あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

天才と博士と数式と ④

2019-09-02 11:13:31 | 天才と博士と数式と

   写真は2019/6/18「尾瀬国立公園・尾瀬ヶ原」

   尾瀬ヶ原:「燧ヶ岳(ひうちがだけ)」と「至仏山(しぶつさん)」の

   百名山ほかの山々に囲まれた本州最大の高層湿原。標高約1400mの広大な

   湿原には池塘(ちとう)と呼ぶ澄んだ池があり、美しい景観を作っている。

 

 

  最近カメラからの写真をPCに保存しようとすると「メモリー残量が少ない」との警告が出るようになり、ついに起動できなくなってしまいました。家電店では「Windows10を動かすだけで2GBくらい使うので、余裕を持って8GB以上のPCに買い替えを・・・」とのこと。Winndous7のサポートも終了が近く、やっぱなにかと買い替えを促す作戦があるんだわ。さらに増税も目前で、今家電店は景気が良さそうに見えます。

 

  だけどどれを選ぶのか、また出費も痛いし、なにより新しいPCはめんどうだ~!保存している写真を移動したり、整理したりで時間がかかってしまったよ・・・と言い訳。今回の写真は2019/6/18「尾瀬国立公園・尾瀬ヶ原」ですが、写真が順不同になりそうです。

 

 

  さて前回「文科系学生は統計学に悩まされる」と書きました。当時参考書として使っていた「-文系学生のための-社会統計学のたしなみ」(天野徹、1999、学文社)を本棚から探し出し、読み返してみると、その前文に興味深い部分があります。

 

  「文科系の学生たちには、数学が苦手で、たとえばΣ(シグマ※総和)という記号を見ただけでアレルギー反応を示す人も多い。統計学が、関数や幾何とは異なり、一種独特な性格を持っている(※前回書きましたね~)ことも、彼らの理解を阻むものであろう・・・。(中略)・・・高等学校の生徒たちには、『定理』を受け入れてその使い方を学ぶことに抵抗を感じないひと達は数学に『上達』し理系の道を選択できるが、『定理』そのものを疑ってかかるひと達はいつまでたっても数学が『上達』せず、文化系の道を選ぶという傾向があるらしい・・・。(中略)文科系の学生は、自分が納得・理解できないと前に進めない場合が多い」という説明があります。

 

  へえ~っ、論理的、理屈的だとかえって数学が苦手ってことなん?違うか?数字や数学は間違いのない定理に従って正確な答えを導き出す、と信じていたのに、それは初耳だ~。

 

  たとえば近年学力を表すとき使われる「標準偏差値Ti」の数式は・・・

              

  と書きかけたけど、数式はうまく書けないし、ネットからコピーしても

  「貼り付け」ができないよ。 残念だけど、断念!   

 

  ともかく、確かに∑や√がついただけで見るも恐ろし気になってきますね。だけど統計学の授業で学び、実際のデータを丁寧に数式に当てはめて計算していくと意外や意外、数式の意味や使い方がわかってくるのですよ。Σ(シグマ:総和・繰り返し足し算する)は、たとえばn個までの数値を足していけばOKだし、√(ルート)は分散でデータを2乗して計算したので、理解しやすくするために元に戻すものだったりします。あ~そうなんだ!

 

  計算しているうちに「これって昔々、高校時代に『数Ⅱ』だったか、こんな数式が出て、ほんお手上げ状態だった」ことを思い出しました。こんな目的のために使うものだったんだ、と初めて数式に意味があることを知ったのですよ。

 

  あ~あ、あの時代にきちんと意味から理解でき、お知り合いになっていたら、もう少し数学さまとお近づきになっていたかも? ま、当時「統計学の検定」とか教えられてもやっぱわからんかったかな? いずれにしても心理学で数字、数式、数学に新たな興味・関心を持つことができたのは嬉しいことでした。

 

     *** 続く ***

   荷物を運ぶ「山の鉄人 歩荷(ぽっか)」さん。すべて人力で自然を

   守る。

  シラネアオイ ピンクでやや大型の花は日本固有種 鹿よけ?の囲いがある

   シロバナエンレイソウ:普通のエンレイソウも咲いているけど、

   シロバナは初めて。

   ミズバショウ:すでに咲き終わっていると思っていたけど、まだ残っていて

   嬉しい



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