「ううぅ、さむっ!」伊良部島のフェリー乗り場から北に向かうのが島巡りの「順路」。港近くのサシバの展望台周辺はすごい風でした。もちろん人っ子ひとりいません。だけど白鳥崎をまわると、あららほとんど風は感じなくなったよ。島のお天気は風の方向に強く影響されるのですね。<o:p></o:p>
写真:佐和田の浜には、自然の造形美ともいうべき幻想的な光景が広がっています。
佐和田の浜から見る光景は不思議な雰囲気です。前方には小さな島影が、まるで天からコンペイトウを散らしたように点在しているのです。なんとなく異次元世界をほうふつするような、そのデザイン性(?)でCDのジャケットなどでも活躍しているようですよ。ガイドブックには「この岩は1771年の昭和の大津波で運ばれてきたもの」とあり、「日本の渚百選」にも入っているそうです。<o:p></o:p>
写真:島を天からばら撒いたような感じでしょう?
浜の西側からは、飛行機がひっきりなしに飛び立っています。伊良部島とたくさんの橋でつながる下地島の大半面積は「下地島空港」が占めていて、ここは日本唯一の航空会社のテスト飛行場です。パイロットたちが「タッチ&ゴー」などの訓練をしているのです。つまり着陸したその後、滑走路を走り即座に離陸する、を繰り返す訓練です。<o:p></o:p>
空港に近づくに従って機体と爆音もだんだん大きくなり、滑走路の一番先では、機体がお腹を見せて大空に飛び立っていくようすが大迫力で見れるのです。なぜだかわくわくと血が騒ぐよ!ああ、でもお天気がいまいち。ピーンと晴れた青空だったらもっと良い写真だったのに。(とお天気のせいに)ともかく飛行機ファンならずとも興味深いところなのです。<o:p></o:p>
当然ながら飛行場は金網がめぐらせてありますが、写真を撮るとき、支えにしようとしてつい触ると大変。なんというかグラスウールみたいなものがくっついて痛痒い感じになるんだよ。ご注意!
写真:空港を巡るように道路があり、滑走路の先は海へと続いています。開放感あふれる眺めなのです。
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さて空港を後にするとすぐ「通り池」の案内標識があります。通り池は道の両側に2つありますが、底はつながっています。そして海からも巨大な地下水路でつながっているので海水の池なのです。海に近いところではマンタ(オニイトマキエイ)やナポレオンフィッシュ、ネムリブカなどの大型生物も棲んでいるらしい。続く。
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