物&歴史ガイド”でもありました。

 つまり、描き手さんは、
 意図して屏風の中に描き込んだのです。
 《これが京都だ!》的な、
 細々した情報と歴史ネタを、びっしりと緻密に。

 そこで、3点の屏風を較べてみれば、
 祇園祭の変容の歴史もまた見えてくる――

「ふむむゥ、むかしといまとではァ~」
「がっるるぐっるるぅ!」(←訳:けっこう違ってるぅ!)

 山鉾巡行が目立ってあいまう現代の祇園祭と、
 神輿渡御が重要であったかつての祇園祭。
 著者・河内さんは、室町~戦国時代の祇園祭を中心に
 祭礼の変容を明らかにしてゆきます。

 祭り見物のギャラリーさんたちの移り変わり、
 京都の町の歴史、
 将軍さんたちと祭礼のかかわり、など
 マニアな歴史好きさんは
 必見必読の『史料』ですよ。

「きょうとォ~だいすきなァおかたもッ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:読んでみよう!)

 ちょっとカタめな歴史本ですが、
 日本史好きさん、ぜひ!!

 
 
 
 
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地下迷宮譚、第二巻!

2015-08-17 21:36:44 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ぴちぴちィ、とれたてッ!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!最新刊です!)

 こんにちは、ネーさです。
 さあ、前回記事に引き続き、
 本日の読書タイムも、
 お疲れ気味の休み明けに効きそうな、
 元気をくれるコミック作品を、どうぞ~♪

  



             ―― ダンジョン飯 2 ――



 著者は九井諒子(くい・りょうこ)さん、2015年8月に発行されました。
 コミック好きさんには、もうすっかりお馴染み♪
 待望の《ダンジョン飯》シリーズ第2巻です!

「おおおォ! だんじょんわーるどォ!」
「ぐるるがるるるー?」(←訳:みんな生きてたー?)

 はい、御本の主役さんたち――
 地下迷宮世界の最下層に巣食うレッドドラゴンを探し求める、
 リーダー役の剣士・ライオスさん、
 エルフの魔法使い・マルシルちゃん、
 ハーフフットの鍵師・チルチャックくん、
 そしてドワーフのセンシさん、という
 4名から成るパーティーは、
 この第2巻でも依然やる気満々!

 今日もまた、少ない装備、つまり、
 “食糧を殆ど持っていない”リスクを補うため……

「つかまえてェ、たべちゃうゥ!」
「がるるるぐる!」(←訳:魔物たちをね!)

 地下……といっても、もとは墓場だった、
 なおかつ得体の知れない王国であった闇の世界に根付く
 凶暴な魔物たちを……

 捕まえて、パクリ!

「あッ、なまはァ、だめでスよッ!」
「ぐるるるがるぐるる!」(←訳:きちんと調理してね!)

 かくして、
 腹ぺこダンジョンファンタジーだ、
 グルメコミックのパロディだと
 大反響を巻き起こした第1巻でしたが、
 多くのファンさんが心配しておりました。

 第1巻でネタを使い切っちゃったんじゃないかしら?
 意外性って点でもやり切った感が強いよね?
 第2巻ではどうなるんだろう??と。

 けれども、嬉しいことに♪

「しんぱいィいりませんッ!」
「がるるぐるるるー!」(←訳:2巻も楽しいよー!)

 ええ、そうなんです。
 相も変わらずお腹を空かせたダンジョン探検家たち、
 地下の第一層、第二層を過ぎ、
 第三層(3階)へと降りてきました。
 この、第三層っていうのがね、ややこしくて。
 
 食える魔物が少ない、っていうんです。

「ええッ? それじゃあァ、きょうのォ、おひるごはんはァ??」
「ぐるるる!」(←訳:晩御飯も!)
「どうしようゥ?」

 そう。
 食料の少ない階層で、いかにサヴァイブするか。

「むゥ~んッ! じきゅうじそくにィ~」
「がるる!」(←訳:赤信号!)

 私ネーさ的には、
 巻末に近い第14話『水棲馬(ケルピー)』に
 グッときましたよ。

 ここでは、ユーモアとパロディの精神を失わず、
 しかも、見事なファンタジー世界が創り上げられています。
 かすかな悲哀さえ巧みにスパイスとしてピリリと効かせ、
 思わず読後にガッツポーズ。

 そうよ!ファンタジーはこうでなくっちゃ!

「よいさくひんにはァ、ちからがァありまスゥ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:ここにもあるね!)

 巻末の『モンスターよもやま話』も含め、
 コミック好きさんの胸高鳴らせる最新刊は
 全活字マニアさんにおすすめですよ。

「たまにはァ、まんがでェ、わくわくッ!」
「がるるぐっるるるー!」(←訳:第3巻待ってますー!)



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畑違いか、運命か?

2015-08-16 21:43:55 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 はちがつもォ、こうはんせんッでスよゥ!」
「がるる!ぐるるがるぐるるるる~…」(←訳:虎です!夏バテ回避したいなら~…)

 こんにちは、ネーさです。
 疲れもピーク?の8月半ば、
 元気が欲しいときには元気をくれる御本をチョイス!
 本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!

  



             ―― 特命指揮官 ――



 著者は梶永正史(かじなが・まさし)さん、2014年1月に発行されました。
 『Female Mission Commander』と英語題名が、
 『警視庁捜査二課・郷間彩香』と副題が付されたこの作品は
 第12回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作品です。

「あはァ! ということはァ~」
「ぐるるがる!」(←訳:折り紙つき!)

 人気作家さんがズラリ!の『このミス』受賞作。
 では、著者・梶永さんが満を持してコンペティションへ送り込んだ
 『特命指揮官』とは……

 電卓マニア。

「ふァ??」
「がるっ?」

 あっと、電卓マニアではないんでしょうね、たぶん。
 でも、電卓の取り扱いに慣れていることは事実です。

 自分は『電卓女』と呼ばれてるんだって、
 郷間彩香(ごうま・あやか)さんは知っています。

 むしろ、そう呼ばれるのもごもっとも、と
 彼女自身考えているようです。

 警察に於いて、
 捜査二課とは贈収賄・詐欺・横領などの
 知能犯罪を担当する部署なんですから、
 数字に手掛かりを求めて
 電卓を叩くのは当然のこと。

「ふァィッ、ただしいィありかたァでス!」
「ぐるるがるるるぐる!」(←訳:気魄の数理追及だね!)

 電卓云々からもお分かりのように、
 郷間さんたち捜査二課のお仕事は
 デスクワーク中心で、
 捜査一課の刑事さんたちのように、
 犯人を追って街を走る!
 といった状況とは遠いはず、なんですが……。

 なぜか、いま、郷間さんがいるのは
 大事件の現場。

 それも、渋谷です。
 ええ、スクランブル交差点はすぐそこ、という立地で。

 銀行立てこもり事件の、
 指揮官・交渉役に任命されてしまったので。

「うわッ、てれびィかめらッ、きてるでス!」
「がるるぐるがるるるー!」(←訳:ライブ実況されてるー!)

 こんなの、二課の仕事じゃないでしょ。
 と思いつつ、
 疑惑は大きくなるばかり。

 犯人たちは、なぜわざわざ、あたしを交渉役に指名したの?
 一課じゃなく、
 二課のあたしを?
 そこに、この事件を解明する鍵がある?

「なるほどォ、ではァそこでッ」
「ぐるがるるる?」(←訳:次に打つ手は?)

 ええ、そこで……と、お喋りを続けたいところですが、
 ミステリ作品です、これ以上の粗筋は明かせませんよ。

 しかし、警部補である郷間さんの走りっぷり、
 とてもテンポがよくて、
 読み手に時間を忘れさせるものがあります。
 警察小説と、本格ミステリ。
 サスペンスとスリル。
 ややハードボイルドな噛み応えも加えて、
 エンタ度高し!

「わきやくさんもォ、ゆかいィでス!」
「がるぐぅるがっるる!」(←訳:いいキャラいっぱい!)

 実はね、郷間彩香さんを主人公とするシリーズ第二作が
 つい先ごろ刊行されました♪
 近いうちに御紹介する予定ですが、
 それまでに、活字マニアの皆さま、
 シリーズ第一作のこちらの作品をぜひ~! 

 

   
 
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判じて、にっこり♪

2015-08-15 21:40:50 | ミュゼ
「こんにちわゥ、テディちゃでス!
 まいにちィ、にゅうどうゥぐもォ!」
「がるる!ぐるがるっ?」(←訳:虎です!夕立かなっ?)

 こんにちは、ネーさです。
 夏雲がまぶしいお盆休みの週末は、
 読書をサボり、
 東京からちょっと離れた都市での展覧会情報を、どうぞ~♪

  



              ―― 判じ絵 ――



 群馬県高崎市の高崎市タワー美術館にて、
 会期は2015年7月4日~9月6日(月曜休館、ただし月曜が祝日の場合は開館し翌日休館)、
 『江戸のなぞなぞに挑戦!』と副題が付されています。

「むほほッ♪ なぞなぞォ~♪」
「ぐぅるがぅるるる!」(←訳:よぉしチャレンジ!)

  

「……えッとォ? これはァ~…?」
「がるる?」(←訳:何だろ?)

 判じ絵(はんじえ)とは、
 江戸時代に庶民の間で流行した
 《ことば遊び》の一種です。

 ↑上の画像でいうと、

 面長の顔→馬に似ている→うまににて→うま煮!

「……あうゥ~??」
「ぐっるるるっ!」(←訳:くっ苦しいっ!)

 そうね、駄ジャレとしては相当苦しいっていうか、
 ギリギリっていうか、
 でもまあ遊びですから。
 あんまりハイレベル過ぎて
 誰にも答えが分からなくなっちゃうのも困りますし。

 ↑上と比べると、
 ↓こちらの判じ絵は、
 もうちょっと可愛げがあるかしらね。

  

 鈴に目がある→すずにめ→すずめ!

 鮫が酔っぱらっている→酔う鮫→ようさめ→よいさめ→酔覚め!

「くうゥッ、こっちもォ~!」
「がるぐる!」(←訳:微妙です!)

 いいんです。
 かつて、映画の中でオーソン・ウエルズさんは言っていたわ。

  ボルジア家の圧政はルネサンスの芸術を生み出したが、
  永世中立国スイスの長い平和は何を生み出した?
  鳩時計だけじゃないか!

 ……そうかなあ?
 少なくとも日本の江戸時代、
 大飢饉が何度もあって、
 災害も毎年のように起こって、
 格差や人権侵害なんて現代の比じゃなくて、
 そりゃもうひどいことだらけだったけれど、
 何万人もが亡くなる規模の戦争は、
 それだけは確かに無かった時代に、
 多色刷りの版画絵が生まれ、
 浮世絵という花を咲かせて
 そして欧米世界を魅了するに到ったんじゃない?
 それは、平和がもたらした美の花でしょう?
 
「これからもォ、へいわなァせかいィでッ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:判じ絵で笑おう!)

 笑う門に、平和の福来たる

 ――であるようにと、祈りつつ。

 
 
 
    さて、今回のオマケ画像は……
   
    やってきました、《シロクマ》の国へ!
    「ひんやりィ~!」
    「がるる!」(←訳:苺入り!)
    良いです!発熱に効きます《シロクマ》!
    熱中症の後遺症でつらい思いをしている御方は
    いちど試してみてくださいね。
    私ネーさには効果ありましたよ!
    ひと匙ずつ食べてゆくうちに身体が冷えて
    気分が良くなってきたんです♪
    う~ん、コンビニものではなくて
    本物の、本場・九州の《シロクマ》を食べたいわ!!

    「どなたかァ、かしてくださァ~いッ!」
    「ぐるるるがる!」(→訳:どこでもドア!)


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“不思議”がつなぐ糸。

2015-08-14 21:48:52 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでッス!
 うむうむゥ、
 おぼんやすみにィ、つきものォなのはァ~…」
「がるる!ぐるる?がるるぐるる!」(←訳:虎です!まさか?今日も怖い話?)

 こんにちは、ネーさです。
 夏のお休みにつきものなのは、やはり怪談?オバケの噂?
 いえいえ、つい熱が入ってしまうのは、
 思い出話、回顧譚、でしょうか。
 去年の花火大会はキレイだったね~♪
 昔お祖母ちゃん家で食べたスイカは美味しかったなぁ~♪
 そんな調子のお喋りを、
 お江戸の時代にやってみたら……?
 てな具合で、さあ、本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!

  



          ―― 三成の不思議なる条々 ――



 著者は岩井三四二(いわい・みよじ)さん、2015年1月に発行されました。
 はい、一冊みっちり、がっちり、回顧譚、でございます。
 ただし……これが、なんとも“不思議”な回顧譚。

 なにしろあの、
 天下の大悪人さんを俎板に乗せての昔語り、なんですからね。

「だいあくにんッ??」
「ぐるるる~?」(←訳:というと~?)

 歴史は勝者がつくるもの。

 その言葉に従えば、
 関ヶ原の戦から30年を経た江戸の町で、
 誰に悪人のレッテルが貼られているのか、
 想像するのは容易でしょう。

 石田三成さん。

 従五位下・治部少輔(じぶしょうゆう)の官位を得ていたため、
 治部(じぶ)と呼ばれることも多々あった、
 関白豊臣秀吉政権における重臣、
 エリート官僚でありましたが……。

「ひょうばんッわるいィのでス!」
「がるるぐるるるっる!」(←訳:ヒイキするんだって!)

 悪人とか、悪臣とか、まあ言われ放題の三成さん。

 では、ホントに大悪人だったのか、
 その証拠は?ってことになると?

「えッとォ~…?」
「ぐ~る?」(←訳:う~ん?)

 悪人なのか、そうでないのか。

 その証(あかし)を探すかのように、
 昔むかしの話を聞かせて欲しいと、
 訪ねて歩くひとりの町人さんがおりました。

 関ヶ原の合戦と、治部少輔の人となり。

 訊かれる方は、
 なんでまた三成ぃ?
 なぜいま関ヶ原ぁ?
 とも思うのですが、
 手柄話や自慢話をするのは気分のよいものです。

 問われるまま、語り出してゆけば。

「うゥむッ、ひとそれぞれェのォ?」
「がるるるる?」(←訳:三成さん像?)

 治部少輔とはどのような人物だったのか。
 あの日、関ヶ原にうごめいていた大名たちの思惑とは。

 また、江戸のあちこちで、
 さらには上方へまで出向いて
 思い出話の聞き取りをする町人の背後には
 いったい何者が存在するのか。
 その意図とは――

「どッちをォみてもォ」
「ぐるるる!」(←訳:謎だらけ!)

 ひとりの男の、飾らない素顔。

 時間を経たからこそ
 浮き彫りになる真実がある、とするなら――?

 歴史好きさんには素通りできない、
 フィクションでありながらノンフィクションの香りを漂わせる
 《知力》に溢れた快作です。
 ユーモアに満ちた語り口にも
 ニヤリ♪とさせられるこの御本、
 お盆休み終盤の読書のお供に、ぜひ!
 


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怖さがにじむ《冒険》ものがたり。

2015-08-13 21:46:44 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ながしぼしィ、くるでスかッ?」
「がるる!ぐるるるるるるがるる!」(←訳:虎です!ペルセウス座流星群!)

 こんにちは、ネーさです。
 横浜ではピカチュウちゃんたちが大量発生しているようですが、
 流れ星もビュンビュン飛びまくってくれるのでしょうか?
 夜空をじ~っと……見上げる前の準備体操に、
 本日も読書タイムを、さあ、どうぞ~♪

  



               ―― 鵺の家 ――



 著者は廣嶋玲子(ひろしま・れいこ)さん、2015年6月に発行されました。
 鵺(ぬえ)……
 ふふふ、良い響きですねえ。
 夏の怖い話にぴったりの、
 モノノケっぽさを感じさせてくれる言葉です。

「こッ、こわいィおはなしッ??」
「ぐるがるるー!」(←訳:怪談ですかー!)

 怪談、かというと、ちょっと違います。
 ホラーとも違いますし、
 御本の見返しには《時代ファンタジー》と紹介されていますけれど、
 私ネーさ的には、
 ゴシック・ロマンか、
 はたまた『遠野物語』か、
 乱歩さんの少年向け小説か――

 時代は、維新から50年を経た頃。
 或る地方に、
 天繭(あままゆ)村と呼ばれる村がありました。

 代々、村の領主をつとめてきたのは
 天鵺(あまぬえ)家の一族。

「ううッ! やぱりィ、なまえがァ、こわいィでスゥ!」
「がるるぐるる……!」(←訳:不吉な予感が……!)

 養蚕事業から得る巨大な利益で
 富裕を誇る天鵺家。

 その天鵺家が、
 分家――親戚の家々にお触れを出しました。

 天鵺家の跡取り、
 総領息子の遊び相手となる娘を探している、と。

「むむゥ、おかねもちッぽいィでスねッ!」
「ぐるるがるー!」(←訳:上から目線ー!)

 今年13歳になる、
 茜(あかね)ちゃんの両親は
 これを聞いて目の色を変えました。

 天鵺家の援助があれば、
 商売を拡張することも
 借金を返すことも
 帝都にいる息子たちの勉学を続けさせることも
 不可能ではなくなる……!

 茜よ、天鵺家に行っておくれ!

「えェ~、ちょッとォ、それェ~…」
「がるるるぐるる?」(←訳:ヤバそうだよう?)

 優しい茜ちゃんは、両親の苦衷を察し、
 天鵺屋敷を訪れます。

 綺羅綺羅しい調度品、
 舶来物の大時計、
 彫刻やタペストリー、
 珍しい獣の敷き皮や剥製。
 財力をひしひしと感じさせる屋敷の廊下を進んでゆけば、
 おりました、その少年が。

 若君(わかぎみ)と呼ばれる、
 天鵺鷹丸(たかまる)くん。

 いや、しかし、ここには……

「なッ、なんでスかッ」
「ぐるるるっ!」(←訳:なんか怖っ!)

 何かが、いる。

 鷹丸くんだけではない、
 茜ちゃんだけではない、
 古く、怖ろしいものが、
 この屋敷、この村に巣食っている。

「かッ、かえりましょうッ、あかねちゃんッ!」
「がるるぐるる!」(←訳:お家へ戻ろう!)

 父母と兄たちのことを思えば、
 帰りたいなどと簡単には言えない。
 若君をひとり残してゆくのも、心苦しい。

 暗澹たる空気の屋敷で、
 茜ちゃんの孤独な闘いが始まります――

「ちえとォ、ゆうきでェ?」
「ぐるるがるる!」(←訳:何かが変わる!)

 丹地陽子さんによる装画もすばらしく、
 ページを開けば止まらなくなる
 茜ちゃんと鷹丸くんの《冒険物語》、
 フィクションの世界に浸りたい!という活字マニアさんに
 激おすすめですよ。

 ただ、主人公が少年少女だから、なのでしょうか、
 この御本、児童文学にジャンル分けされているようです。
 本屋さんによっては、
 児童書のコーナーに置かれているかもしれませんので、
 探してみてくださいね~♪


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『白文鳥』が待っている。

2015-08-12 21:07:58 | ミュゼ
「こんにちわゥ、テディちゃでス!
 ……なんだかァ~、じみィ~!」
「がるる!ぐるがる!」(←訳:虎です!華がない!)

 こんにちは、ネーさです。
 ええ、本日は読書をサボって
 展覧会情報をお送りする日、なんですが、
 ↓いくらなんでも、これ、地味すぎやしませんこと?
 と思ったら、いいえ、大間違いでしたよ。
 さあ、あらためて、こちらを、どうぞ~!

  



            ―― 近代日本彫刻展 ――



 東京都小平市の武蔵野美術大学 美術館・図書館展示室5にて、
 会期は2015年5月25日~8月16日(日曜祝日休館、ただし8/16は特別開館)、
 『A Study of Modern Japanese Sculpture』と英語題名が付されています。

 テディちゃ、虎くん、地味だ何だと言ってる場合じゃないわ!
 ↓これを見てー!

  

「おォッ? これはッ!」
「ぐるる!」(←訳:文鳥だ!)

 そうよ!
 どよ~んとした灰色のチラシ(フライヤー)を裏返してみて、
 私ネーさ、息を呑んだわ!

 『白文鳥』!

 高村光太郎さん畢生の作!
 光太郎さんと智恵子さん夫妻の象徴ともいえる
 番(つがい)の文鳥像よ!

 光太郎さんの全集や作品集にはよく取り上げられている、
 この『白文鳥』(1931年頃制作)――
 有名な割には実物を拝見したことがなくて、
 どこの美術館が所蔵しているのかなぁ?と思っていたんですけど。
 
 なるほど、個人蔵なのね?

「ことりさんッ、きゃわゆいィでスねッ♪」
「がるるる~!」(←訳:愛らしい~!)

  

 展覧会には、
 やはり光太郎さんの代表作『手』も展示されて……いたんですが、
 展示期間は6月中旬まで、とのことで
 現在、『手』は観賞できないようです
 (『手』は東京国立近代美術館蔵)。

 また、森川杜園さん、佐藤朝山さん、横田七郎さん、
 橋本平八さんの作品も展示されています。
 朝山さんの作品もね、私だ~い好きなのですよ♪

  

 この展覧会は、
 ロンドン大学スレード校大学院教授エドワード・アーリントンさん協力のもと、
 ヘンリー・ムーア・インスティテュートによって企画されました。

 なぜ日本の彫刻家たちは動物や鳥、
 エビ、魚の干物、石までもかたちづくるのだろう?

 なせ普通に置けば見ることのできない作品の底面まで、
 かれらはかたちをしっかりと刻みこむのだろう?

 そんな疑問から生まれたこの企画展、
 出品点数は多くありませんし(約10点!)、
 開催期間は今週末まで!と
 差し迫っておりますが、
 アート好き&木彫好きな御方は、
 武蔵野美術大学へ、ぜひ~♪

「ぶんちょうゥ、いるかなッ?」
「ぐるるがるる!」(←訳:いるといいな!)





    では、オマケ画像もここらで。
   
   『大麦工房ロア』さんの
   ダクワーズ菓子とグラノーラサンド♪
   
   「ももあじィだくわーずゥ!」
   「がるるる~♪」(←訳:美味しい~♪)
   桃の焼き菓子を堪能したいところですが、
   私ネーさ、やっちまいました……
   夏バテなのか熱中症なのか、
   今日はどーんと発熱中でございます。
   週末に『白文鳥』を見にゆこうか、
   ニャンコの写真&物販展《ねこ休み展》に行こうかと
   考えておりましたのに……(滝涙)。

   「みなさまはァ、きちんとォ、たいちょうかんりィしてッ!」
   「がるるぐるるがるるるぐるるる!」(←訳:楽しい休暇を過ごして下さいね!)


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