写真:野川弁財天はお金の神さま。小さなお地蔵さんがきちんと整列。
国道168号線を右折し中原橋を渡って野迫川村に向かいます。この道は「すずかけの道」と呼ばれ、高野山と大峯山をつなぐ道です。村に入ると最初に出会うのが「野川弁才天(のがわべんざいてん)」です。空海が作ったといわれる御本尊の「大弁財天女像」はどんなものなのでしょう?興味津々で社の前に立ちました。
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ううむ・・・、なんといったらいいのか・・・、素朴な雰囲気なんだけど。門から見えるのは普通の民家です! 門の両側にある小さな仏像を写真に撮りました。赤くてミニチュアのような可愛らしさがあります。様子を見ながらおそるおそる中に入りました。だあれもいません。民家の横をとおって進むと、たくさんのお地蔵さんが並んでいます。そして横には階段があり両側にたくさんの赤いのぼり。
写真:ありのままといった素朴な門の向こうには民家が。
全体に静かで雰囲気は良いのですが、民家といい、コンクリートの階段といい、そして裏手にはなんと「野外ステージ」らしき施設もあるのです! どこか違和感に包まれたままでお参りしました。すると!!またまたびっくり!階段の上の本尊の前に並ぶ「狛犬?」のなんとのびやかで色っぽいこと。こんなに個性的なわんちゃんも始めて見ました。旅の嬉しさはこんな小さな発見にあります。
<o:p>写真:本殿の前に鎮座する一対のわんちゃん。(?)</o:p>
<o:p> どうです?個性的でしょう? でもうまく全体を撮ることができませんでした。</o:p>
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どうもここには神さまと「妙音院」という仏様が一緒にいらっしゃるみたいです。くだんのご本尊に会えなかったのはいうまでもありません。 周囲には散策道路があるのですが、なんとなく中途半端という印象です。「<st1:MSNCTYST Address="野迫川村" AddressList="29:野迫川村;" w:st="on">野迫川村</st1:MSNCTYST>の玄関ともいうべきところなので、雰囲気を大切にした工夫・整備が欲しいなあ」とひそかに感じました。
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「奥高野自然の里」の看板を見て、「廃校中学校を利用した宿泊施設」という奈良新聞の記事を思い出しました。それによると、この中学校で学んだ最後の学年の女性(48)が故郷に帰り、管理人をしているということです。
校舎は昭和24年に造られた木造二階建てで、昭和47年に廃校となりました。
昭和60年から体験学習・スポーツ・レクリエーションの簡易宿泊施設となったそう。古い歴史を秘めている建物は守りたいですね。
しかし残念ながら閉まっていました。現在は夏季のスポーツ合宿などが主流ということですが、「今後は四季折々の山里の楽しみを発信して、通年オープンをめざす」とあったのですが・・・。冬に雪深い地域は営業も大変となるのでしょう。
写真:高台に立つ学校の前にはテニスコートなどがあり、自然環境は満点。<o:p></o:p>
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