今年も紅葉が見頃になったと聞いて、過日 おっ家内と一緒に紅葉狩りに行って来ました。
今年の紅葉は、どこの名所でも、紅くなる前に葉が落ちてしまい、歯抜け状態になった木々が多いのと、隣合せの木でも、一方は落ち始めているのに、他方は未だ青々としている状態があちこちで見かけられて、ちょっと寂しい紅葉でした。
(↓)は、そんな青と紅が共存した状態です。
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(↓)は、小さな秋です。
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(↓)は、お寺の門の屋根を貫いている銀杏です。 どうして こうなるまで放っておいたんでしょうかねぇ? 今では 逆にそれが有名になっているんですが…。
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最後は、ハナノキの落ち葉(裏側は白い)の絨毯と、頭上のイロハモミジの紅葉に喜ぶおっ家内です。
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皆さまは 紅葉狩りに行かれましたでしょうか?
(画像をクリックすれば大きくなりますので、お試し下さい)
ホオノキ(朴の木)はモクレン科の大木で、初夏に白い大きな花がチューリップのように上向きに咲き、良い匂いがします。
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木は、下駄や楽器などに使われるそうです。 花の中心部が実になります。
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里山の麓にある公園に、同じモクレン科の「ユリノキ」(→写真は こちら)と一緒に植えられておりました。
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サギソウ(鷺草)の花は形がユニークでTV映りがいいのでしょう、ローカルTV局の地元の話題によく取り上げられる花です。 それを見て、私めも早速見に行って来ました。
サギソウ(鷺草)は、ラン科の多年草で、湿地に生え、球根を作って冬を越し春に発芽します。 8月頃に2~30センチの花茎を伸ばし、先端に 2~3個の花をつけます。
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花の萼片(がくへん)3枚は小さい緑色ですが、花弁3枚は白色で目立ちます。 殊に2枚の唇弁(しんべん)は大形で周辺が細かく裂け、花の後方には長い緑色の管状の距(きょ)と呼ばれるものがついており、半透明なので中に少し液体が溜まっているのが見えます(でしょう?)。 この花の形が白鷺の飛ぶ姿に見えるとして、鷺草の名が付いています。
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一度見たら忘れられない、中々に可憐な、美しい姿をした花であります。 皆様も是非一度実物を見ることをお勧め致しますです。
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ギンリョウソウ (銀竜草) という名の、ちょっと珍しい植物に出会いましたので、紹介します。
ギンリョウソウは、山地のやや湿り気のある腐植土の上に生える、葉緑素を持たない純白の腐生植物です。 葉緑素を持たない植物を初めて見ましたです。
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和名の「銀竜草」は、鱗片葉に包まれた姿を竜に見立てて付けられたそうです。 多年性で、高さは最大で20cm程になるそうですが、私めが見た(↓)や(↑)は 半分の10cm位でした。
(↓)は(↑)とは違う別の株です。
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別名はユウレイタケですが、薄暗い林の中に生える様子からつけられたもので、キノコではありません。 (↓)は、花(?)の中を覗いたマクロ撮影です。
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世の中には変わった植物がいるんですねぇ。
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ヒイラギモクセイ(柊木犀)は名の通り、ヒイラギの葉の特徴であるトゲ刺状の鋸歯と、ギンモクセイに似た花を併せ持っている雑種だと言われております。
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雌雄異株ですが、雄株しかないそうです。 どういうことなんでしょうか?
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(↓)は、ヒイラギです。
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生憎ギンモクセイの写真がありませんので、昔載せた我が家のキンモクセイでご勘弁を。
珍しい 大長実 果物 時計草 (おおながみ くだもの とけいそう) の花です。
花弁に見える赤い花被が10枚。 青い副花冠が花を取りまく。 花径10cm程度。 奇妙な配色と形の、全く変わった花姿です。 (↓)
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(↓)の写真を見てもらえば、時計草という名前の由来についての説明は不要でしょう。
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英名は パッション・フラワー。 このパッション(passion)は情熱や情欲の意味ではなく、キリスト受難の意味です。 南米でスペインの宣教師達がこの花を発見した時、雄しべの形が十字架に架かったキリストに、副花冠が後光に見えたらしいですわ。 目の色と(宗教)心が違えば、同じものでも違って見えるということでしょうか…。
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(↑)の写真からもお判りのように、蔓性です。 名前の通り、果物時計草では最大の果実、長さ20~30cm にもなる、瓜(うり)のような実ができるそうです。 (↓)は ほぼ真横からの姿です。
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熱帯性植物の花には 奇妙なものが多いですね。