写真:1時間以上、東の空にかかっていた虹<o:p></o:p>
少し前の7月11日と12日、2日続いて東の空に虹が出ました。最初の日はちょうど西ノ京大池を通っていて見つけました。わあっ、虹だ! 急いで持っていたコンパクトカメラで撮りました。ここの景色は写真家入江泰吉氏の写真で有名です。一眼レフを持っていれば良かったなああ・・・(悔しい)
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でもなかなか消えません。決心して家に取りに帰りました。再び池のまわりに到着すると、薄くはなりましたがまだ出ています。結局最初の撮影が18:16で、最後は19:16、なんとちょうど1時間です! こんなに長い虹ってあり? びっくりですが、なんだか嬉しい。
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すると次の日、今度は学園前の大渕池を通りかかって、やはり東の空に昨日と同じような虹がっ!
写真:紅く染まってわかりにくいですが・・・。<o:p></o:p>
今日はどのくらい出ていたのかわかりませんが、最後に夕日と合体したような写真が撮れました。不思議で、そして嬉しい2日間でした。
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さて前回の続き、被爆者補償費についてです。<o:p></o:p>
「原子爆弾被爆者」は現在22万7500人あまりで、厚生労働省のHPによると、平成23年度の被爆者対策予算額は1,478億円で、平成23年度健康局予算の55.1%を占めています。始まった当初昭和32年度に1億7500万円だった予算額が、55年後にほぼ1000倍になっている勘定です。
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次に肝炎補償です。7/26に政府が発表した「集団予防接種を巡るB型肝炎訴訟」では、「和解金支払いについて、今後5年間で約6000億~8000億円を臨時増税して財源に充てる方向で検討に入った。・・・財源としては所得税が有力視されているほか、たばこ税を組み合わせて充てる案も浮上している」(毎日新聞7/27)
以下の写真は6/8-11 「乗鞍高原―上高地―<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="16:富山県富山市;" Address="富山市">富山市</st1:MSNCTYST>―黒部峡谷トロッコ列車めぐりの旅」
写真:欅平の奥鐘橋からは深い黒部渓谷を見渡せる
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このB型肝炎の感染者は全国に約100万人いるとされ、今回救済対象となるのは、そのうち4割以上の40数万人(国の推計)といわれます。今後はさらに増えることが予想されます。その他に医療関連補償としては、薬害エイズ、スモン病、各公害病、などもあります。
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そしてフクシマ原発の補償額は一説には数十兆円に上る、などの予想がありますが、10~20年後に現れる被爆症状、後遺症などに関してはまったく未知数です。
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もちろん被害を受けた方々が補償を求めるのは当然ですし、政府はきちんとするべきです。ですがここではちょっと横に置きます。
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このような補償関連費はおそらく年とともに増加の一途をたどるだろうと予想できますし、発病もかなり先であれば認定などもわかりにくくなり、さらに経費がかかるでしょう。いずれにしても先の見通せない不安定さを背負うことになります。
写真:新柳河原発電所は古城みたい<o:p></o:p>
現実社会の背景には、現在すでに4人に1人が65歳以上という超高齢化社会(つまり年金生活)、将来の納税が見込めない少子化、増加する生活保護費、引きこもりをはじめとする精神疾患、若者層の就職難やワーキングプアー(格差)、貧困などなどの問題も山積。
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津波だけでなく地震に対しても弱さを露呈した原発を、そしていったんコントロール不能になったら、現在の最高技術をもってしても制御不可能な原発を、この日本に54基も設置・稼動するリスクというものは、本当はどのくらいなのでしょうか?そして税金の多くが補償金や生活保護などに使われる社会は、納税者に魅力ある社会といえるのでしょうか?
「そんな心配は無用だよ」と誰かに言って欲しいのですが・・・。
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写真:欅平駅を登っていくと秘湯中の秘湯があります。
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