「星の砂」ってサンゴのかけらだと思っていました。それにしては、たとえば宮古島の砂浜のように真っ白ではないなあ、茶色だなあと。なんとそれは海藻などにくっついて生活する「甲殻虫(こうかくちゅう)」の骨格(死骸)なのだそうです。ご存知のように「幸福をもたらす」といわれ、大量に採取されたため量が減っているそうです。あいよっこはお土産で頂きましたが・・。
写真:「星の子どもの骨が海の大蛇(フージャ)に食べられ、流れ着いた」という悲しい伝説も残っています。
ちなみにサンゴのかけら(指くらいの大きさ)が集まってできたのは上原港から船で約20分の距離にあるパラス島。10年ほど前は干潮時だけ出ていましたが、最近は常に出ていて、潮や台風などで大きな影響を受けるそうです。
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1本だけの主道路県道215号線を進むと仲間川の手前に「大富共同組合売店」と書いた建物がありました。外の自動販売機でさんぴん茶を買いながら「ここはなんだろう?何か売ってるみたいだけど・・・」と様子を窺っていると、買い物と終えた人が出てきました。ここはいわゆるスーパーマーケットだとわかりました。西表島にはコンビニはもちろん書店や薬局などもありません。急に薬が必要になったときなどには、どこで売っているか情報を得ておくことが大切です。<o:p></o:p>
狭い店内ですが、生活に必要なたくさんの品物が並んでいます。雑貨や農業用の品物、またクリスマスの前だったので、ブーツやプレゼントなどもありました。前述した西表ファンのT夫妻のお勧めは、強くてたっぷり入るエコバッグ。「ここで買うと1200円(たしか)だけど、みやげ物店では2000円くらいする」と話していました。もうひとつは内容量がたっぷりのお弁当。1つ買ってバードウオッチングなどをしながら散策して、お昼に2人で食べるのだそうです。<o:p></o:p>
仲間川や大原港を過ぎて、豊原地区で県道215号線は終点となります。さらにとうもろこしなどが茂っている農道らしき道を進むと南風見田(ハイミダ)の浜に到着。長く伸びた遠浅の海岸は泳ぐには最適で、この日も数人が泳いでいました。今は浜の後ろ側には森しかない自然に囲まれた浜辺ですが、ちょうど仕事関係の人たちが数人来て、海岸から陸のほうを注視していました。いずれホテルとか建物とか建つのでしょうか?残念な気持ちもありますが、旅人の勝手な願望かもしれませんね。
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<o:p> 写真:南風見田(ハイミダ)の浜で泳ぐ人とその脱衣発見!わかるかな?</o:p>
<o:p>冬でも南向きで波が穏やか。以前は海がめが産卵に訪れたそうですが、心無い人たちが騒いだり、卵を持ち帰ったりして</o:p>
<o:p>こなくなったそうです。</o:p>
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