<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="29:奈良県五條市;" Address="五條市"> 五條市</st1:MSNCTYST>を巡っていたのに、なぜ<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="29:天川村;" Address="天川村">天川村</st1:MSNCTYST>の民宿に行ったのだろう?と思うかたがいるかもしれません。もちろんその日、<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="29:奈良県五條市;" Address="五條市">五條市</st1:MSNCTYST>大塔町で宿泊しようとしました。だけどネットサイトや行政HPの検索によると、この地域の宿泊施設はごく少ないです。
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唯一の公営施設である「星の国」では「1人宿泊プラン」がなく、一応確認のために電話すると、やはり断わられました。観光客が少ないから施設数やサービス態勢が弱くなるのか、あるいはその反対なのか? いずれにしても悪循環をどこかで断ち切って欲しいものです。
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そこで比較的近い<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="29:天川村;" Address="天川村">天川村</st1:MSNCTYST>の民宿に予約したというわけです。民宿の近くに、「天河弁財天社」があるのも好都合です。一度お参りしたかったそのわけは?
<o:p> 写真:この日、天河神社には若い男女があふれていました。</o:p>
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記憶によると「女性性を象徴する磐座(いわくら)」があり、真ん中に井戸があるらしいです。男性性をシンポルとする岩や建造物はかなり多く見聞きしますが、女性のそれは少ないので、「どんなんかな~?!」という単純な好奇心です。<o:p></o:p>
夕食時間が迫ってきたのでディジュリドゥのライブを途中で切り上げ、それほど広くないお社をぐるりと周ってみましたが、それらしきものは見当たりません。民宿に帰りご主人に聞いてみましたが、「神主さんとは親しいけれど、そんな話は聞いたことがない」という返事。土地の人が知らないのだから、なにかの思い違いだったかな?<o:p></o:p>
写真:西吉野町の「柿博物館」にある柿スダレが面白い。
記憶の元は五木寛之氏と鎌田東二(とうじ)氏の対談書『霊の発見』(2006、平凡社)です。五木氏はご存知の有名文芸作家で、鎌田氏は京都大学教授の宗教学者、神道ソングライター(石笛・ほら貝などの演奏)、NPO法人東京自由大学理事長等の活動をされています。 第一章「霊は実在するのか」にある「霊とは得体の知れない大きなエネルギーか」の一部を、以下に抜粋します。
写真:白くて清らかな
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鎌田:奈良県奥吉野の、天河大弁財天社のことですね。よく行きます。不思議ですよ、あそこの神社も。社殿の下に巨大な磐座があって、その巨岩の真ん中が井戸になっているんです。いまから18年前、天河大弁財天社の建て替えのときに、剥(む)き出しになったんですが、それはすごかった。すばらしい磐座でした。その天河は、琵琶山(びわさん)という山号なんです。<o:p></o:p>
五木:弁財天だから、琵琶をもっている。<o:p></o:p>
鎌田:ええ。全体は盆地のようになっていて、その山中の盆地の真ん中の、琵琶山のところは、こんもりとした小さな森なんです。そのまわりを川が囲っている。丘陵のようになっている森に、巨大な岩がある。まさに女陰のクリトリスみたいなものですね。その巨大な岩の中に井戸があるんですよ。自然に穴があいているんです。<o:p></o:p>
五木:穴が。<o:p></o:p>
鎌田:伝承では、そこからお金を投げ入れたりすると、地底の地下水に行き着くと言われています。天河というのは、熊野川の上流に当たり、天の川が流れていると考えられてから、そんな名前になっているわけです。つまりここは、天の川の水脈にはいっていく場所なんです。
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(続く)
写真:五条市内にある「二見の大くす」
※「天川村にはちょっと寄るだけ」、と思っていたので残念ながらあまり写真を撮っていません。残念!
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