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写真はすべて7/29-30 「<st1:MSNCTYST w:st="on" Address="曽爾村" AddressList="29:曽爾村;">曽爾村</st1:MSNCTYST>~<st1:MSNCTYST w:st="on" Address="吉野町" AddressList="29:吉野町;">吉野町</st1:MSNCTYST>めぐりの旅」<o:p></o:p>
写真:山上に広がる吉野の街並みは東洋のマチュピチュとも。<o:p></o:p>
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「福島の子ども、半数近くが甲状腺被爆 政府調査で判明」「福島の子どもの尿から放射性物質セシウム検出」「福島第一原発周辺は長期間住めないと政府判断」・・・心が痛むニュースが続いています。あるいはこれから始まる、のかもしれません。
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顧みると、原発を推進したのは「絶対に安全という、安全神話」「永久的に再利用できるという、夢のエネルギー論」「科学立国日本だからできる、必要である」という三大スローガンだったと思います。
写真:国栖(くにす)地区の浄見原神社から吉野川を。
<o:p>「ダムができる前は、そりゃきれいな水だった」と村の人。</o:p>
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事故当初「たいしたことはない。きっと日本の高い技術でうまく終息するはず」と思っていたのは、まさに私自身がこれらのスローガンを信じ込んでいたからです。そして枝野官房長官の「ただちに悪い影響を及ぼすことはない」やTVに出ている専門家の「それほど高い数値ではない、大丈夫」のコメントを信じたい気持ちもありました。
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しかし前者のふたつはこの大災害・大事故とともに消滅しました。残る三番目「科学立国日本だからできる、必要である」について考えてみたいです
写真:国栖(くにす)地区の浄見原神社には聖域の気配が満ちています<o:p></o:p>
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先日(8/7)NHKBSプレミアム「100年インタビュー」に登場されたジャーナリスト立花隆氏は原発に関して、「段階的に徐々に他のエネルギーに転換すべきだが、直ちに廃止はできない」という意見でした。なぜ?を詳しく聞きたかったです。
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また「科学は、つまり知識工学です。近年飛躍的に発展した科学・テクノロジーは、高度化・専門化してちょっとやそっとではわからないものになっている。専門家や研究者とそれ以外の人とのギャップが大きくなっているし、学校での教育も現実に追いついていない」と説明し、そのために「原発事故に関しても内容がわかる人は少なく、議論もできない」と指摘されました。
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写真:ここで奉納される国栖奏(くずそう)は、12人の翁による舞楽です<o:p></o:p>
最後に「これからは高度の知識を理解するための『メタフィジックス』(※形而上学:私なりの解釈では、科学技術の上層で倫理・道徳とか精神性を考慮する学問ってことかな)が重要になる」というお話でした。
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立花氏が「今まで宇宙科学や生命科学を中心に、その最先端を見つめて可能性を伝えてきたが、今その基盤が揺らいでいる」ことを危惧されているのはなぜなのでしょう?もっと本当のことを、一般人にも理解できるように具体的に説明して欲しいな、と思いました。TVでは言えないこともあるでしょうが・・・。
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以前、2006年4月にNHKプレミアム・テン「立花隆が探るサイボーグの衝撃」というドキュメンタリーが放映されました。これは本当に衝撃でした!
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脳と機械をつなぐ技術であるBMI(ブレイン・マシン・インターフェイス)がここまで来ているのです。人の脳から信号を取り出して外部で表現する、というのは身体機能が失くなった人には便利でしょう。いってみればテレパシーでスイッチをオン・オフできたりします。この技術はかなり製品化されています。
写真:雨がやみ、水蒸気が立ち登る、吉野川窪垣内(くぼかいと)付近<o:p></o:p>
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米軍が実験している「ロボラット」はその反対です。ラットの脳に指令を出して思う方向に進ませるのです。ラットをマウス(PC)で支配する?らしいです。5年後くらいには実用化、とか言っていたので、すでに相当なことが可能となっていることでしょう。<o:p></o:p>
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★☆★次回に続く☆★☆<o:p></o:p>
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