「山形~秋田 鳥海山の湧水ってすばらしい!」
写真上撮影日:2017/7/11
鳥海山の伏流水「元滝(もとたき)伏流水」鳥海山に降った雨が約80年
の歳月をかけて高さ5m、幅30mの滝となって湧き出ている。
「からだの声を聴く ②」
近年美しい筋肉ボディに憧れて、ジム通いする人が増えているそうです。TVでも男性芸能人が6つに割れた腹筋「6パック」を披露し、女性は「触らせて~!わっ、硬い!」と大騒ぎ。「体脂肪率は5~9%」などと筋肉モリモリをアピールしています。
確かに男性ボディの理想といわれる「ダビデ像」のように、美しく引き締まった身体を目指すこと自体は、女性の目にもとっても嬉しいことです。だけど専門的知識や訓練のない「自分流のコントロール」で行って大丈夫?と気になるのです。
「ボディビルディング」は「ウェイトトレーニング、栄養の摂取、ステロイド、成長ホルモン、インスリン、そして休養を組み合わせて、筋肉繊維を発達させること(Wiki)」なので、素人がステロイドやホルモン・インスリンなどを知識なしに取り入れることが最も心配です。
仕組みとしてはトレーニングでそれまでの筋肉を壊して、新しい大きな筋肉を作るわけで、このとき身体は筋肉増強の成長ホルモンや男性ホルモンが優勢となります。また新しい筋肉を作るために「タンパク質(アミノ酸)」が欠かせず、それが「糖質はダメ、脂肪はもっとダメ、たんぱく質はOK」という考え方になるのでしょう。たんぱく質そのものは過剰にとっても自然に体外に出ますが、人工的に排出されにくくすることは内臓に負荷をかけます。
一番の問題は、増強のために人工的・化学的合成物質である「成長・男性ホルモン導入物質(疑似ホルモン)」などを併用することで、国産の市販プロテインドリンクには含まれていないようですが、サプリメントなどで使う場合があるのです。
だけどね~、筋肉は激しい肉体労働や戦いのなかから生まれてくるもの。「戸外でたくましく働いているよ」アピールのために日サロで肌を焼き、「男性として戦いに強い筋肉」のために化学的物質で安易に効果を得ようとするって、やはり身体に相当な負荷となるはず。強い効果のある薬は「一度使うと副作用で一生苦しむ」ともいわれます。
さらに余計な心配を。「男性ホルモン強化」は当然ながら代謝を促し、食欲・性欲なども高まってくるでしょうから、ダイエットとは矛盾する状況です。女性ホルモンの減少は良く言われるように「このハゲ~!」促進であり、今飛ぶように売れている「男性臭脱臭剤」の必要性も増し、結果的に性欲をもてあます状況にならないかと・・・?
一般に女性ホルモンが女性の長命の根源にあり、血管系疾患やガンなどにも効果的とされています。つまり男性ホルモンは相対的に若々しさではなく、老いを促進するわけです。そういえば筋肉アピールする人って、どこかシワっぽく見えてしまうのだけど・・・。(妄想ですみません)
思い起こせば、日本人はつい最近の江戸時代ごろまで、ほぼ全エネルギーを主食の米でまかない、わずかな家禽類、海・川魚で動物性たんぱく質を、大豆製品で植物性たんぱく質を補ってきました。日本人の腸の長さはそれに適応したものとされているし、穏やかで根気強い性格傾向も食生活の影響と言われます。
もちろん食生活で最も大事なことは栄養バランスですが、DNA的には糖質多めで大丈夫、むしろたんぱく質過剰のほうが注意必要と自己解釈しているのです。ボディアピールするにも自然の労働や筋トレを重視して、薬類には頼らないという姿勢が必要ですね~。
***続く***
「元滝(もとたき)伏流水」 流れ、水の美しさ、周囲の岩の苔・・・
いつまでも見飽きることがない
生態系をはぐくむ
「カラマツソウ」白い花に見えるのは「しべ(花糸)」で
つぼみも花弁もないですが、風情がある。
十六羅漢岩(じゅうろくらかんいわ)
吹浦海禅寺21代寛海和尚が、日本海の荒波で命を失った霊供養と海上安全
を願って明治元年22体の摩崖仏を完工した。
写真下:鳥海山で出会ったにかほ市のゆるキャラ「にかホッペン」
中は暑そうでした~
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